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黙想の散歩道  作者: 智康
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死について考えてみたこと2

 これまでに死後の世界について書かれた本を何冊か読みました。

あの世に神様がいたりいなかったり、次の生を選択できたりできなかったりと、本によって書かれた内容はバラバラでした。でも、共通点もありました。死後の世界はこの世と同様に五感で体験でき、また、そこでは、ものを考えたり、感情を抱いたりできるようです。

 人間は現実世界を脳で体験します。死者には脳がないので、死者は現実世界と同様に死後の世界を体験するのに、生きている人間の脳を使っていることになります。脳の活動が現実世界のみならず、死後の世界も表現するなら、この2つの世界は同音異義語のような関係にあると言えます。このような空想も死後世界の仮説としてはなくはないと思います。

 空想にすぎないとしても、この仮説は物語のネタとしては面白いかもしれません。実際、1つの脳が生み出す2つの世界の話なら、村上春樹さんがすでに小説に書いておられます。いずれ、脳を介して、表裏一体となったあの世とこの世を設定とした小説、映画、ドラマなどができるのかもしれません。

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