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黒い記憶 連載形式  作者: K
2/5

第二話 「前へ」

外は見事に晴れていて日差しが心地良い。

商店街ですれ違う人々を眺めながら通い慣れてきたスーパーを目指す。

街の人々は様々な表情をしていた。

当たり前の事ではあるが、いつ見てもその表情一つ一つに新鮮さを覚える。

別におかしいことなんて何もない、極々普通のありふれた光景。

だがそんなありふれた光景を見ているだけで不思議と心が軽くなっていく気がした。

そんな中、ふと見掛けた幼い子供連れの母親。

どうやら幼稚園に送っている途中のようだった。

仲良く手を繋いでいるその光景はとても微笑ましい。

そして羨ましくも胸が締め付けられるような光景だった。

そこで俺はふと違和感に気付く。

羨ましい。

何故俺はこんな感情を突然覚えたのだろう。

俺の幼少期と何か関係があるのだろうか。

俺の幼少期とは一体、どんなものだったのか。

だがそれよりも今の一番の疑問はこの胸の痛みだ。

訳も分からずひたすらに胸が締め付けられるように苦しい。

同時に頭の中を掻き回されるような、白紙に鉛筆で何かを滅茶苦茶に書き殴ったような酷く気味の悪い感覚が襲ってくる。

視界もそれに伴いグルグルと回り出した。

おかしい、今までこんな事は一度だってなかった。

俺の記憶が何か関係しているのだろうか。

あるいは俺は何かの病気で、あの薬はこの症状のための…


「ぐぅ…!」


そんな思考をしている余裕もどんどん無くなっていった。

段々と頭の中が白くなり、体中から血の気が引いていくのがよく分かる。

さらに吐き気まで催し、その場に立っていることさえ危うくなってきた。

このままでは危険だと判断した俺は、何とか商店街を出て小さな公園に逃げるように駆け込んだ。

激しい胸焼けに襲われ、何かのスイッチが入ったように俺は公園の水道場に辿り着いた途端勢い良く吐き出してしまう。


「うえぇぇぇ! ぐっ…はぁ…はぁ…うっ…」


そのまま全てを吐き出し何とか息を整える。

公園に誰もいなかったのが幸いだった。

口の中を濯ぎその場を綺麗に流すと近くのベンチに倒れるように腰掛けた。

だが体からは今も血の気が引いていて、視界はぼんやりと霞んでいる。

ひとまず休むためにも、俺は目を閉じて考えることをやめた。

それからしばらく経って、公園にはちらほらと子供連れの親子が現れ出す。

その頃にはすっかり体調は元に戻り、先程のような状態に陥ることはなかった。


自分に一体何が起きたのか。

落ち着いてきた俺はそこで再び考え出す。

今回のはまるで何かの発作のような突然の出来事だった。

こんな事は今まで一度も無かった。

だが考えてみると俺の身に何が起きたか、現時点で思い付くことがいくつかあった。

まず俺が持病を持っている可能性だ。

雪希と一緒にいるようになってからこんなことは今までに無かったが、あの一錠の薬が関係しているのかもしれない。

仮定として、俺は記憶を失った日、何処かへ向かっていた。

それほど遠出の予定はなく、一錠分だけ薬を持って出掛けたとする。

実際俺の持ち物などから推定するとその辺に散歩に出掛けるような程度の物だった。

そして何らかのアクシデントで記憶を失い、それから初めて発作が起きたという仮定。

だがこんな症状の発作的な病気があるのだろうか、という点が気になる。

あるとしても内臓器官などの病気というより、脳…どちらかと言えば精神的な疾患に思える。

精神的な病気だとすれば、思いつく限りで今回の症状に当てはまりそうな病名も確かにいくつか浮かんだ。

たがそこで重要になるのは原因だ。

精神的な疾患だとした場合、この発作が起こる原因というものが存在すると考えられる。

無論、原因などなく突発的に起こる物もあるだろう。

だがしかし、突発的な物とした場合、雪希の家で過ごすようになってから今まで何も起こらなかったのは妙な話だ。

まして精神疾患で薬物投与されているのだとしたら、それは風邪の様にあっさり治るものではない。

そうなると俺は過去に何かしらの心理的外傷や相当なストレスなど、病気を抱えるほどの心理的問題があり、今も尚その治療中だった可能性が高い。

