表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
三柱ゲーム  作者: さらん


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

3/102

◆ツクヨミ編~王としての第一歩:国難と神の介入~

「おい、女神。なんでこんなに食料がないんだよ!!」

『ドワーフは飢饉で人口を減らしたからのう』

「おい、ドワーフの道具を売った金で食料を輸入しろ。それで開墾を急げ」


『ほほう、やればできるではないか。その調子でがんばるのじゃぞ(ほほほ)』


「陛下、穀物だけでなく食肉も不足しているようです。畜産の振興を進言いたします」

「で、予算は?」

「はっ、どこにもありません(ビシッ)」


_| ̄|○ il||li

(どうしろと)


「ではまず、税率を下げ国民を豊かにしろ。そして、貿易を活発にするのだ。」

「しかしそれでは国庫が」

「国民が増えれば税収も増える。何事もそれからだ。」


(ほほう、内政に力を入れておるようだの。われも、夜の間に飼料を育てておいてやるとするかの)


「陛下、今年はなぜか飼料の育ちがよく」

「ふむ、育ちがいいのは良いことだな」

「なのですが、飼料に誘発されてか虫も大量発生し、農産物まで食い荒らしております」

「くっそー、おいっ、女神!!虫をどうにかしてくれ!!」

『は?神がそのようなことを手を出すわけなかろうよ』

「ホントに役に立たねーな」


全軍に討伐命令をだした_| ̄|○ il||li

全軍への特別報酬、農村への復興支援、畜産の振興支援、どんだけ金が必要なのか。王様って1番偉いんだよな。 なんで俺だけこんなに苦労してんだ?


『ほほう、苦労しておるようじゃな。食料1つでそんなに目まぐるしくするとはのう(ほほほ)』

「食料1つでって、人間は食わねーと死んじまうんだよ」

『ならば、死なぬ者共を使役するがよかろう』

「は……?」


(何言ってんだ、こいつ)


『ゴーレムを完成させたと、先代のドワーフ達が言うておったのう』

「なに?」

『それを使役すれば食料なぞなくても問題なくなるであろう?』

「そんなものどこにあるんだよ」

『ほれ、そこに入口があるじゃろ』


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