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プロローグ

人生で初めて執筆した作品です。暖かい目で見守って頂けたら嬉しいです!

アーサー・C・クラークの格言、


「高度に発達した科学技術は、魔法と見分けがつかない。」


——俺は、この言葉に感嘆たる想いがある。


テレパシーも、未来視も、心霊現象も。チープなSF作品の片鱗ですら、何だか理論で包み込めそうな、そんな気がしてくるから。


だけど、現実ってのは、いつだって現実以上でも以下でもなくて。つまり、ただただ退屈なんだ。


愛情?友情?将来の夢?人生の意味?──考えること自体は立派だけど、俺は正直、よく分からない。


社会の仕組みなんて知らないし、自分の存在意義すら定義できていない俺にとって、“未来”なんてものは、ずっとずっと、ブラックボックスのままだった。


こんなことを鬱鬱と考えていると、「かけがえのない青春」の1ページが、「bye-bye!」と手を振りながら、言葉の沼地に沈んでいく気がする。俺の頭の中のコンピュータは、いつだって「人生哲学を描くためのキャンバス」として何となく機能していて、時間の波動にバカ正直に従っているだけの、小さな羅針盤みたいなものなんだ。


……畜生。と、シャープペンシルを持つ指先にグッと力が入る。


「俺は、平凡な日常には飽き飽きしてる。」


だからこそ——。日常に「潜有」する、かすかな光の一点だけは、見逃してはならない。


「それ」が「確定する」のは、カナカナカナと蝉の声がする「お盆休みの3日前。」


「それ」は俺というフィルターを通過して「シュレディンガーの猫」が「展開」された事象。


「それ」は宇宙の「場」に干渉する、トポロジックな「情報のリアル」だった。


魂が、“記憶”だけで構成されていたなら。

君は誰を、思い出す?


to be continued…


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