終わりは突然に来るもの...
ビルが大量にたて並ぶ東京今は一人暮らしをしている。ここ東京には生まれた頃からすんでいる、ただ苦い思いでもある。
中学生の時に告白して降られたと言う思い出が、今あいつ何してるかな。
何か今見覚えある姿が見えたような「すみません」声をかけてみた。
「あれ、もしかして三坂くん?三坂 悠希くんだよね?」
やっぱりあの子だった。
「久しぶりだよね、同窓会からあってないから十五年ぶりくらいかな、三坂くんは今何してるの?」
「今は営業課のサラリーマンしてるよ、今日は日曜で休みだから、今からご飯でもいこうかと」
「そうなんだ、ちょっとそこのカフェでお話しない?今の三坂くんのこといろいろ聞きたいな」
久しぶりに中学の同級生に会ったなもう、こいつとは会うことはないと思ってたけど....
「キーーー」
「キャーーー」
なんと、カフェに行く途中にトラックがスリップし倒れてきた。
「危ない!」
もう、体が動いていた、あいつが潰されそうになっていた。この時は今までより早く動くことができた、トラックが倒れる前にあいつに手が届いた。
「三坂くん、三坂くん」
必死に呼ぶ声が聞こえてくる。俺は心臓の少ししたらへんから体が潰された。見える限りだが俺以外の被害者はいないようだ。
「最後にお願いしていいかい?」
「何?私にできることなら」
「名前をもう一回教えてくれないかい?」
「名前、私の名前は京子、森 京子。ねえお願い生きてこんな死に方納得できないよ...」
「そうか..ありがとう、頼むから静かに寝させてく....れ...」
「待って、いかないで、この十五年間ずっと伝えたいことがあったんだよ。お願い生きて、生きて....」




