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私がヒロインな訳がない  作者: 詩音
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プロローグ

小さい頃に親を無くし、親戚に引き取られたが、虐待というものを受けている。

親戚は私と自分の分の生活費を稼ぐのが大変だったのか、全て私に押し付けてくる。


お前がいると回りが不幸になる。


よく言われる。



私はいじめもされている。もう慣れてしまったが、

今日もまた殴られる、罵倒される、起こられる、


ごめんなさい。


この言葉をいう。


もうこんな人生疲れてしまった。

ふと、公園にいる女の子に目がいく

一人だ。私と同じ、いや、同じではない。

あの子の親が迎えに来る。

親がいたら、幸せだったのかな?

そんなことを思う。


あれ、女の子が飛び出していく。

猫が車に轢かれそうになってる。

どうするつもりなんだあの子は、そのままだと死んでしまうっ!


痛い、今までに感じたことのない痛みだ。

何で私が痛がるんだ?

女の子が恐ろしいものを見るような目でこちらを見てる。

あの女の子が車に轢かれたのではないのか?


そんなことより、手が暖かいのに体が寒くなってきた。手の方をみたら、赤い

血だ。


そうか、私が轢かれたのか。


ん?女の子の親がなにかいってる。

「ごめんなさいっ‼ありがとう」


こんな私でも役に立てたのかな?


私、死ぬのかな?

もし、死ぬんだったら、来世では、


愛される子になりたい。


私の最初で最後の願いがこれだなんて、悲しいな。

願いが叶ってくれたらいいな





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