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ある嫌われ者の人生  作者: 夏目寅次郎
6/10

父の決断

誠一郎はある日の夕食後



「議員を辞めて引っ越すことにした」



それを聞いた妻史子と姉二人は大騒ぎとなった。



正義だけは事の重大さを理解出来ずにいた。






女性陣は猛反対。



「生活はどうするの?」



「友達と別れたくない」



数々の反対意見が飛び出した。




それでも誠一郎は引き下がることはない。



むしろ興奮気味にこう言った。



「このまま議員を続けていては自分が自分でいられなくなる」



その言葉に家族は反論の言葉を失った。




こうして父誠一郎は二期八年続けた議員の職を辞することにし、家族は新天地へと旅立つことになった。


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