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村の中で

「えーと..あなたは....?」

「申し遅れました。この村で村長をやっているものです」

へー、こっちの世界でもそういう概念があるんだ。でも言葉が通じるのはわかったからこれだけでも十分な収穫だ。

「そういえば、名前を聞いてもよろしいですか?」

「私の名は、カイルです。あなたさんのお名前は?」

やべ、名前考えてなかった、どうしよう、元の名前を名乗るか、新しい名前を名乗るか、無いとゆうか...

「えーと..その…名前はないんです。ちょっと前に死んで転生してこっちの世界に来たんです」

「そうでしたか、でもこの村以外では話さない方がいいと思いますよ、この世界は転生者や転移者はとても嫌われているんですよ。」

「じゃあ何であなたたちは言ったのに襲わないんですか?」

「私たちでは転生者や転移者には勝てませんから、そのゆう人たちはなんかしらスキルを手に入れているので、まあ勝てるとしてもそんな残酷なことはしませんけどね」

スキルか、でも何あるかわかんないんだよな。そういえば服くれないかな。

「すいません、何でもいいので服くれませんか」

そういったらカイルはタンスみたいなものからボロボロの服をくれた。

「これを差し上げます」

そういえば、村長の服もボロボロだな。あまりこの村は発展してないのだろう。

「ちょっと村を見せてくれませんか?」

「別に構いませんよ」

あーこれは想像以上だ家は木と藁だけで使われている家...雨ですぐ壊れそうだな。やっぱり発展してない...てかこんな村でもいいから住ませてくんないかな...

「すみません、行く場所もないんでここに住ませてもらってもいいですか?」

「それはいいですけど...こんな村でいんですか?探せばもっといい村や町はあるのに」

「いいんですよ」

こんな村見たらこの人たちが心配だし...

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