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Operation Soul~若者達の幽霊退治~  作者: 杉之浦翔大朗
第五章 Milky Way love story
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83 御神体は遥か彼方より来たる

 目を覚ますと、坂田や小田の泣きそうな顔に覗かれ、その間には神社の古い天井の模様が見えた。

 杉野は、織彦神社の畳に寝かされていたのだ。


「起きた! 起きたよ! 良かったぁ!」


 小田が嬉しそうにそう言うと、寝ている杉野へ抱きついてきた。

 巫女装束越しに柔らかな身体の感触を感じ、杉野は戻ってこれたことを神に感謝した。

 ちょっと前に黄泉の国の神に食われかけたりしたので、あくまで高天原の神様だ。


「良かったなぁ、杉野! いきなり倒れちまった時は、どうなっちまうのかと思ったぜ」


 坂田はそれからよくやったとも言って、頭をがしがしと撫でてくれた。

 いつもは憧れているだけだった兄貴分に褒められるのは、なんだか照れくさい。

 そういえば、一緒にいたはずの八坂はどうなったのだろう。

 そう思って、杉野が周りを見渡してみると、冷めた目をした八坂がこちらを見下ろしていた。


「あ、あー、どーも」


「いい御身分ね、ほとんど月読様に助けてもらってたくせに」


「そ、それは言わないで!」


 杉野が慌てると、八坂はくすくすと笑い出した。


「別に言いふらしたりしないわよ。でも、あんたが春樹ちゃんに手を出してるんなら、話は別だけど」


「いや、それは、違くて」


「美紀姉、俺は本気なんだ! 本気で好きに――」


「だあぁぁぁぁ!!」


 小田の告白を遮るように、博士が叫びながら御社殿へ入ってきた。


「な、何事でありますか!?」


「い、今、次元状況に反応があったぞ!」


「どういうことや?」


「つまりだな、我々が今いる次元とは違う次元空間から何かしらのコンタクトがあったということだ」


 博士の話はいつも理解できないが、今回は度を越していた。


「ついに壊れちまったか」


 坂田なんかは、呆れて空を眺めていた。


「イカレてなどおるものか! これを見てみろ! 次元監視装置のデータじゃ!」


 そう言って見せてきたのは、これまた心電図のような線が書かれた紙の束だった。

 いくらか前にも、こんな物を見た気がする。


「また誰かの脳波とかじゃないんすか?」


「これはれっきとした次元のひずみを捉えたデータじゃ! そんな誤魔化しなんかではない!」


「それで、そのデータで何が分かるってんだ?」


「ここを見てみろ、ここだけ目に見えて分かる程に激しくなっているだろう?」


 博士が示した箇所を見てみると、確かにそこだけ他の箇所よりも線の上下が激しかった。


「へぇ~、よく分からんけどすごいな」


「そうじゃ、凄い大発見なのじゃよ、これは! いいか、ワシは今迄に様々な場所で次元の監視を行ってきたが、ここまで反応したのはこの神社だけなんじゃ」


「つっても、その次元監視装置ってのは本物なのかよ? インチキマシーンじゃねぇの?」


「何を言うか! これは、ワシが発明したのだぞ!」


「だから、信用できぬのだろう」


「なんだ貴様、文句でもあるというのか?」


 またもや、芦屋と博士の口喧嘩が始まりそうだったので、杉野は慌てて口を挟んだ。


「そんなのどうでもいいじゃないですか! 無事に二人共帰ってこれたんですから」


「何処から帰ってきたじゃと?」


 杉野はやっちまったと思った。


「ええと、ど、何処からでもいいじゃなっすか」


「いいわけあるか! 貴様ら二人は何処かへ行き、そしてここへ帰ってきた。そうじゃろう?」


「まあ、そうですけど」


「ならば、何処に行ったのか答えられるはずじゃ」


 追い詰められた杉野が八坂に助けを求めるも、八坂は何故かそっぽを向いてしまった。

 焦った杉野が御社殿の中を見回すと、見覚えのある顔を見つけた。


「もしかして、月読様ですか?」


 その絶世の美女は杉野の問いかけに頷いた。


「なんじゃ、こやつは誰なんじゃ? 参列者の中にはいなかったと思うが」


「だから、月読様ですよ!」


「もしや、月読命か!? いや、そんなはずはない! 月読命は男神のはずじゃぞ」


