表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
死者の手 設定資料集  作者: 直さらだ
第一章 試験 資料集
2/16

キャラクター紹介

第一章に出てくるキャラクターの紹介ページです。

・リム

アルバサイド学院一年生。十五歳男性。

小さい頃から『死者の手』に入ることを夢見ていた少年。下層北区の中ほどに家がある。下層の出身ではあるが、文字の読み書きに加えある程度武術と魔法の心得もある。

得意な武器はダガー。銃の腕前は可もなく不可もなく。魔法は少し苦手で、長時間の結果保持ができない。一方マナの制御は得意だと自負していて、《身体強化アクティヴェーション》は指の一本や目だけを活性化する、というようなことも可能(普通は全身を満遍なく強化する)。脳だけを強力に活性化させて思考を高速化する魔法《高速思考クロックアップ》を生み出した。

世にも珍しい不死ではない人間として生を受け、幼少期から好奇の目に晒され生きていたため、人と目を合わせないよう下を向いて歩く癖がある。性格も主張するタイプではなく、どちらかと言えば周囲に同調してやり過ごしがち。

一人称は「ぼく」。髪の毛の色はダークグレー。痩せ型で身長も男性としては少し低め(百六十六センチくらい)。

好きなもの:朝日や夕陽をみること。

嫌いなもの:特に無し(好き嫌いしてると下層では生活できない)。


・アリス・カー=フィッツロイ

アルバサイド学院一年生。十五歳女性。

リムが中層で出会った貴族の少女。小さい頃の約束を果たすため学院に入学したらしい。中層北区に住んでいる。

得意な武器はレイピア。銃はあまり上手くない。魔法全般が得意で、特に大気中のマナに干渉することは他の追随を許さない。しかしその一方で運動は得意とは言えない。魔法を使わない格闘戦の成績は中の下といったところ。《魔素変質トランスミッション》と《魔素加速アクセラレーション》の二つの魔法を基点に運動能力をカバーする。

貴族の出なのに何故か身分の違いをどうでもいいと思っている。下層出身のリムにも分け隔てなく接する。

優しい性格で、明るく快活な振る舞いをするが、緊張に弱い。試験前も一人っきりだったことと場の空気に呑まれて顔を青くしていたが、リムに声をかけられて元気を取り戻した。

大袈裟な仕草をすることが多く、舞台役者のような印象をリムは持っている。

一人称は「わたし」。髪の色はプラチナブロンド。小柄で身長も低い|(本人曰く百五十六センチくらい)。並。

好きなもの:猫。猫グッズ収集癖あり。

嫌いなもの:人を馬鹿にすること。


・レオナルド=バンフィールド

アルバサイド学院一年生。十五歳男性。

リムが試験中に仲良くなった中層西区出身の少年。ひょんなことから魔法について調べる機会があり、実践してみたら上手く扱えたからというだけの理由で学院を受験した。

得意な武器は己の拳。銃の腕前は普通だが好きじゃない。魔法は《振動発生ヴァイブレーション》が得意で自分に合っていると思っている。運動も得意で、恵まれた体格を活かし格闘戦を繰り広げる。

明るいというより騒がしいタイプ。大柄な見た目に反して繊細な感性の持ち主で人の気持ちもよく察する。

一人称は「おれ」。赤毛。大柄で長身|(百九十センチ以上二メートル未満くらい)。

好きなもの:運動全般、筋トレも好き。

嫌いなもの:陰口など、陰湿な感じのこと。


・ミズハ=アサギリ

アルバサイド学院一年生。十五歳女性。

リムが試験中に仲良くなった中層東区出身の少女。大昔に東の島国からやってきた一族の子孫。実家は剣術道場を開いているが閑古鳥が鳴いている。剣術を広める門下生を増やすためという理由で親に受験を勧められ入学した。

得意な武器は刀。銃は下手。魔法の扱いは普通。《身体強化アクティヴェーション》の扱いは慣れていて、剣術と合わせて高い戦闘能力を発揮する。

物静かで自己主張が弱い。言葉の節々で区切るように喋る。いつも眠そうな目をしているが、食事の時だけは目がぱっちりする。

一人称は「わたし」。髪の色は黒。リムと同じくらいの身長で女性としてはやや長身、スラっとした印象。薄い。

好きなもの:食事。特にパスタ。

嫌いなもの:特に無いが、あえて言うなら「レストランで一口も食べずに調味料を料理につける人」は嫌い。


・ニーナ=アスターシャム

アルバサイド学院一年生。十五歳女性。

リムが入学式の日に出会った中層南区出身の少女。実家が不死否定派の家で、毎年学院の試験を子供に受けさせていた。その流れで本人も特に考えること無く進路を決定。

得意な武器は銃。特にライフルが好きで、腕前も中々。魔法はそれなり。ほとんど使い手がいない治癒魔法の資質に恵まれている。運動は得意ではないので、後方から射撃と治癒魔法で援護するスタイル。

ちょっとおっとりした性格で、学院に来る前から急かされることが多かった。

一人称は「わたし」。髪の色は明るめの茶。身長はアリスとミズハの中間くらい。豊か。

好きなもの:ハーブやお花を育てたり、植物栽培全般好き。

嫌いなもの:葉っぱに付く害虫に恨みを抱いている。


・コーデリア=クレイギア

アルバサイド学院三年生、学生総長。十七歳女性。

学院の先輩。学生総長を務めていて、試験最終日と入学式の時に挨拶をした。

一人称は「わたくし」。青みがかった髪の毛。ミズハよりも身長は少し低いくらい。とても豊か。

好きなもの:紅茶

嫌いなもの:辛いもの


・エレン=ウォッチャー

アルバサイド学院教員。一年の実習生を担任する。二十六歳女性。

リムが試験の時に出会った学院の教師。

同僚のシェリー曰く「空気を壊す」程の抜けた性格をしている。魔法に関しては天性の才能を持っており、マナを視覚的に捉えることができるらしい。

思い浮かべた人の様子や場所がわかる特殊な魔法《千里眼セカンドサイト》を使用して、入学式の日にリムとアリスを助けた。

一人称は「わたし」。髪の色は濃い目の茶。身長は百六十二センチくらい。それなり。

好きなもの:シェリーちゃん。それと……。

嫌いなもの:思いやりや平等の精神がない人は苦手。


・ランドン=エリウィンクル

入学試験でリムに突っかかってきた開拓貴族の次男坊。十五歳男性。

典型的な差別主義者で、下層出身のリムと一緒の空気を吸うことが嫌で嫌で仕方なかった。

開拓地で訓練を積んでいたので、剣の腕前は中々のもの。

ある程度分別のある性格ではあるので、リムに負けたことはちゃんと事実として認めた。

一人称は「わたし」。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