そしてその何らかの原因に俺は触れて突発的に発作が起きた…そう考えると色々と辻褄が合う。

以上のことから病院などを拒絶する、という気持ちにも何となく説明は付きそうだ。


だがこれだと一つだけ引っかかる点があった。

持っていた一錠の薬が処方された薬だとして、何故それを小分け袋に入れていたのだろうか。

処方された薬なら本来はちゃんと梱包されている。

それが小分け袋に入っているということはわざわざ自分か、もしくは近しい人間によって入れ替えられたことになる。

更にほとんどの薬はその名が刻印されていたり、ある程度見分けがつくようになっている。

だが、俺の持っている薬にはそんなものが一切無かった。

見た目だけではお菓子と言われても頷ける物だ。

そんな得体の知れない薬をわざわざ小分け袋に入れて持っているというのは、持病の薬だという仮定に違和感を感じざるを得ない。

しかしここで俺が発作を起こした原因というものを考察してみる。

もし原因があって起きた発作だとすれば、恐らくその原因とは先程見掛けた親子だ。

俺にあった心理的外傷がどういったものかは未だに分からないが、あの親子の何かがその原因に触発して突然思い出したかのように発作が起きたと考えられる。

記憶を取り戻した訳ではないが、俺の過去にはあの親子を起因とする様な何か衝撃的な出来事があった可能性が高いかもしれない。

だがもしもこれがただの心理的外傷から来る後遺症みたいなもので病気ではないとすると、ここでまた新たな疑問が生まれる。

結局俺が持っている薬のような物は一体何なのだろうか。

手掛かりを掴んだ気はするが、パズルのピースが確実にいくつか不足していた。

どれも決定打とはならない。

何処にでもいるようなただの親子を見ただけで、何が俺をあそこまで反応させたのだろうか。

今目の前には子供連れの家族は何組か現れているが、それを見ても今は何ともないのは何故か。

もし俺が子供連れの親子という物に何かあるのなら、今も何かしらの反応があるはずだ。

だが今は何ともない、ということは原因が違うのか?

それともあの親子だけにあった特別な何かが…?

先程見掛けた親子の事を思い出してみるが、羨ましいという感情が沸き、それに対してどうしようもない衝動が込み上げてきたこと以外は分からない。

羨ましい…確かに羨ましいと思えた。

だがあの衝動は…。

思い出しているとまた段々と気分が悪くなってきた。

それと同時に、自分自身が恐ろしく感じる。

あの胸の苦しみ、衝動…それはあまりに恐ろしい負の感情。

どうしようもないぐらいの、気が狂いそうなぐらいの殺意。

羨望から来る嫉妬の怒り、悲しみ。

自分自身を、全てを引き裂きたい破壊願望。

あの家族を見て、どうしてそんな衝動に駆られるのか。

何も分からなかった。

ただこうして初めて自分を思い出すきっかけに触れて考えてみた収穫はあった。

思い付いた二つの可能性、どちらも共通するのは俺の過去に何かがあった、ということだ。

持病なのかどうかは未だ確証はないし、肝心の過去の原因も分からないまま。

だがあの薬が自分の病気に対しての物かどうか聞かれたら違うような気はする。

するとあの薬は一体何なのか…。

俺の記憶を思い出す活路はそこにあるように思えた。


「ただいまー」


あれから買い物をして帰宅し、夕飯の支度が済んで部屋でバラエティ番組を眺めていると雪希が帰ってきた。


「…おかえり」


「うん、ただいま」


嬉しそうに雪希は答える。


「…どうかしたのか?」


「いやぁ、家に帰ってきておかえりって言って貰えるとやっぱり何か嬉しくなるね!」


そう言いながら雪希は妙に照れている様子だった。

今までもそうだったが、こういった家庭的なやり取りをすると雪希は恥ずかしそうにしている。

だが一人暮らしをしていればそんなものなのかもしれない。

とにかくこんな事で雪希に喜んでもらえるのなら、俺としても嬉しいことだった。


「あー、今日も疲れたぁ」


などと言いながら相変わらず俺に気遣う様子もなくその辺で着替え始める。

今朝もそうだったが、雪希は俺を男として見ていないのだろうか?

それとも信頼されている?