「如何にも、この方は紛れもなく月読命、その人であらせられる」


 声のした方を見ると、杉野達が起きる前はシルエットだけだった彦星ノ神の顔や着ている着物までもが見えるようになっていた。


「彦星の神様! あんた、姿が見えるようになっとるやないか!」


「ふふふっ、月読様に力を分けてもらったのだ」


「控えよ、彦星よ。私の力をむやみやたらに見せびらかすでない」


「こ、これは失礼いたしました!」


 彦星ノ神は、ははっーと頭を畳に擦りつけ平伏した。


「では、貴方様が本物の神様なのか?」


 博士は信じられないものを見るような目で月読様を見ていた。


「そうだ。神を見るのは初めてか?」


「ああ、そうですとも。まさか、生きてるうちに神様を見られるとは思っていませんで、酷く驚いているのです」


 博士は目を白黒させながら、いつもとは違う丁寧な口調で月読様と話していた。


「それならば、わざわざ降りてきたかいがあったな」


「ありがたき幸せにござりまする」


「では、そろそろ失礼する。さすがにもう夜の食国に戻らねばならぬからな」


 月読様はそう言ったかと思うと、ふっと煙のように消えてしまった。


「なんだったんだ? あの美人は?」


 状況が分かっていない坂田が馬鹿な質問をすると、博士が疲れ切った声で答えた。


「あの方こそ、月読命じゃ。所謂、夜を統べる神じゃな」


「そんなすげー神がなんでこんなボロい神社にいるんだよ?」


「それが謎なのじゃよ。……待てよ、もしやあの時空のひずみは!」


 博士がハッとした顔になったかと思うと、急いでハイエースへと戻っていった。


「なんなんだ、ほんとに」


「さあ?」


 一同がはてなを頭の上に浮かべていると、ハイエースの方から博士の嬉しそうな雄叫びが聞こえた。


「やっぱりじゃ! やっぱり、あやつは異次元から来たんじゃ!」


 と思うと、爛々とした目をした博士が再び御社殿へ入ってきた。


「ほれ、見てみろ! あやつが消えた時のデータにひずみが入っているじゃろう? これが、あやつが異次元人である証拠じゃ」


 博士が突き出してきた紙には、先程と同じような波形が刻まれていた。


「ってことは、あの美人は神じゃねぇのか?」


「そうとも言えん。所謂、神の次元から来たのかも知れんしな」


「神の……」「次元……」


 杉野と八坂は顔を見合わせた。

 もしや、あの黄泉の国がその次元だったのだろうか。

 そうなると、あの武将達はなんだったのだろう。

 地獄から来たと言っていたが、確か地獄は日本神話には出てこなかったはずだが。


「これは、面白くなってきたぞー! よし、貴様ら! 各地の神社を巡って、次元を監視するぞ!」


「いい加減にしろ、糞ジジイ!」


 博士が意気揚々とハイエースへ乗り込もうとしたのを見て、ついに芦屋が怒鳴った。


「我々はあそこにいる幽体を捕まえる為に来たのだ。私の部下にこれ以上無駄な仕事をさせるつもりか!」


「冗談じゃ、冗談。さすがのワシもそこまではせぬよ。これが終わってから、ちゃんと本部に申請して――」


「懲りてないではないか! 仙石! 早くあの幽体を捕まえろ」


「へいへい」


 芦屋の指示を受けた仙石が、彦星ノ神へとにじり寄る。


「や、やめろ! 我も神なのだぞ!」


 彦星ノ神は、まさか自分が捕まるとは思ってなかったようで、面白いくらいに焦っていた。


「神の力を得た幽体なんやろ? そんなら、いい実験材料になりそうや」


 そんな光景を見て、小田や宮司は訳が分からずにぽかんとしていた。

 構わずに、仙石は彦星ノ神と正対した。


「すまんが、捕まえさせてもらうで」


 言いながら、懐から銃を取り出し、彦星ノ神へ向ける。

 生まれて初めて銃をみた宮司や巫女達は酷く怯えていたが、仙石は構わずに一発撃った。

 銃弾は奥の御神体が安置されている神棚へ当たり、中にあった石を砕いた。

 さらに、銃声に驚いた小田が気絶してしまい、杉野の膝に倒れ込んでしまった。


「あーあー、無駄に逃げるから外れてしもうたやないか」


「よくもやってくれたな、己ら!」


 彦星ノ神が叫んだと思うと、一瞬で何処かへ消えてしまった。


「なっ、芦屋ちゃん! ソウルアイ持ってきて!」


「OK、任せろ」


 芦屋がハイエースへ向かったので、仙石は銃を懐に戻して、その場に胡坐をかいた。


「いくらなんでも、あそこまでやるこったぁねぇだろ」


