・Ⅰ《アイン》・
Vérité《ヴェリテ》
・Ⅰ《アイン》・
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私は、みんながおかしいと思う。
[私をみんながジロジロと見る。]
「おい、アイツめっちゃ転校しているらしいぜ」
「ほかにいじめていたとか」
「人を殺したらしい」
「ヤバい奴じゃん」
「まじで、近づかないでおこう」
アイツらは、他人から噂を聞き、それを自分の物差しで測ろうとする
他人から貰った価値観でしか物を測れない無力な人間。
自分にとっての価値観など、持っていない。
今も、私の事をなんか裏で言っている。
どうでもいいが・・・。
当たり前なんてものがいけない。
当たり前があるから生きにくくなる。
そして、自分の神経が壊れゆくのだ。
まあ、正直言って・・・興味ない。
関係ないし、どうでもいいし、気を使うとか嫌。
私は、そんなこと思いながらこのあと小さな事件を起こすのだ。
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あぁ~、つまらない、暇だ。
なんか面白いこと起らないかな・・・。
「あぁ、またか」
私は、いわゆるいじめ?を受けている。
まあ、やられるからやり返すがあいてがやり返されてからは、こっそりとい
じめを受けるのでその裏をかくのも面倒だ。
それよりも被害を受けているのが妹。
私を魔女というので妹も魔女だとおもわれているそうだ。
ほら、あそこ。
妹がローブで吊るされている。
とりあえず、助けたほうが良さそうだ。
あのままだと帰れないし。
(3分後)
「タンっ」と、床を蹴る
「しゅっ」、紐を切る
「ボンっ」、人がクッションの上に落ちる
「タン」床に着地
「はい、終わり」
「もうちょっと早く助けられなかったの・・・?」
「・・・うん、無理」
助けるのめんどくさいし
「じゃあ、丁寧にできなかったの・・・」
「・・・無理だった」
たすけただけでもいいとおもえ、クッションも置いたのに。
「・・・・・」
「・・・・・」
「はぁ、」
「で、なんで」
「え・・・?」
「だからどうして、ああなった」
「・・・意識が混濁してて、よく覚えてない」
「あぁ、そう」
まぁ、関係ないけど・・・。
「立ち上がれる?」
「無理かな・?」
妹が、姉の手を取る。
「・・・・・・」
大体、検討ついてるし、しかも、当たってる。
はぁ、どうにかしないと。
いちいち、対応するのは、嫌だ。
どうしようか?
関わりたくなさせるには・・・。
あぁ~、あれかな。
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あ~、アイツら今頃、サッカーしているだろうな。
「カチャ」、旧校舎のカギを開けた。
「カツッ」、レザーのちょっと厚底ヒールが階段で音を鳴らす。
「カツッ」、レザーのちょっと厚底ヒールで階段を上る。
「これかな、カチャ」、旧校舎の扉のカギを開けた。
「ガラガラッ」と、旧校舎の教室を開けた。
「ガラッ、ここならいいかな」
今回は、特に準備しなくて済んだし、よかった。
それに、というか風強い。
“音、届くか?”
「ピー」、口笛をした。
あっ、来た。
[死を呼ぶ鳥・カラスがこちらに飛んでくる]
[そして、ある人間に飛んでいく]
「あっ、うまくいった。」
そう、この前いじめてきた奴だ。
体育が始まる前はロッカーに、荷物を置いている。
そのうちに、体育中に体操服の背中が黄色になるように、
スプレーの中に黄色の汗に反応する液体を入れカラスに
攻撃してもらうのだ。
まぁ、うまく液体が反応するかはわからなかったがうまくいった。
見事なほどにアイツはカラスにつつかれ、巣に持っていかれそうになり、
高く飛んだので、「今かな。」と思い鳴らした。
「パチンっ」と、指を鳴らした。
「グシャ」と鈍い音がした。
まぁ、あの高さなら・・・
手足が折れてるぐらいか、つまらない。
全身骨折までは、いってほしかったな。
まぁ、本当は、死んでほかったのに、嫌。
そうだ、呪うか。
いや、流石に呪うとやばいし、やめとくか。
もうちょっと遅れていたら、いい具合だったのに。
当てが外れた。
校長室に呼ばれた。
行くのも、めんどうだ。
まぁ、どっちにしても行かないと。
ヴぁ。
嫌いな人が3人もいる。
校長、父、母、最悪な光景。
まぁ、何回か見てきたし。
でも、嫌。
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「ガタン」と車が揺れる
「はぁ~、またなのね。」
「あの小学校がこの子のことに耐えきれなかったんだよ、きっと。」
「まぁ、そうね。」
「退学じゃなくて、新学期と同時に転校という形でよかったわ。」
「しかも、次の学校は中高一貫性の学校らしいし、普通とは違う学校だから、
気に入るといいわ。」
「絶対に貴方の理想には、なりたくない。」
「貴方の人形には、なりたくない。」
「て、誰かが言っていた。」
「そんなに、嫌なの。」
「嫌。」
「まあまあ、話し合いだろ。」
「ただの口喧嘩になっているぞ。」
「まぁ、いいけど。」
「これからは、1年に、4回会うこと、これ以外なら脱走以外なら
何してもいいことにするから行きなさい。」
「・・・・・」
「・・・まぁ、はぁ。・・・」
このくらいの条件ならいいけど、脱走はする、絶対。
まぁ、もう暇だし、やることないし。
このグロワール中学校も、もうそろそろ耐えられなさそうだし・・・。
まぁ、リュミエール・デスポワールに行くか。
嫌だけど。
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ここがあなたにとって心地よい空間でありますように。
by_____
作者のリベルから
これは、基本的に、魔法・リアル・ダークファンタジーの類です。
私が、やりたいことを詰め込んだような話なので、是非とも
温かい目で見守ってくれるとありがたいです。
誤字などしている場合も教えてくれるとありがたいです。




