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Operation Soul~若者達の幽霊退治~  作者: 杉之浦翔大朗
第四章 UMA ATTACKS
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41 得意分野はUMAと旧日本軍!?

 セダンの助手席に神谷が乗り、他の三人は後ろに乗り込んだ。

 少しばかり狭いが、神谷がいち早く前に乗ってしまったのでしょうがないのだ。


「自分、今日の仕事をとても楽しみにしてたんです。なんせ、UMA研究の第一人者である藤原先生のお手伝いをできるのですから、もう興奮が抑えられないのでありますよ! して、今回のターゲットはビッシーですか? それとも、規格外の巨大ブラックバスですか? もったいぶらないで、教えてくださいよぉ」


 助手席に座ったのは、藤原に色々と聞くのが目的だったらしく、マシンガン並の速さで藤原を質問攻めにする。


「残念ながら、琵琶湖の水棲生物を捕獲する予定は今のところないかな。ただ、道中で変なのを見つけたら、君らにも捕獲を手伝ってもらうから、その時はよろしくね」


 大人な藤原が優しい口調で返すと、満足したのか神谷の口から質問が聞こえてこなくなった。

 しかし、滋賀にまで来て、水の中に住んでいるUMAを捕獲する予定がないというのはどういうことだろう。

 疑問に思った杉野は、そこらへんを聞いてみることにした。


「あの、水棲生物を捕獲する予定がないって、どういうことなんでしょうか? 滋賀なら琵琶湖くらいしか探す所ないんじゃないですか?」


「ハッハッハッ、面白いことを言うねぇ。滋賀には琵琶湖以外にも、伊吹山とか比叡山みたいなUMAがいそうな自然がいっぱいあるんだよ」


 藤原に言われて、杉野は無意識に滋賀県をディスっていたことに気づいた。


「す、すいません」


「いいよいいよ、気にしないで。とは言っても、今回は山にも行かないんだけどね」


「山にも行かない? ってことは、街中を調べるんですか?」


 杉野が聞いてみると、ルームミラー越しに藤原がにやりと笑ったのが見えた。


「いや、街中でもない。そうだな、ヒントをあげるから当ててごらん」


「……分かりました」


 なかなか教えてくれないのがもどかしいが、さっきの失敗があったので、大人しく従うことにした。


「では、最初のヒントは『無人島』だ」


「無人島っすか!? 内陸県の滋賀に島なんてないんじゃないっすか?」


 さっきまで、肘をついて窓の外を眺めていた坂田が、急にクイズへ参加してきた。


「それがあるんだなー。じゃあ、もう一つヒントを出してあげよう。二つ目は『湖』だ」


 そこまで聞いた杉野が答えを言う前に、八坂がぼそっと呟いた。


「……琵琶湖の無人島、ですか?」


「正解! いやー、やっぱり優秀だねぇ。兄さんの部下でなければ、引き抜いているところだよ」


 そう言うと、窓の外に見える海のように大きい湖を指差した。


「琵琶湖のど真ん中に地図に載ってない無人島があってね。うちの偵察衛星が、その島に不審な影を見つけたんだ。早速、調査班を五人ほど送ったんだけど、一ヶ月ほど通信途絶状態になってしまってね。それで探してみたら、送った五人のうち三人だけが琵琶湖の湖岸に打ち上げられているのが見つかったんだよ」


 藤原の衝撃的なお話に、杉野達が息を呑む。


「打ち上げられていたって……死んでたんですか?」


 続きが気になった神谷が聞いてみる。


「いや、瀕死ではあったが、生きていたよ。ただ、しばらくは仕事ができないから、代わりの人員が必要だったんだ。他に動ける人間は、皆、海外に行ってしまったからね」


「なるほど、そういうことなら全力で御手伝い致しますよ! なんせ、僕らはUMAの捕獲経験がありますからね」


 などと、神谷は得意げに言っているが、実際は追いかけてきたのを撃退しきれず、自分達の本拠地まで入り込まれて、もう少しで喰われるところだったのをエリックに助けてもらっただけだ。