変に意識されても困るし、俺自身どうでもいいことだから気にはしていないが年頃の女性である事を考えるといささか悩ましい。


「ねぇねぇ、今日も夕飯作ってくれたの?」


「あぁ…温めればすぐに用意出来る」


「悪いねぇ。ありがと」


そう言って笑顔を向けてくれる。

…可愛い。

素直にそう思える魅力ある笑顔だった。

だが雪希はシャツを着る前で…下着が丸見えだった。


「あ、こら!こっち向くんじゃない!」


「ご…ごめん…」


そう言いつつも雪希は本気では怒っていなかった。

まったくもーなんてぶつぶつ言いながらも少し楽しげな様子で、正直彼女が何を考えているのかよく分からない。

だがそんなことはどうでも良かった。

彼女の胸元…下着に隠れていたが、両胸の間から縦に伸びる痕があるのを見つけてしまった。

触れていい話題かどうか一瞬悩んだが、俺は思い切ってそれについて聞いてみる。


「…その胸の傷は…」


「ん、あぁこの傷? 昔ちょっとやらかしちゃってねー…」


だが聞いた後に俺は後悔した。

雪希の言葉は悲しげだった。

一緒に暮らすようになってから、一度もこんな声は聞いたことがない。


「…変なこと聞いてごめん」


「うん…まぁいいよ、気にしないで」


「…じゃあ夕飯出すよ」


「手伝おうか?」


「いや、すぐに済む」


逃げるように俺はキッチンに入ると夕方に作っておいたおかずをレンジで温めていく。

どれも美味しいとは言えない代物だが食べられない程ではないし、何より彼女の食生活を見ればこの方がまだ健康に良い。

雪希の生活は年頃の女性とは思えない程に怠惰で、料理は当然、掃除すら滅多にやらないような有様だった。

一人暮らしのせいというのもあるのだろう。

しかし出来る事なら食事はちゃんと摂って、掃除もしっかりやったほうが良いに決まっている。

結果、それは全て俺が自分から申し出てやらせてもらっている。


「ごーはーん、まーだー?」


「もう少し待ってくれ」


「お腹空いたぁ~」


聞こえてくる声からは先程のことは気にしていないように思えた。

すっかり普段の調子だ。

…きっと今頃パジャマに着替えて、だらしなく床に寝そべっているのだろう。

一緒に生活して一ヶ月しか経っていないが、彼女の今の姿が容易に想像できた。


「…まったく」


呆れながらも俺の口から笑みが洩れた。

程無くして着替えを終えた雪希が現れ、食事の準備も整った。


「いっただっきまーす」


「いただきます」


小さなテーブルを挟んでお互い床に座り、丁寧に手を合わせて軽くお辞儀する。

生活そのものは怠惰なのに、こういった作法は妙にしっかりしていた。


「わーい、今日も美味しそっ」


「それスーパーで特売してたただのコロッケ」


「私はそれで満足なのー」


「いつも何食べてたんだよ?」


「カロリーフレンドとかカップ麺」


「うわぁ…」


…典型的に駄目な一人暮らしだ。


「お、コレはあんたの手作り?」


「…ただの野菜炒めだよ」


「ほ~う、どれどれ」


期待に目を輝かせ、野菜炒めを箸でひょいとつまみ口に放り込む。


「んぐんぐ…」


目を閉じゆっくり咀嚼する雪希。

まるで料理番組の審査員のような表情だ。

たかが野菜炒めに期待されても困る。

…と思いつつ、やはり感想が気になる。

味付けは問題無いはずだ…一応少し薄めにしておいたからしょっぱくて食べられないなんて事はないだろうし…。

野菜も水を少し加えて火をちゃんと通してるから大丈夫だし…。

そんな考えを巡らせていると、雪希はゆっくりと箸を置いた。


「うん…うん…。凄く美味しい!」


「あ…ありがとう…」


彼女の満面の笑みを見ると、釣られて俺も笑ってしまう。


「あれ、照れてる?」


「照れてなんかない」


「ほっほー、分かり易いわねあんた」


「う、うるさい。早く食べろ」


「はいはーい。ねぇ、今日は何か手掛かりあった?」


いつものように雪希は質問してきた。

毎日のように夕食の時に雪希はこうして俺に質問してくる。

今までは何も無く、それに対して雪希もそうと一言だけ返して食事をしていたのだが。


「あると言えばある…かな」


「お、何々?」


俺は昼間の事をどう伝えようか悩んだが、自分自身よく分かってもいないので包み隠さず全てを話してみた。


「…という訳だ。俺自身まだよく分かっていない」


話し終え、雪希を見てみると食事を忘れ箸を持ったまま神妙な面持ちで頷いていた。


「何かありそうね…」


「あぁ、過去に何かあったとは思うんだけど…」


「うん…」


そこで雪希が妙に思いつめた表情をしていたのが気になった。

俺のことを心配して考えてくれているのだろうけど…。

見ず知らずの俺に良くしてくれ、こんなに真剣に考えている彼女に何か違和感を覚える。

赤の他人にここまでしてくれるのは単に雪希がお人好しだから…なのだろうか?


