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明希の思惑

フローライト第六十一話

ライブのリハーサル中に利成が怪我をした。台座が急に崩れて足から落下し、骨折はしなかったが酷くひねってしまい、当分は安静になってしまった。


咲良はその連絡を明希からの電話で聞いた。


「じゃあ、入院してるんですか?」と咲良が聞くと「ううん、検査で一日入院したけど、後は家で大丈夫だっていうから」と明希が答えた。


「そうなんですか・・・大丈夫なんですか?」


「うん・・・まあね。でも、何せ歩けないものだからトイレに行くのもやっとで・・・」


「そうなんですか・・・じゃあ、明希さん大変ですね」


「うん・・・まあ・・・それで、すごく申し訳ないんだけど・・・利成が個人でやってる会社のいくつかを私が任されてて・・・何度かは出かけなきゃならなくて・・・奏空は毎日忙しいし・・・咲良さんに付き添い数時間でいいから頼めないかしら?」


「え?」と思う。


「もちろん咲良さんのお仕事の都合もあるだろうから・・・それに合わせてていいから」


「・・・私は大丈夫ですよ。行きます。いつですか?」


「明日なの。ごめんなさい。急で・・・」


「あ、全然いいです。行けます。何時頃ですか?」


「午後からでいいの。数時間だけ・・・」


「はい。わかりました」


 


利成が怪我だなんて・・・おそらく初めてのことじゃないだろうか?


