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黙想の散歩道  作者: 智康
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視点

人は皆、個人の視点しか持ち得ません。


個人の視点や考え方は、個性であるのは間違いありませんが、同時に自分を縛る紐でもあります。個人の見解によってしか、物事を見れない不自由に人は縛られています。


他人の意見を採用したと言っても、他人の意見もまた、個人の視点から語られたことなので、それは自分を縛る紐を変えたにすぎません。どう足掻いても、人間は自分一個人の見方しかできないのです。考えの異なる人間との対立は、どちらの紐の色が綺麗かを争っているにすぎません。


人間である以上、自分の視点からしか物を見ることができないという、人や事物に対する不遜な態度は変えようがありません。人間は終生に渡って、自分個人の視点に住み続けるしかないのです。


僕がエッセイを通して語ることもまた、僕個人の視点にすぎません。読者の方には、一個人の考えたことにすぎないと思って読んで頂ければと思います。




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