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ある嫌われ者の人生  作者: 夏目寅次郎
7/10

新天地

一家は関東の田舎町に転居することになった。



荒川と秩父山麓に程近い長閑な町だ。



反対した母と姉二人は不機嫌だった。



父誠一郎は議員という肩書きは失ったが、庭付き一戸建てを手に入れて寧ろ嬉しそうだった。



そして正義も狭い押し入れでの寝泊まりからようやく解放され上機嫌だった。



ここから新生活を送ることとなった。






正義にとって転校は初めての経験だった。



その学校は築100年以上の木造の校舎だったことに正義はカルチャーショックを受けた。



登校初日、全校生徒100人程の小さな学校の朝礼で正義の名前を校長先生に紹介された。



正義は人前に出るのが苦手なので恥ずかしがりながら挨拶した。



「飯塚正義です。みなさん宜しくお願いします。」



挨拶すると皆から拍手された。



とにもかくにも転校生「正義」の新しいスクールライフが始まった。




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