 しかも、肝心のUMAはそのすぐ後に、非人道的な実験に使われた結果、死なせてしまったのだから、捕獲失敗といえるだろう。

 もし、杉野達がUMAハンターだったら、即廃業しているに違いない。



 杉野が少し前のドタバタを思い返していると、さっきから神谷の声が聞こえてこないのに気づいた。

 それだけでなく、妙に車内の空気が重い気がする。

 不思議に思って、神谷の方を見てみると、やってしまったという顔をしている。

 何故だろうと考えていると、唐突に藤原が話し出した。


「実はね、今回の仕事はちょっとしたペナルティのようなものなんだ。ほら、前に君達が捕まえてくれた『八尺様』がいただろう?」


「い、いましたねぇ」


 絞り出すような声をかろうじて出せた神谷の目は何処か遠くの方を見ている。


「その八尺様を迎えに行ったら、何故か死体を返されてしまってね。君達へ講義した時は、まだ生きていると言われたんだけどねぇ。なんでだろうねぇ?」


「……えーっと、多分なんですけど、捕獲時点で頭が半分に割れていたので、衰弱死したとかじゃないですか?」


 明後日の方向を向いて、黙り込んでしまった神谷の代わりに杉野が答える。


「いや、そんなはずはない! 八尺様は、ヤマトウェンディゴはそれくらいで死んでしまうような弱い生き物ではないよ! あの怪物を殺すには、核兵器でも持ってこないと無理だ!」


 さっきまで落ち着いた口調だった藤原が急に興奮して捲し立てるので、呆けている神谷を除いた若者三人は若干引いてしまった。

 返事がないことを気にもせず、藤原が続ける。


「それで、あまりにも怪しいから兄さんを問い詰めてみたら、なんでも、呪物を使った実験の過程で死んでしまったというのだ。せっかく苦労して確保したヤマトウェンディゴを勝手に殺してしまうなんて、酷い話だと思わないか?」


「あはは、そうっすね」


 坂田が笑いながら答えるが、その笑顔は酷く引きつっている。

 そんな坂田の横顔を見て、怪訝な顔をしていた八坂が勇気を出して聞いてみた。


「あ、あの! さっきから、八尺様やらヤマトなんとかやら言ってますけど、一体なんの話をしてるんですか? そんな変な怪物なんて、会社で見かけたことないんですけど」


 事情を知らない八坂がめんどくさい事を聞いてくるので、杉野を始めとした関係者達――神谷を除く――は咳ばらいをしたり、わざと欠伸をしたりして誤魔化そうとする。

 しかし、逆に怪しまれてしまったようで、藤原がルームミラー越しにこちらを睨んできた。


「どうやら、まだ隠していることがあるようだね。ま、詳しい事はこの仕事が終わってから兄さんに聞くとして、この落とし前は部下である君達につけてもらうことにしよう。何も知らない八坂君には申し訳ないけどこれも連帯責任だから、恨むのなら君らのとこの博士を恨んでくれ」


 藤原の答えに八坂はあまり納得できなかったようだが、杉野と坂田は首を何度も縦に振って、肯定の意思を示す。

 実際に手を下したのは博士かもしれないが、杉野達も色々と手を貸している時点で同罪だからだ。

 UMA探し程度で償えるのなら、安いもんだろう。

 かくして、藤原の種明かしは杉野達へ多大なダメージを与え、最初の和気あいあいとした空気は遥か彼方に追いやられ、重苦しい罪悪感に押しつぶされそうになりながら、杉野達は目的地まで車に揺られることとなった。



 一時間ほど走っていくと、姉鬼(あねき)川大橋という橋を渡った所にある空き地に停まった。


「着いたよー! ここからは船に乗るから、念のためにこれを飲んどいてね」


 そう言って渡されたのは、「酔」という字が刻印されたピンクの錠剤だった。


「なんすか、これ?」


「酔い止めだよ。水がなくても飲めるように改良してあるから、そのままいっちゃって」


 杉野が意を決してゴクッと錠剤を飲んでみると、特に喉に引っかかることもなく、難なく飲み込めた。


「飲んでから五分ぐらいで効いてくるはずだから、それまでは我慢してね」


 もう少し早く渡してくれたら、あの地獄のような空気で酔わずに済んだのだが、杉野にはそれを言う勇気がなかった。



 車を降りて、湖の方に向かうとドデカい筏のような灰色の船が岸辺に打ち上げられていた。


「あれで行くんすか?」


「そうだよ。不安かい?」


「いや、不安ってわけではないっすけど……。もっと、普通のボートで行くのかと思ってたもんで」


 坂田がちょっとばかしがっかりした口調で言うと、やっとこさ追いついてきた神谷が声を上げた。


「あれは! 大発動艇じゃないですか! 本物なのでありますか?」


 神谷の興奮気味な問いかけに、藤原の目がギラリと光ったような気がした。


「もちろん、本物だよ! 実のところ、僕はこういうのに目がなくてね。UMA探しの合間に、旧日本軍の兵器を集めているんだよ。そういえば、君らのとこにも昔の戦車をコレクションしている同志がいるらしいじゃないか! それに、神谷君もなかなか詳しいみたいだし、いつか遊びに行きたいねぇ」


