表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
20/51

束(つか)の間の平和

【先生サイド】


 師匠は彼が前の師匠の思想になっていく事を悲しく思い、またわたしに記憶操作を指示を下す。


 「…何故ですか?!彼が師匠の思想に寄り添う事は、師匠の最初の思惑(おもわく)通りじゃないですか?!」

 「…ルカ君、わたしはもう、彼の考えに賛同(さんどう)したんだ。」

 「………それじゃあ…わたし達は、なんの為に………」

 「ルカ君、君にも、平和がやってくるんだよ、このまま平和に、暮らしていかないか?」


 「………師匠…それが師匠の、お考えならば………」


 わたしは彼の記憶をまた操作した。


そうしてわたしが平和に染まる頃、事件は起きた………。


 人間達が、わたし達を排除(はいじょ)しようと攻め入ってきたのだ。


 人間達にとって特殊能力持ちの人種は脅威(きょうい)でしかなかった。

国家どころか世界が(くつがえ)される…だからこそ、特殊能力持ちは迫害(はくがい)され、隠れて生活していくしかなかったのだ。


 それでも人間側にも力を見極める装置があるらしく…いずれバレてしまう…。


 わたし達の平和なんて、そう長くは持たなかった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