次の日の午後、咲良は久しぶりに天城家に訪れた。今のマンションに移ったのが夏の終わり頃で、季節は秋に移行していた。


「ごめんなさいね」とすまなそうに明希が言う。


「いいえ、全然大丈夫です」と咲良は明るく答えた。


二階だと大変だからと、利成は一階の部屋にいてできる仕事をしているらしい。


ドアをノックすると「はい」と声が聞こえた。咲良がドアを開けると利成が振り返る。思ったより全然元気そうだった。


「あ、ごめんね。わざわざ」と利成が言った。


「いいえ・・・大丈夫?」


「歩く以外は大丈夫だなんだけどね」


「そうなんだ。仕事中?」


「仕事ってほどじゃないんだけどヒマだからね」


「そうなんだ・・・じゃあ、何かあったらスマホで・・・」


そう言いかけたら利成が「少し話そうよ」と言ってきた。


「いいけど・・・」


「適当に座って」と言われて目の前にあった椅子に座った。座り心地のいい一人用のリクライニングできる椅子だ。


「あのマンションでの生活はどう?慣れた?」と聞かれる。


「まあ、慣れたよ」


「奏空とはどう?」


「どうとは?」


「仲良くやってる?」


「やってるよ」


「そう・・・」と利成が咲良の顔を見つめてくる。何だか急に気まずくなって咲良は目をそらした。


「怪我って・・・どうして?」と聞いた。


「舞台に組んであった台座が何故か崩れてね・・・そんな高い位置でもなかったのに変な落ち方しちゃったんだよ」


「そうなんだ・・・痛かった?」


「まあね」


「そう・・・」


「でもデビュー以来、こんな風にゆっくりしたことなかったからね、ちょっと満喫してるよ」


「そう・・・ずっと第一線で活躍できてるんだもんね。それはすごいよ」


「すごい?」


「うん、利成も奏空も・・・」


「咲良は女優はもうやらないの?」


「やらないっていうかやれないよ」


「どうして?」


「知ってるでしょ?何もかも私は中途半端なのよ。美人でもないし、グラマーでもないし、物凄い演技派でもない。売りどころがまったくないの」


「俺にとっては咲良は売りどころがあるよ」


「・・・何?口説き文句?」


「ハハ・・・そうだね」


「でもその足じゃ何もできないでしょ」と咲良は包帯の巻かれた利成の足を見た。


「そうだね」


「何か飲み物とかいる?持ってくるよ」


「じゃあ、まずトイレまで支えてもらっていい?」


「あ、うん」と咲良は立ち上がった。利成が椅子からゆっくり立ち上がるのを手伝った。


利成の手が咲良の肩にそえられる。身体をぴったりつけて歩いているとふと不思議に思った。


「ねえ、何で明希さん、私になんて頼んだのかな?」


「頼める人がいなかったんでしょ」


「いるじゃない。利成なら色々、頼めば喜んで来てくれるよ」


「明希は咲良が良かったんだよ」


(そうかな・・・)とちょっと違和感・・・。


利成がトイレから出てきて一緒にキッチンまで行った。


「あるもの飲んでいいし、適当に食べていいよ」と利成が言う。


「うん・・・でもまずソファに座って」と咲良は利成をリビングまで連れていった。


利成が座ってから身体を離そうとしたらそのまま引き寄せられた。


「ちょっと?」と離れようとしても押さえられてて身体が離れない。


「足以外は全然大丈夫なんだよ」と利成が言う。


「ねえ・・・やっぱり何か気になる」


「何を?」


「明希さんだよ。私をわざわざ呼んだの」


「どう気になる?」


「・・・盗聴器とかつけられてない?」と咲良が言ったら利成が声をたてて笑った。


「考えすぎだよ」


「でも・・・何て言うの?多分明希さん・・・」言いかけたらいきなり口づけられた。咲良は焦って利成から唇を離した。


「奏空に言うから」と咲良が言ったら利成が目をぱちくりさせてから言った。


「どういう意味?」


「奏空に言われたの。何かされたら俺に言ってって」


そう言ったら利成に爆笑された。


「そうか・・・じゃあ、何かしようか?」と利成が楽しそうだ。


「もう、まず離して」と咲良が言うと利成が手を緩めた。


「前から思ってたけど・・・」と咲良は利成の前に立ったまま言った。利成が見上げてくる。


「何人くらいとやったの?それと何であんな可愛い奥さんいるのにそうなの?」


そう言うと利成がまた少し面食らったように目をしばたたかせてから笑い始めた。


「もう、咲良って最高だね」と笑っている。


「もう!笑い事じゃないでしょ?」


「じゃあ、座りなよ。教えてあげるから」と笑いながら利成が言う。咲良は少し離れて利成の隣に座った。


「どの辺から言う?」


「どの辺とは?」


「デビュー前から?その後から?」


「とりあえず、結婚してからでいいよ。早く結婚したんでしょ?」


「そうだね、大学出てデビューしてからすぐかな。明希が妊娠したからね」


「そう・・・その子供は・・・」


「知ってると思うけど死産したよ」


「ん・・・」


「その時マスコミに騒がれて明希がいったん実家に戻ったんだけど、その時に別な人とやったよ」


「え?そんな時に?酷い」


「そうだね」


「それが初めて?」


「そうだよ、結婚したあとでは初めて」


「もしかして結婚前もあったの?」


「一度あったかな?これは明希には言ってないけど」


「酷い、何それ。誰と?」


「元カノ」


「は?」


「ライブに元カノが来てね。したそうにしてたからホテルに誘ったよ」


「最低・・・その後は?」


「んー・・・誰だっけ?最初が女優さんで・・・その後は・・・モデルの子だったかな?忘れたよもう」


「あーサイアク・・・私は何人目よ?」


「咲良は・・・何人目って重要?」


「重要ていうか・・・」


「咲良を誘ったのも軽い気持ちだけど、なかなか誘いに乗ってくれなかったからちょっと意地になったよ」


「そうだね、かなり強引だったもの」


「駆け引きが面倒なだけだよ」


「ふうん・・・」


「でも咲良とはほんと楽しかったよ」


「は?それ嘘でしょ?やったらすぐシャワーかけて帰ってたくせに」


「ハハ・・・そうだった?よく覚えてるね」


「覚えてるよ、そりゃあ。何度も寂しい思い・・・を」と言いかけて咲良は口をつぐんだ。


(やだな・・・また思い出しちゃったよ・・・)


あの頃の気持ちを・・・もう忘れてたのに・・・。


「咲良、ごめんね」と急に利成が言ったので驚いて咲良は利成を見つめた。


「楽しかったっていうのは本当なんだよ。今も楽しいしね」


「そう・・・」と咲良は利成から顔を背けキッチンに行った。


(何だかまた気持ちが・・・というより・・・)


身体が疼いてない?