 オタクやマニアという人種は、同志を見つけると興奮して早口になる習性があるらしいが、今の藤原はかなり興奮しているらしく、杉野にはほとんど聞き取れないほどの速さで喋っていた。


「いやはや、自分などまだ未熟者でありますゆえ、先輩方には遠く及びませぬ。しかし、ミリタリーへの愛に関しては誰にも負けませぬぞ」


 神谷の方も、憧れの藤原先生が自分と同じ道を歩む同志と知り、いつも以上に興奮している。

 興奮しすぎて、変な失敗をしないといいのだが……。



「おい、見てみろよ! この舟、戦車が乗ってっぞ!」


 ひと足先に大発へ近づいた坂田が叫んだ。

 杉野も急いで近づくと、緑の車体に茶色や黄色などの迷彩模様が入った戦車が舟の大部分を占拠していた。

 その戦車の主砲は、エリックが持っているどの戦車よりも小さく、頼りなく見えた。

 しかも、主砲と同じように車体も小さいので、ここにいる全員が乗るのは厳しそうだ。

 杉野が舟に乗った戦車を見ていると、後ろから神谷の雄叫びが聞こえてきた。


「うおぉぉぉぉ!! チハたんじゃないですか! これも本物なのですか!?」


「当ったり前じゃあないか! こいつはねぇ、フィリピンでアスワングを捕獲しに言った時に見つけて、現地でレストアしてから日本に持って帰ってきたんだ。ほら、見てごらんよこの履帯を、今日の仕事に備えて新品を履かせてきたのだよ。どうだい、カッコいいだろう?」


