◆スサノオ編~獣王ライ、その咆哮~
何もない平原に、1万人の獣人が集められた。彼らは皆、自分たちの新たな王が召喚されたことを予感し、期待と興奮の眼差しでその登場を待っている。
獣人たちの前にそびえる大岩の上、一人のライオンの獣人が悠然と立つ。その威風堂々たる姿は、まさしく彼らの王にふさわしい。ライオンの獣人、ライは、目の前に集まった国民を睥睨し、満足げに頷いた。
「余が獣王ライである。これより、獣人が世界を統べるため、余がスサノオ様より遣わされた。皆のもの余についてくるがよい。」
ライの力強い言葉が平原に響き渡ると、獣人たちは一斉に呼応した。
「「「うおおおおぉ!!」」」
その咆哮は、平原の空気を震わせ、新たな時代の到来を告げているかのようだった。
スサノオの神託とライの建設開始
ライはスサノオに問いかけた。
「スサノオ様。それで、まずはなにから行いましょうや?」
するとスサノオは、全く深く考える様子もなく言い放った。
「ああ? んなもの適当にやってくれ。そうだな、まあ、あれだ。王なんだからよ、立派な城で悠然と構えてりゃいいだろ。」
ライは一瞬きょとんとしたものの、すぐにその言葉の意味を自分の中で昇華させた。
「おお、城でございますな。確かに、国王たるもの、立派な城を持つものでございますな。御意。まずは築城から手をつけることに致しまする。」