 坂田が呆れ気味に言うと、仙石が睨んできた。


「あれくらいやらんといかんねん、ああいうのは。あんたらも幽体を舐めってっと、取り返しのつかんことになるで」


「それでもさぁ……ん?」


 坂田が何かを言いかけたまま固まったので、杉野は不審に思った。


「どうしたんすか?」


「いや、変な音しねぇか?」


「言われてみれば、確かに……」


 言われた杉野も、ゴゴゴッという謎の音を微かにではあったが聞いていた。

 その音は次第に大きくなり、ついにはその場にいる全員が聞こえるほどになる。


「おい! お前ら! 早く出てこい!」


 ソウルアイを取りに行ったはずの芦屋が御社殿からかなり離れた所から呼びかけた。

 気づくと、博士のハイエースもなくなっている。


「なんすかー? なんか問題でも発生したんすか?」


「いいから、走ってこっちに来い!」


 訳が分からなかったが、芦屋のあまりの形相に杉野達は宮司や巫女達を連れて、芦屋の下に急いだ。



 外に出ると、音はより一層大きく聞こえた。


「あれを見てみろ」


 芦屋に言われて、空を見てみると、そこには今まさにこちらへ向かってきている火の玉が見えた。


「あの大きさなら、そう被害は大きくないだろうが、念のために山を降りるぞ!」


 芦屋の命令に杉野達は素直に従った。

 さすがにあんなものを見てしまっては、反抗などできない。

 しかし、逃げるのが少々遅かったようで、神社の敷地の外へ出たくらいで御社殿の方から凄まじい音と共に火の矢のような熱が杉野達へ襲いかかった。

 杉野は、お姫様抱っこで運んでいた小田へとっさに覆いかぶさり、なるべく火傷をさせないように守った。

 自分のことを好きだと言ってくれた子を守れないのに、本当に好きな人を幸せにできるはずがないのだ。



 あれだけ熱かった熱が収まり、辺りは静まり返っていた。


「っ!」


 騒ぎで起きてしまったのか、杉野の下にいた小田が息を呑む音が聞こえた。


「ごめん、こうしないと守れなかったから」


「守ってくれたのか……」


 えへへへと嬉しそうに笑った小田は一旦放っておいて、杉野は坂田や仙石を連れて、御社殿の方を見に行ってみることにした。



 御社殿のあったであろう場所には見事なクレーターができており、その真ん中には20cmくらいの黒々とした隕石が地面にめり込んでいた。


「これはまた、派手に落ちたもんやな」


 仙石がクレーターの底へ滑り降りると、その隕石に触った。


「あっちぃ!!」


 どうやら、相当熱いようだ。

 あれだけ燃えながら落ちていたのだから、当然だろう。

 杉野も近くで見たかったので、クレーターを滑り降りようとすると、足を滑らせて底へ転がり落ちてしまった。


「痛てて……」


 幸いにも怪我などはしなかったが、かなり恥ずかしかった。


「おーい! 杉野ー! 大丈夫かー?」


 颯爽と降りてきた坂田が心配してくれているが、恥ずかしすぎて顔が見れない。


「大丈夫です。ちょっと、躓いただけですから」


「にしては、派手に転がってたやん」


 ナハハと仙石が笑うので、杉野はもう顔を上げられなかった。



「んで、それがさっき落ちてきた隕石か」


「ああ、そうや。さっきまでは熱すぎて持てんかったけど、もう冷めたから大丈夫そうやで」


 仙石がそう言うので、杉野は漬物石ほどもある隕石を持ち上げてみた。


「重っ!!」


 見た目よりも遥かに重く、杉野は早々に隕石を地面へ落とした。


「どれ、俺も持ってみるか」


 坂田も持ってみると、杉野よりは軽そうに持ち上げる。


「こいつは重いなぁ。多分、鍛えてる奴じゃなきゃ持ち上げられんよ、これは」


「ちょー、ワイにも持たせてくれや」


「ん? ほい、どうぞ」


「へい、ありがと――あっつぅ!」


 坂田から隕石を受け取った仙石は、どういうわけか隕石を熱いと言った。

 杉野が触った時には、ほのかに暖かみを感じるくらいだったのだが。

 仙石は熱さに耐えられずに、ついには隕石を自らの足へ落としてしまった。


「痛い痛い痛い!」


 あまりの痛さに悶絶している仙石を助けようと、杉野と坂田の二人で隕石を持ち上げようとするが、何故かビクともしなかった。


「なにやってんるんや! 早う、取ってくれ!」


「いや、頑張ってやってんだけど……」「重くて、持ち上がらないんですよ!」


 杉野達が苦戦していると、何処からか声が聞こえてきた。