(あーサイアク!)と自分に腹が立った。


「お茶?コーヒー?紅茶?」とキッチンから咲良は叫んだ。


「ウイスキーがいいよ」


「えー大丈夫なの?」


「少しくらいは大丈夫だよ」


利成がそういうので咲良はグラスに氷を入れた。そして勝手知ったる何とやらでウイスキーの入っている棚の扉をあけた。


「何で割るの?」


「いいよ、氷だけで」と利成が言う。


咲良はウイスキーを少しだけグラスに注ぐと利成のいるリビングまで持って行った。


「はい」と渡すと「ありがと」と受け取る利成。


(何だか怪我してる方が可愛いかも?)と利成の表情を見て思う。


「で、もう一つの質問だけど・・・」と咲良はソファに座った。


「ん?」


「明希さんみたいな純粋で可愛い妻がいるのに、そういうことをずっと続けるのは何故?」


「・・・そっちは難しい質問だね」


「でも理由があるでしょ?」


「理由ね・・・」と利成が窓の方に顔を向けた。


「若い時はただセックスがしたかったんじゃないかな」


「性欲が理由ってこと?」


「そうだね」


「じゃあ、今は?それに性欲なら妻にしたら解決するでしょ?」


「そうだね・・・やるだけならそれでもいいのかな」


「どっちにしたってやるだけでしょ?」


「ハハ・・・そうだね。でも妻に対しては少し違うでしょ?」


「どう違うの?」


「例えば子供が欲しいって言われてするのと、ただ性欲でするのとでは変わってくるでしょ?」


「子供が欲しいと性欲が一致すれば同じことにならない?」


「そうかもね。でもなかなかその辺は難しいよ」


「奏空の時は?欲しくてなんでしょ?」


「そうじゃないよ。できればできたでいいみたいな気持ちだね」


「明希さんも?」


「明希は欲しかったっていうより、子供を二回も死産したことで自分のことを欠陥品みたいに思ってたからね、そのコンプレックスが強くて・・・おそらくそのせいでしばらく妊娠しなかったんだろうね」


「そうなんだ・・・二回も・・・」


「咲良はどうなの?子供欲しいの?」


「私は別にそんなに欲しくはないよ」


「何で?」


「だって育てなきゃならないでしょ?そういうのって自信ないし・・・」


「そうか・・・」


「それに奏空だってどうなるかわからないし・・・」


「どうなるかって?」


「別れるかもしれないでしょ?今はいいだろうけど」


「何でそう思う?」


「奏空が若いからだよ。まだこれから色々経験積んでいくわけだし・・・私が邪魔になってくるかもしれないからね」


「そうなったら別れる?」


「別れるよ。しがみついたっていいことないもの」


「そうか・・・」


利成がウイスキーを一口飲んだ。


「利成は明希さんが大事なんでしょ?」


「・・・そうだね」


「じゃあ、もう他の人のところいくのやめなよ」


「・・・・・・」


「利成?」


「咲良はほんといいね」


「何が?」と咲良が聞いても利成は黙ったままだった。それからウイスキーを飲み干すと「悪いけど部屋まで頼んでいい?」と言った。


「もちろん、そのために来てるんだから」と咲良は利成が立つのを手伝った。部屋まで行くと「ベッドに座らせて」と言うのでベッドのところまで行く。


「このベッドって上から運んだわけじゃないよね?」


「買ったんだよ。ここはどうせ誰かが泊る時に使う部屋だからね」


「そうなんだ」と咲良もベッドの上に座った。


「今日は奏空、遅いのかな」と窓の方を見た。


「さあ・・・」と利成も窓の方を見た。


「やっぱり何か気になるな」


「何が?」


「明希さんだよ」


「何?盗聴器の話し?」


「そう、だって私に頼むな・・・」言いかけた途中で利成に今度は押し倒された。


「そうだね、咲良としていいよって意味かもよ?」


咲良は利成を見つめた。


「そんな足じゃ無理でしょ」


「そうだね。でも、咲良だけ気持ちよくさせてはあげれるよ」


「いらないから。奏空になんて報告するのよ?」


「ハハ・・・また奏空?」


「・・・奏空ってほんと不思議な子なんだよ」


「そう」と言って利成が咲良の髪を撫でてくる。そんなことを利成にされたのは初めてだった。


利成の唇が近づいてくる。その時リビングのドアが閉まる音が聞こえた。利成がドアの方を見てから身体を起こした。すると、ドアがノックされたと同時に開いて「咲良!」と奏空が顔をだしたので咲良は驚いた。


「ただいま!」と奏空が言う。


「おかえり。びっくりした。何でこんな早いの?」


「仕事が一つなしになったんだよ」


「そうなんだ」


「利成さん、大丈夫?」と奏空が利成の方を見る。


「大丈夫だよ」


「そう?無理しないでね」


「ん・・・」


「明希はまだなんだ?」


「うん」と咲良が答えた。


「じゃあ、明希が帰るまでいるから」と奏空が言った。


「少し休むから二人共好きにしてていいよ」と利成がベッドの布団をめくった。


「じゃあ、何かあったら呼んで」と奏空がスマホを持つように手を耳に持って行った。


「ん、わかったよ」と利成が言う。咲良が布団をかけるのを手伝うと利成が「ありがと」と言った。


 


リビングに行くと後ろから奏空が抱きついてきた。


「咲良、大丈夫だったよね?」


「何が?」


「利成さん」


「大丈夫だよ」


「ならいいけど」と奏空が離れる。


「それより気になることがあるの」


「何?」と奏空がキッチンに入って行った。それを後ろから追いかけて話す。


「明希さん・・・何で私に頼んだんだろう?」


「さあ?咲良が良かったからでしょ?」


「そうなのかな・・・」


「そうそう。何か気になることあるの?」


奏空が冷蔵庫からペットボトルに入ったお茶を取り出している。


「うん・・・何かね」


「そう?咲良、お茶飲む?」


「ううん、私はいいよ」


「そう」と奏空がペットボトルのままお茶を飲んだ。それからリビングのソファに座ってテレビをつけた。


咲良も奏空の隣に座ると奏空が肩を抱いて口づけてきた。


(あ、そうだ、さっき利成とキスしちゃったっけ・・・)


