◆ツクヨミ編~本当に記憶、なのか~
俺は、『はっ』とした。
まさか、音声を拾って次を再生する仕掛けなのか?
ここまでの技術力だ、有り得る。
ならば・・・
「待ってくれ、ドワーフ王!!」
おれは、叫んでいた。
『ふむ、やっと答えてくれたね。
2回目か。
へー、キミは随分と賢いようだ。
この正解に気づき、やっと素直に名前を呼んだようだね。
ちなみに、敢えて違う名前だったら、違う記憶を流す予定だったのだが、流していないところをみると、うん、なかなかに素直な性格らしい。合格だ(にこ)』
『さらに言っておくが、4回目で名前を呼んでくれなかったら、残念賞を贈るところだった。
それはそれで面白かったから、実はこのルートも楽しみにしてたんだがね(笑)。』
「記録時間は短いんじゃなかったのかよっ!?」
思わず記憶に疑問をぶつけてしまった
『ああ、記録時間は確かに短いんだけどね、媒体はいくつもあるから問題ないよね?(笑)」
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もういや・・・。
「答えてくれるなら、なんでさっきは答えてもムダだなんて教えたんだよ!?」
こんな質問でも回答してくるのか?
これはカマかけだ。
『さっきの間でも、実はいくつか用意してたんだけどねぇ。
気づかなかったのかい?(笑)』
「え、うそ・・・」
『うん、嘘(笑)』
(コロス)
『さてさて、ここまで楽しませてくれた合格のキミには、私たちが錬成した全てのゴーレムを授けるよ。
もちろん、見つけた分だけだけどね。
私はキミのことをとても気に入ったよ。
だから、是非とも全部見つけてくれよな。
あ、全部見つけたら分かるようになってるからね(にこ)』
「言い忘れたことって、それかよ!?」
『そうだよ、多分。きっと。maybe・・・』
そう言ったと思った瞬間、視界が暗転する?




