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死者の手 設定資料集  作者: 直さらだ
第四章 時神 資料集
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用語解説

四章に登場した用語の解説ページです。

・新年祭

フロウェール大陸全土で行われる大規模な祭り。期間は年末の三日前から年明け四日間の一週間。

時の女神フェノムに、今年も一年時を歪めずに見守ってくれてありがとう、という感謝を捧げる。

祭りが始まると、出店を出すようなところ以外はほとんど休みになってしまう。自宅でパーティなどをする場合は食材の事前調達が必須。


・女装

男性が女性物のを服を着て行動すること。女装の際は女性になりきる必要が有るため、大股で歩かない、座る時は膝を付ける、大口を開けないなどの、いわゆる女性らしい振る舞いが求められる。


・携帯暖房

『死者の手』の一部隊員に支給される道具。魔石を加工する際に出るクズ片を容器に入れた物。魔法の熱で反応させ暖房代わりに使う。

僅かだが発光するので明かり代わりに使えないこともないが、大人しくライトを点けた方がマシ。


・オシャレ

オシャレは我慢から始まる。


・港町ベロナイカ

南の開拓地南端に存在する街。外国との取引は主に航路を利用する関係上(陸路を行くと魔獣に襲われる)、南の開拓地及びベロナイカの開発は、他の開拓地とは比べ物にならないくらい力が入っていた。

魔獣と侵入者を防ぐために、街を取り囲むように高さ十五メートル程の防壁が建てられている。

街の中央近くに建てられた時計台は展望室も備え付けられているが、住民はほとんど寄ってこない。

住民の多くは領主であるトルーマンと共に、開拓を進めてきた人達。


・私兵団

開拓地に存在する街毎に常設される、魔獣対策用の兵団。基本的に運営は開拓を進めている開拓貴族が行っている。

ベロナイカの私兵団は、ベロナイカが早期に開発を終えた関係上魔獣討伐の任務に就くことが無くなってしまい、街の人、特に農業従事者から若干穀潰しのように思われていた。


・競り

特定の商品を、不特定多数の客がそれぞれ買値を付け、一番多く買値を付けた人に商品を売るシステム。所謂オークション。

ベロナイカで行われた競りは、国営の採掘場から採れた魔石の競りで、国内の有数商人や研究者などがやって来た大規模なものだった。


・脱皮

動物が古い表皮を脱ぎ去ること。転じて、着膨れした少女が上着を脱ぎ捨て、スレンダーな身体を衆目に晒すこと。……寒い。


・魔法使い

魔法使いは知的なイメージというのは結構一般的。筋肉ダルマが魔法使いと名乗ると、大概一度は疑われる。


・馬

人間が乗り物として利用することが多い草食動物。

開拓地では車はほとんど普及しておらず、列車が通る路線も整備されていない場所が多いので、基本的に馬は貴重な移動手段。

荷車やそりを繋いで馬車にすることが多い。私兵団では騎兵も存在している。

『死者の手』及びアルバサイド学院でも馬の訓練はしており、隊員は勿論、実習生もそれなりに上手く乗れるらしい。


・白いコート

『神の子』の幹部メンバーらしき人間が着ているコート。恐らく制服。お尋ね者の癖に、肩口に大きく『神の子』の刺繍を入れる徹底っぷり。


・アイドル

偶像、及び崇拝される対象のことを指す。姐さん!


・遺跡

フロウェール大陸各地に残っている建造物。その多くが時の女神フェノムを崇拝していた痕跡を残している。フェノムを崇拝している『神の子』にとっても重要視される場所らしい。遺物に手を掛けるなどあってはならない。


・創造神

この世界を作ったとされる女神。創造神は時の女神フェノムを生み出し、この世界から去っていったらしい。


・雪崩落としスノーフォール

レオが咄嗟に考えた必殺技の名前。《振動発生ヴァイブレーション》の魔法で生み出した衝撃波で地面の雪を持ち上げ、大きな雪塊を相手の頭上に落とす。相手は埋まる。


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