でもま、いいかと奏空のキスを受け止めていたら奏空が唇を離してから言った。


「利成さんとキスしてないよね?」


「え?・・・してないよ」


「んー・・・ちょっと怪しい・・・」


「奏空?いつも思うけど・・・奏空ってほんとは読心術できるの?」


「できないよ?ということは?やっぱりしたんだ?」


「してない」


「したでしょ?」


「してないから」


「ああ、俺今日早く帰って良かった」と奏空がまた口づけてくる。


(やっぱり奏空って超能力ない?)


奏空が口づけながらソファに押し倒してきた。それから咲良の脇の下や腰の辺りをくすぐってくる奏空。


「ちょっと、くすぐったいって!」と咲良が笑いながら身体をよじると「ダメ!お仕置き」と更にくすぐってくる。


「わかったって!ごめん」と言うと「あっ!やっぱり?」と奏空が余計にくすぐってきた。


「ちょっと、勘弁して」と言うと「ダメ!」と奏空が言う。その時咲良のスマホが鳴った。


「あ、鳴ってる。ちょっと待って!」と奏空を押しのけた。


「はい?」と出ると利成が「悪いけど何か飲み物頼んでいい?お茶でいいから」と言われる。


「いいよ」と通話を切ると「利成さん?」と奏空に聞かれる。


「うん、お茶が欲しいって」


「もう!何で咲良に?俺が持ってく」と奏空が立ち上がった。


「いいよ、そのために私来たんだから」


「何それ?利成さんのところ行きたいの?」


「違うって」と咲良はキッチンに行ってお湯を沸かした。


お茶を入れて利成の部屋に行こうとしたら奏空が「俺が持って行くから」とトレーを奪われた。


少ししてから奏空が戻って来る。


「もう一回釘さしといた」


「何のこと?」


「咲良に手を出すなって」


「手なんか出さないよ」


「出されてるでしょ?」


「出されてない」とふと窓の外をこっちに向かって歩いてくる明希の姿が見えた。


「あ、明希さん帰ってきたよ」


 


その日の夜はそのまま天城家で夕食を食べた。利成は明希が支えていた。


「奏空は仕事順調?」と明希が聞く。


「うん、まあね」


「そう、良かった」と明希が答えた。


後片付けを手伝っている間も明希は以前と変わらなかった。また頼むかもしれないと帰り際にすまなそうにしていた。


(やっぱり考えすぎか・・・)と帰り道奏空の車の助手席に乗った咲良は思った。


奏空は最近免許を取って車を購入していた。車の方がやはり目立たない。


マンションの部屋に帰宅してシャワーをかけてからパソコンを眺めていると、奏空が隣に座って横からのぞきこんできた。


「何見てるの?」


「ユーチューブだよ」


「ふうん・・・でもそれ利成さんだよね?」と言われる。


「うん、何か昔のがあったから」


「何で利成さん?」


「え?別に意味ないよ」


「咲良ってまだ利成さんのこと好きでしょ?」


「好きじゃないよ」


「んー・・・まあ、いいか」と奏空が口づけてからパソコンを消した。


「あ、何で消すのよ?」


「もう寝よう」


「・・・わかったよ」と寝室に入る。最近ダブルのベッドをいれた。


ベッドに入ると奏空がすぐに咲良の上に乗ってきた。そしてそのまま体重をかけてくる。


「ちょっと、重いんだけど」


「明日また行くの?」と奏空が体重をかけたまま言う。


「頼まれたからね」


明日も明希が出かけるからと頼まれたのだ。


「本当に気をつけてよ」


「大丈夫。もうそういうのはないから。それより明希さんが気になってしょうがないよ」


「何が?」


「だって・・・」


「明希も色々思うところはあるみたいだけどね」


「そうでしょ?そう思う」


「でも咲良は気にしなくていいよ」


「そうかな・・・」


「うん、そう」


「ところで重いんだけど?」


「このまま寝ていい?」


「いや、冗談。よけてよ」と咲良は奏空の身体を押し返した。


「俺とより利成さんの方がいいでしょ?」


「何が?」


「セックス」


「・・・そんなわけないでしょ?」


「ほんとに?」


「ほんと!だからよけて」


「やだ、よけない」


そう言って奏空口づけてくる。大丈夫だとは言ったけど本当は明日も不安・・・。

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