「めっちゃカッチョイイですぅ! これで、UMAを撃つんですか?」


「まあ、捕まえる時に暴れるようなら撃っちゃうかな」


「ひゅー!」


 自分達の世界に入ってしまったミリオタ二人を無視して、オタクじゃない三人はさっさと大発に乗り込んだ。



 ようやっと正気に戻った藤原が、すでに大発に乗り込んでいる杉野達を見て、呆れるように言った。


「君達、やる気があるのはいいんだけど、この舟は水陸両用ってわけじゃないんだ。悪いけど、降りてきて後ろから押してもらえるかな」


 それを聞いて、先に乗った三人は赤面しながら大発を降り、すでに大発の後ろでスタンバっていた神谷の隣について、大発を湖へ押し始める。

 藤原にも手伝ってもらい、なんとか水面へ大発を浮かべることに成功した杉野達一行は、いくらか濡れるのを我慢して、大発へよじ登った。



 藤原がなかなか登って来ないので、杉野が大発の縁から下を覗いてみると、何処かに電話を掛けているらしき藤原の姿が確認できた。

 杉野が安心していると、どういうわけか藤原がだんだんと遠ざかっているように見えてきた。

 どうやら、大発を押した時の勢いがまだ残っているらしく、少しずつ湖の方に流れてしまっているようだ。


「藤原さーん! 早く乗らないと流されちゃいますよー!」


 杉野達の中にこの舟を運転できるほど器用な者はいない。

 このままでは、琵琶湖の中を彷徨うのは時間の問題だろう。

 杉野の声に藤原が気づいた頃には、大発は沖の方に幾分か流された後だった。


「おーい! 待ってくれー!」


 待てと言って待ってくれるほど、この舟は賢くない。

 自動操縦機能でも付いていればよかったのだが、先の大戦で使われた舟にそんなハイテクな機械が付いているはずもなく、どんどん岸から離れて行く。

 もはや、足が着く段階を越えて、藤原が着衣水泳を余儀なくされたところで、ようやく追いついた。



 水面から上がってきた藤原が、ビショビショになってしまった白衣を大発の縁に掛け、ついでに下に着ていたシャツも脱いだので、乙女な八坂は目を逸らした。


「いや~、参ったねこりゃ。まだ、島にも着いてないのに服を駄目にしてしまったよ」


 そう言った藤原の顔は、まったく困ったように見えない。

 どちらかというと、ワクワクしているような表情だ。

 シャツに続いて、ズボンも脱いだ藤原が戦車に括り付けていた鞄を外して、中からカーキ色の軍服を取り出す。

 わずか三十秒ほどで軍服を着用した藤原を見て、神谷が鼻息を荒くしながら聞いた。


「それって、旧日本帝国陸軍の軍服ですよね? しかも、階級章を見るに少佐クラスの……」


 神谷が言う階級章とは、襟に付いているワッペンの事だろうか。

 そのワッペンには、赤と黄色の縞々模様の真ん中に星が一つだけ付いていた。


「ふふん、カッコいいだろう? 少し前に、オークションで落札してね。お値段なんと八十万円!」


「ひえ~」「たっか!」


 神谷は軍服を着た藤原を崇め、坂田は値段の高さに驚く。

 その反応に気を良くした藤原が戦車によじ登ったと思うと、ハッチから中へ入ってしまった。



 しばらく待っていると、ピカピカに磨かれたライフルを四本も抱えて出てきた。


「武器を持ってきていないようだから、おじさんが貸してやろう。なーに、ちょっとした親切心さ」


 今回の仕事は公共交通機関を利用しての移動だったため、銃を持ってこれなかった。

 そのため、武器の貸し出しはとてもありがたいことである。

 しかし、杉野がライフルを受け取ると、これも自慢するための大義名分であることが分かる。

 なぜかというと、そのボルトアクションライフルはあきらかに最近作られた物ではないからだ。

 おそらく、これも旧日本軍がらみの品なのだろう。


「これまた、随分古い銃だな」


 坂田がぼそっと呟くと、待ってましたと言わんばかりに藤原が説明し始める。


「そいつはねぇ、三八(さんぱち)式歩兵銃といって、旧日本帝国陸軍で使われた傑作ライフルなのさ。これは手に入れるのに苦労してねぇ、東南アジアのあちこちを探して、どうにか二十挺ほど確保できたんだよ!」


 嬉しそうに語る藤原が、急にハッとした顔をした。


「そういえば、君達はボルトアクション式の銃を撃ったことはあるかい? ないのなら、島に着いてから練習する時間を設けるけど……」


「あー、それなら大丈夫っすよ。うちの鬼教官から教えてもらったばっかりなんで」


 杉野達は少し前に、M1ガーランドというライフルの射撃訓練を受けていた。

 アメリカの古いライフルらしく、対幽体弾でも派手な音が出るので、数日は耳が痛かったものだ。


「ほー、それなら任せたよ。未開の島には、思いもよらぬ怪物がいるものだからね」


「ちなみに、弾は実弾でありますか?」


 神谷が恐る恐る聞いてみると、藤原が不敵な笑みを浮かべる。


「もちろんさぁ! なんたって、うちの会社は狩猟業に分類されているからね。猟銃用の弾薬と言い張れば、いくらでも買えるのだよ!」


 確かに、さっきもらった三八式歩兵銃には長距離射撃用の照準器も付いてないし、ハンドガードや銃剣を引っかけるための突起もなくなっている。

 この前撃ったM1ガーランドとはえらい違いだ。

 おそらく、猟銃として登録するために色々と削っているのだろう。


「あーでも、あんまり無駄うちしないでね。弾も安くないから」


 言いながら、杉野達全員にライフル弾が入った箱を渡していく。

 早速、開けてみると、M1ガーランドのよりかはいくらか小さい弾薬が十発ほど入っていた。


「これ、ちょっと小さくないすか? 前に撃ったM1ガーランドの弾はもう少しデカかったっすよ」


 疑問に思った坂田が聞いてみる。


「それはね、その弾薬が三八年式実包を模して作られた物だからだよ。さすがに、何十年も前に作られた本物を使うわけにはいかないからね」


「へぇ~。……にしても、わざわざ当時の物と同じ見た目の弾を使うなんて、なかなか凝ってますなぁ」


 そう言うと、箱から弾薬を一つ取り出し、指で回しながら全体を観察する。


「いや、古い物だからあまり変に改造できないだけだよ。まぁ、当時と同じように使ってやりたいってのもあるけどね」


 言いながら、さっき坂田に渡した銃を一旦取り上げ、箱から弾薬を五発取った。


「弾は五発しか入らないから、装填したら残りの弾はポケットにでも入れておくといい。特別に、君の銃に入れておいてやろう」


 言いながら、坂田から取り上げた銃に弾薬を一発ずつ、丁寧に込めていく。

 五発、全て込め終わると、銃を坂田に返して、大発の後ろにある操縦席についた。


「それじゃ、そろそろ出発しますかね」


 そう言い終わるや否や、何かを思い出したように、操縦席にある弾避けらしき鉄板から藤原が顔を出した。


「あーそうだ! 島に着くまでは自由にしてていいけど、くれぐれも湖に落ちないでくれよ」


「へーい」「了解です!」


 坂田達の返事を聞いて、安心した藤原が大発のエンジンに火を入れると、トットットッと軽快なエンジン音が鳴り、舟は湖面を滑るように走り出した。

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