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ある嫌われ者の人生  作者: 夏目寅次郎
8/10

あだ名

正義は変わった。


何が変わったのか?


好むと好まざるに関わらず目立つ存在に変わったのだ。


以前の小学校は生徒数1000人以上のマンモス校だったので、おとなしい正義はどちらかと言えば目立たない存在だった。


しかし今度の学校はその10分の1ほどの人数しかなく、都会から来た転校生正義の一挙手一投足は皆の注目の的だった。


まず、付けられたあだ名は都会から来たからか「江戸さん」。


表情が乏しかったからなのか次のあだ名は「人形」。


とにかく色々なあだ名を付けられたことは確かだが、子供というものは残酷な生き物だと今になって思う。


親しみを込めて付けるあだ名と、顔かたちの特徴を馬鹿にして付けるあだ名には、悪意は無くとも人の心を傷つける力がある。


いまだに覚えているということはよっぽどトラウマになっているのだろう。







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