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魔界との戦い  作者: 白木
404/406

魔流の生き方

「どうにか、敵の部品をある程度利用した形で歯車の素材は又調達出来ると思うけど、この北は、風が2方向からしか吹かないのが分かっている。北に吹く風と南に吹く風だけど、定期的では無く、突如逆になる事もあるからね。そこで、北に強く吹く時を利用して、この木車に帆をつけた。これにより人力の必要性が無くなるので、相当の距離を進めるし、風が止めば人力でこの板を踏みながら進む。そして逆に南に吹く風を利用する。帆はそのまま使う事にしたい」

「質問だが・・帆の事は理解した。しかし、帆は風を受けて前進するのに対し、逆の風なら逆進するではないのかな?」


 ガリの質問だった。


「ふふ・・当然の質問だけど・・この動力は人力、風力があって、まだもう一つを考えては居るけど、まだもう少し試験の必要性がある。確かに風力はその風を受けて進む原理だけど、この木車そのものが歯車と言う少しの力で大きな動力を生み出す原理なんだ。つまり、この木車とは空を飛ぶ空車にも利用できると思う」

「え!そんな事まで、この短期間に」


 驚く周囲を他所にユウゴはまだ続けた。


「まあまあ・・それはこの現木車の話が先なので、話を戻すよ。その歯車を今度は回転させたらどうなると思う?つまり、逆の風の時はその風を受けて歯車を逆方向に回せるようにすれば、確かに走力は落ちるけど、人力は極力少なくて済むだろう?それを考えた。これなら、鉄の板も、少し工夫して鉄矢を受けても跳ね返す位の強化をすれば軽量で、あちらの木車の何倍も早く進めるし、小型化により大量生産出来る資材が我が軍にはあるもんね。ここが僕らの利点だと思っている」

「ほうっつ!」


 ユウゴの考えに一同が絶賛した。早速試験試乗を差せるとエツゴは言い、エバを加えて、ビゼン、ヒリュウ、キランも駆け付けた。ユウゴに量産体制の事や、今の砦を鉄武装する事にも話し合ったのである。


「素晴らしい発案と共に、敵の武具を見てもっと良い物に改良する。ユウゴ殿の発想には何時も驚かされるが、正に今までにない戦力不足を補う物量作戦でもありましょう」


 ビゼンも、


「敵の大武力にはいささか肝を潰したものの、地雷はやはりこちらの彼我の戦力不足を考えて、埋設した。こうする事で敵は一斉に展開する攻撃が出来なくなったと思う」

「ビゼン先生の発案は素晴らしいです。つまり、敵の陣形や攻撃態勢を狭める事。後はこちらが対応出来る陣容を考えられる。省力化作戦でしょう。素晴らしいと思います」


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