『仙石とやら、その石を除けてほしいか?』


「いいから早く除けてくれや! 痛くて、死にそうなんやて!」


『そんな態度では無理だな。反省の色が見えん』


 仙石が口答えするたびに、隕石はどんどん重くなっていった。


「分かった、分かったから! 謝るから、これ以上重くせんでくれ!」


『謝るのだ!』


「ごめんなさい! ごめんなさい! ワイが悪うございました!」


『よし、それでいい』


 仙石が謝ると、隕石はたちまちのうちに軽くなり、二人の力なら楽に持ち上がるほどまでに戻った。


「ふぅ~、足が千切れるかと思ったわ」


『これに懲りたら、今後は神を大事にすることだ』


「ほんまに、こんな目に会うのはもうこりごりや。また、お稲荷さんにでも行ってくるわ」


 無事に仙石を助けることができたが、一つ疑問が残る。

 この声は、一体何処から聞こえているのだろうか。

 不思議に思った杉野は、隕石に耳を当ててみた。


『できることなら、普通の神社に行ってほしいが……まあ、よしとしよう』


 その声は、確かに隕石の中から響いていた。


「もしかして、この中に入りました?」


『おっと、バレてしまったか。実はな、先程の騒ぎで我の御神体が壊れてしまったので、ちょいと新しいのを引き寄せてやったのだ」


 もしや、幽体の磁力を操る力を使って、隕石を地球へ引き寄せたのだろうか。

 そうなると、こいつはとんでもない悪霊なのかもしれない。


「確保ー!」


 杉野は隕石を担いで、クレーターを駆け上がった。


『んな! 小僧! あの小娘を助けてやった恩を忘れたのか!?」


「その小娘を黄泉の国に送ったのも貴方でしょう?」


 彦星ノ神からの返答はなかったので、この勝負は杉野に軍配が上がった。



 確保した隕石を、麓の宿まで逃げていた博士のハイエースに詰め込んだら、今回の任務は完了だ。


「ご苦労だったな、諸君。では、ワシは次元調査に行かねばならぬから、これで失礼する!」


 そう言うと、博士はそのままハイエースに乗り込み、七夕村の出口へ爆走していった。


「では、我々も帰るとするか。君達も気をつけて帰りたまえよ」


「楽しかったでー」「ほな、失礼しますー」


 芦屋達本部組も、爆音を鳴らして帰ってしまった。


「どうするよ? 俺らも帰っちまうか?」


「まあ、ここにいてもやることないですし……」


「自分も昨日の戦利品を整理したいですし……」


「私もあっちの友達と約束が……」


 満場一致で帰ることに決まった杉野達が宿へ荷物を取りに戻ろうとすると、宿の門の所に誰かの見つけた。

 その人影がちょこちょことこちらへ近づいてくると、その潤んだ瞳を杉野に向ける。


「もう帰っちゃうのか?」


 小田は今にも泣きそうな声でそう言ってきた。


「バイクで走りたいとこもあるし、それにここら辺じゃあ観光できそうな所もないからね」


「せめて……せめて、下の名前だけでも教えてくれよ」


 そういえば、小田は苗字しか知らなかったのだった。

 杉野は最後の情けとして教えてやることにした。


「透、杉野透だよ」


「っ! 透(にい)! 絶対帰ってこいよ!」


「気が向いたら――」


 杉野が答え終わる前に、柔らかい何かに口を塞がれた。

 それが、小田の唇であることに気づくのに、杉野はいくらか時間がかかってしまった。

 あまりに突然の出来事だったので、思考が追いつかなかったのだ。


「えへへ、美紀姉に取られないように唾付けちゃった」


 唇を離した小田の顔は耳まで真っ赤に染まり、白い巫女装束とのコントラストがとても綺麗だった。


「言っとくけど、美紀姉以外の女に手ぇ出したら、許さないから!」


 そういえば、八坂がこちらを見ていた気がする。


「うん、分かってる」


 さっきの口づけでちびっとばかし揺らいだが、決して嘘ではなかった。


「それじゃあ、またね、透兄! 俺、ずっと待ってるからね!」


 小田は手をぶんぶん振りながら、神社の方へと戻っていく。

 それを見届けてから、杉野は自分の相棒に跨り、帰路についた。



 あれだけ暑かった陽射しは鳴りを潜め、秋を知らせる、ひんやりとした風が吹く。

 その秋の初風は、恋する若者達の熱を優しく冷ましてくれた。

 いつの日か、恋の稲穂が実るように……。

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