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一日一文

作者: 横溝乱史

「今日から小説を書く。」そう決めてからの俺は早かった。


小説家になれば今の生活が変わると思っていた。


日々の仕事に追われる俺は自分を見失いかけていた。


小説家になれば自分のペースで仕事ができる。


それが一番のメリットであり、今の俺に必要な事だった。


小説の執筆ならば、好きな時間に自室の静かな環境で取り組める。


元々誰かのために、誰かの都合に合わせて働くのは自分の性に合わなかった。


生活を考えると今の仕事を急に辞めるわけにはいかないし、次の仕事を探す時間もコネも無かった。


そういった理由から、仕事を続けながら、空いた時間に小説を書いて小説家を目指すことに決めた。


小説を読みながら展開やオチを自分なりに考えることがしばしばあった。


文章を推敲するのも得意な方であり、根拠の無い漠然とした自信があった。


ここまで決めたからにはどんな形でも小説を一つ書き上げたいと思った。


そこで、小説投稿サイトに一日一文ずつ執筆することにした。


「オチは書きながら考えればいい。」そう考えれば心持ちも楽だった。


早速、投稿サイトに最初の一文を書き込んだ。


「今日から小説を書く。」こうしてこの小説が完成した。







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