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出会い

初投稿です!

目を覚ますとそこは見たことのない場所だった。異形の植物や黒い太陽、そして赤い空。


「なんだここは...」

「あら、お目覚めのようですね。」


そこには紫色の肌の少女がいた、その少女はまるで蛇のような赤い瞳をしていて、小学生程の大きさだった。


「お前は誰だ?」


と京介は聞く。


「私はサナキシア。この魔界の王女よ。」


その少女はこう語る。


「魔界?お前は何を言っているんだ?」

「あなたはこの世界に召喚されたのよ」

「召喚...?」


「召喚」京介が望んでいたもの、まさにそれだった。


「あなたにはこの魔界の勇者に選ばれた名誉ある人間なの、この世界の人間は酷いものよ、木々を切り山を崩し、自らの事しか考えず、私達の住む魔界の住人にも手を出しているの...この大陸の8割は人間のものと言っても良いくらいにはね」


「そうなのか...」

「だからあなたの様な善の心をもった優しい人間を異世界から召喚したの」


その時京介はふと思った。

『魔界で勇者...?それって魔王の手先じゃないか...?』と。



どうやらとんでもない世界によばれてしまったようだ。



ご覧いただきありがとうございました

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