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アナタのコレこんなに大きくなってるわよ

 裸のエルフたちに囲まれて泉の真ん中まで連れてこられた。

 思ったよりも浅いみたいで、膝のあたりまでしか水はつからない。

 せめて腰まで水面があれば隠れるんだけど……。


 大事な部分を両手で隠しているせいで、まともに抵抗することもできない。

 おかげで全身を触ってくるエルフたちを止めることもできなかった。


 マナたちの顔が紅潮し、なんだか息づかいも荒くなってくる。


「はあ……はあ……、なんてたくましいモノなのかしら……」

「こんなにおっきいのはじめて……。こんなの、本当に私の中に入るのかな……」

「ちょっと、一人だけずるいわよ。わたしにもさわらせてちょうだい」


 ううう……。

 ものすごく恥ずかしすぎて、なにをいわれてるのか分からなくなってきた……。


 はじめは僕の体に手で触るくらいだったんだけど、しだいにエスカレートしてきて、みんなの体が僕に当たるくらい近くなってきた。

 なんだか意識までクラクラしてきた気がする……。


「ちょっとカインさん、なんでそんなにデレデレしてるんですか!」


 デレデレしてるっていうか、そんな余裕もないというか……。

 恥ずかしすぎるのもあるんだけど、ここの泉の魔力というか、不思議な力が僕の中に流れ込んできて、そのせいで酔ってるみたいな感覚になるんだよね。


 そんな僕の様子に気づいたのか、マナが近くに寄ってきた。


「そんなに緊張しないで。私たちに任せてリラックスしてればいいのよ」


「そういわれても……」


「まあここの泉はそのままでも人間には強いみたいだから、魔力酔いするのもしかたないのかもしれないけど。……あら、これは……?」


 マナがなにかに気が付いたのか、不思議そうな声を上げる。

 それから口元を妖しげにゆるめると、僕の耳元で聞こえた。


「ねえ、アナタのコレ、さらに大きくなってきたわよ」


「ふえっ……!? そ、それは、その……」


「ふふ、私が近づいただけでこんなにさせるなんて……。もしかしてこういうのがイイのかしら……?」


 そういってマナの体が密着してくる。

 お互い裸だし、泉の水で濡れているせいで、より密着度が上がっている。

 それにマナたちはみな美人の上に、スタイルもすごくいいから、なんというかその……。


 抱きついてくるマナを見て、まわりのエルフたちもうなずいていた。


「あらほんとね。魔力がどんどん上昇していくわ」

「じゃあアタシも真似しよーっと」

「フフフ、こういうのが好きなんだ? かわいいわね」


 エルフたちが次々と体を密着させるように抱きついてくる。


「あーっ、そんなのズルいです! わたしも抱きつきたいですーっ!」


 ついにライムまで参加してきた。

 もちろんいつのまにか裸になっている。

 しっかりと抱きつくと、うれしそうな、何ともいえなさそうな、複雑な表情を浮かべた。


「エルフどもがいるのは気にくわないですが、カインさんとこうしてくっつけるのは楽しいから悩ましいですー!」


 ライムがよくわからないことを叫んでいる。

 この状況はすごく困るから、できれば止めてほしいんだけどなあ……。


 その後、エルフたちにたくさん攻められて、僕の大きくなったモノをたくさん吸い取られてしまった。

 もちろん大きくなった僕の魔力のことだよ。

 他のモノじゃ断じてないからね。

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