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私がヒロインな訳がない  作者: 詩音
3/4

第2話 新しい家族

ん?ここはどこだ?(二回目)

そうか、別の体に移って、


「貴方、産まれたわ」


「今度は女の子か、妹ができたぞレオン」


「はい、お父様」


「可愛い私の赤ちゃん、こんにちは。

 無事に育ってね」


はじめてだ。母というのはこんなに優しいのか?

暖かくて、安心する。つい、泣きたくなる

何でだろう・・・


「ねぇ貴方、泣かないわ、この子。」


「どうしたんだろうな?」


泣くのが、普通なのか?

泣いても、起こらないのか?

心配してくれるのか?

あれ、涙が・・・


「おぎゃー」


「泣いたわよ!」


「あぁ、元気で可愛い子だな」


優しく笑いかけてくれる

神様、本当にこの幸せをありがとう。



 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

一年後


私の名前はアリス・ロイスティ

歩けるようになり、言葉もしゃべれるようになった。

種族は吸血鬼、かなり驚いた。

吸血鬼だけど、普通に日光の下を歩けるし、水にも入れる。

一ヶ月に500ミリリットル血を飲まないと暴走してしまう。が、

私は今とても幸せだ!


「おーい、アリス」


「はい、今いきます。」


私を呼んだのは兄のレオン・ロイスティだ。

少し気が強い性格で、髪は金髪で青い目。

少しドキッとするぐらいイケメン。


「今日は何して遊ぼうか。」


「レオンは何がいい?」


「何でもいいぞ」


「おいレオン!!また稽古を抜け出して」


「バレちゃった、稽古終わったら遊ぼうぜ!」


「うん!」


レオンの稽古をつけてるのがお父さん、

茶髪の髪に青い目。うん、かなり格好いい。


「こら、アリス!貴方もサボって!」


今私をしかったのがお母さん

金髪に青い目。この家は青い目が伝統なのかな?

ということは、私も青い目かな?

正直にいうと、自分の姿をまだ見たことがない。

どんな姿なのかな?


「アリス!聞いているの?」


「ごめんなさい‼」


「はぁ、じゃあ勉強に戻るわよ」


「私は武術の稽古しないの?」


「するけど、女の子のお勉強が先ね」


「はーい」


レオンは武術の稽古してるのに

ん、武術・・・なにか忘れてる用な?(ステータスとスキルについて忘れてます)

ま、いっか。


そのあと、私とレオンの稽古が終わり、二人で遊んで、夕食の時間になった。


「えーと、報告があります」


「何?お母さん」


「レオンとアリスに新しい家族ができます。」


「また?」


「またとか言わない、家族が増えるのよ」


「楽しみだね♪レオン」


「まぁ、そうだな」


「そこで、私が家族を産むまでの間、アリスは武術の稽古に回りなさい」


「本当⁉」


「一緒に頑張ろうな!」


「勿論‼」


「おぉ~、パパも鍛えがいがあるよ」


「アリスにはほどほどにしろよ」


「・・・・」


「黙るなそこでっ‼」


「大丈夫だよレオン、頑張るから」


「本当にきついから、早めに寝ろよ」


「うん」


稽古楽しみだな~

早く明日にならないかな?





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