「…あ、もしかして!」


「な、何か分かったのか?」


「子供を見てたら欲情…したとか?」


「それは無い」


「あ、じゃあお母さんに」


「それも無い」


雪希のアホな発言を遮る。

真剣に考えているかと思えば…何を言い出してるのだか。

というか女性にしては親父臭すぎる発想だ。

一人暮らししてる女性って案外こういう…


「…あれ?」


「どうしたの?」


…そう言えば俺は雪希以外の女性を知らない。

いや違う、女性だけではない。


「俺は…友人や…家族も覚えていない」


やはり俺の過去だけでなく、周りに関する記憶も綺麗さっぱり抜け落ちているのだ。

料理や他の一般知識などは一週間以上前の物でも覚えている。

ここまで自分に関する記憶だけが無いとなると、何か意図的な物を感じざるを得ない。

まるで何者かに改造されたような気分だ。

それか自分で…消したのか。

消したいほど、それほど何か嫌な記憶だと言うのだろうか?


「俺は一体…」


「………」


本当の自分がすぐ側にいるような気がする。

思い出そうと思えば、すぐに思い出せる気がする。

この身に、脳に焼き付いているはずだ。

しかし何かが拒絶している。

記憶を取り戻す訳にはいかない。


今のままが良い。


今が一番幸せだ。


誰かが俺にそう囁いている気がした。


「………」


しかし分からなかった。

自分がどうすればいいのか、自分が何をしたいのかも。


「ふぅ、まったく…」


雪希は突然立ち上がると俺の真正面に座った。

微かに笑っているが、何故か今にも泣きそうな、悲しげな表情をしている。


「ほれ…サービス」


そう言って雪希は優しく、俺の頭を胸に抱いた。


「…胸当たってる」


「だから…サービスだってば」


何故だろうか。

さっきまでの苦悩が嘘のように、急に心が落ち着いた。

俺はこうして誰かに抱きしめてもらうのが好きなのだろうか。

それとも雪希だから、なのだろうか?


「…もう大丈夫」


「そう?」


「…ありがとう」


「…どういたしまして」


俺を解放した雪希の表情は明るくはなかったが、先程の悲しげな表情ではなく心なしか嬉しそうな…素直な笑みを浮かべていた。

改めて雪希には救われてばかりだと思い知らされる。

感謝しても、まったくし足りないぐらい程だ。


「さ、食事の続きをしよー」


確かに…今のままが…今が一番幸せなのかもしれない。


「………」


「何よニヤニヤして…。そんなに私のおっぱい良かった?」


「そんなんじゃないよ」


「あ、結構自信あるんだぞ?」


「へぇ」


「わ、私の胸ってそんなに魅力ないのかしら…!」


そんなやり取りをしていると雪希はすっかりいつもの笑顔になっていた。

釣られて自然と俺の表情も穏やかになる。

記憶を取り戻すとか、そんな事はどうでも良くなるぐらい心地良い空間だった。

それを自覚した時、俺は自分の気持ちに気付いた。


「雪希」


「うん?」


「好きだ」


「……え…あ……」


一瞬の沈黙が訪れる。

自分でも驚くほどすんなりと伝えてしまった。

この言葉が自分の首を絞めるかもしれない。

この空間を台無しにしてしまうかもしれない。

そんな危険もあるはずだが、不思議と俺は心配などしていなかった。

だが返ってきた反応はまったく予想していなかったものだった。


「ふ…ふぇ…う……!」


彼女は驚きのあまり目を見開いたまま涙を流し始めた。


「あ、俺…ごめん…」


「違うっ…! 悪くなんてない…っ!」


「じゃあ何で…」


何でそんなに辛そうにしているんだ…?

聞く前に雪希はしゃくり上げながらも必死に声を上げた。


「嬉しいのっ…嬉しいけど…駄目なの…っ」


その言葉に余計に俺は混乱した。


「それがあなたの選んだ答え…なんだよね?」


「え、あ…あぁ…」


「本当に私でいいのね…? どうなったって知らないわよ…?」


その言葉にどんな意味が込められているのか。

俺はこの時点では分かっていなかった。

だが雪希を選んだ事に後悔は一切無い。

彼女の真剣な瞳をしっかり見つめながら俺は答えた。


「雪希しかいない」


「…バカ」


雪希は諦めたかのようにふっと笑うと、意地悪そうな笑みを浮かべた。


「あんたってホント…うん…でもいいかな…」


「さっきから何をぶつぶつと…」


「ただの独り言よ…バーカ…。もう何言っても帰らせてあげないんだか

ら…」


「はは、そうしてもらえると俺も助かる」


「ホントもう…」


そう言って雪希は俺に抱きついてきた。

俺も初めて雪希の体を抱き締める。


「もう二度と離さないんだから…」


記憶はまだ取り戻していないけどもう焦りはない。

記憶がないなら、これから作っていけばいい。

思い出はこれから…雪希と作っていくのだから。


しかしこの選択によって俺達が最悪な結末を迎える事になるなど、この時はまだ知る由も無かった。

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