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Radical DNA

作者: 小林 陽太

この作品は詩です.小説ではありません.

下校するとき感情的になって気持ちレッド


ブルーな気持ちでグラグラ煮えたぎる心にマイナス活力


しかしそれでも活力


大人になっていた大学生


睨んで自意識の不安定さと情けなさに嫌悪


安定さの欠片しかみえない


今この俺エネルギーの行き場を未だ許せぬ僕


今が煩わしい


今の俺の心に話しかけるウンチクの私は要らん


まるで高校時代のような感情


愛することができるのが大人だと仮定


愛することのできない子供のままで過ごす


衝動の不安定


まさにラジカル


僕と話すことが苦手な俺


大人のふりした


上空で行列


歩き出すチルドレン


明日有機試験


落ち着け律速段階


笑えない成人


中間な俺の未だラジカル


殴り書きの言葉のラジカル


塩基配列


DNAの間違い


陸に上がった両生類


進化途上


人間のラジカル


触媒息抜き


僕を置き去り


過去に置き去り


自己の芽を摘む大人


ふりした大人


ラジカルなDNAの繰り返し


いい加減あほらし






〈補足〉

詩の作者は大学生.

日常にふっと湧き上がるこんな衝動があなたにもあるかもしれない.

もしかすると無いかもしれない.

どっちにしてみても,こういった衝動は自分で消化しない限り次の世代,すなわち子供たちへと引き継がれてゆく気がする.

あなたの衝動はあなたが消化しているか?

こういったラジカルなDNAが連鎖されないことを祈る.

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