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21:私と空白の五日間

「……ここ……は……っ……」


私は……何日眠っていたのだろう……。目が覚めるとそこは見知った天井……いつぞやと同じ風景が広がっている。起き上がろうと力を入れると腹部に痛みが走り、小さく声を出すと誰かがそれに気付き、私と目が合った。確か、この人は。


「無理に起き上がらない方が良い、貫かれた傷はまだ塞がり切っていないからね。それと、足元にも気を付けて」


目が合ったのは本を読んでいたらしいドクターで、促されて足元を見るとそこにはすやすやと安らかな寝息を立てているシルルがいた。私が寝ていた間まともに入浴していなかったのか鮮やかな金色の髪は少し汚れていた。


少し遠くに座っていたドクターは私と話すためにベッドの横の椅子に座り、読んでいた本は閉じていた。片手にはマグカップを持っており、そこに魔力で作り出した水を注いでいる。


「鎮痛効果のある水だ、飲めば少しはマシになるだろう」

「……助かる」


こぼさない様にマグカップの中の水を飲むと腹部の痛みが少しおさまり、起き上がることが出来た。肌寒いと思っていたらどうやら上半身は衣服を着ていなかったようで、包帯だけが巻かれていた。


起き上がってからドクターに渡したマグカップをもう一度渡してもらい、残っていた水を飲み干す。


「私は、何日眠っていたんだ?」

「今日で五日目だ、それまでお嬢ちゃんはずっとこの部屋で過ごしていた。お前が目を覚ましたら直ぐに会いたいと言ってな」

「……そうか」


足元に手を伸ばして、結んでいない髪を撫でた。ずっと、私が目を覚ますのを待っていてくれた。それだけでホッとした。私の事を、待ってくれている人がいるというその事実だけで。


「五日前の事、覚えてるか?」

「エリオに刺された事なら忘れもしない。だがその後どうなったかは……」

「じゃあ話すが……」


ドクターの話によると、腹部を刺されたことで私は肉体に数値化すると95パーセントのダメージを受けていた。背中の斬られた傷と腹部の刺傷によって、酷い出血量だったのが主な原因。そして意識を失ったあと。シルルの懸命な治癒が行われた。


しかしそのあまりの出血量から治癒が追い付かず、やがて。


「心臓が止まっていた?」

「お嬢ちゃんいわくな。どんなに治癒しても動かず、お嬢ちゃんが輸血しても動かず、諦めかけたところで雷の魔力の……ライマとかいったか、彼が助けてくれたと聞いている」


どうやら私の心臓は一度完全に止まってしまったらしい。それでも諦めず治癒を続け、足りない血を自らの血で補うために輸血もしたが心臓は動いてはくれなかった。きっとシルルは絶望しただろう。そんなところを助けてくれたのがライマだったらしい。


微力な電撃を両手を通して心臓に伝え、もう一度動かすことに成功し、そこから治癒のおかげで一命を取り留める事が出来、診療所に運ばれたらしい。


「運ばれた時点で60パーセントは治癒が終わっていた。どうやら相当腕の良い助手をつけて、お嬢ちゃんが治癒してくれたみたいでな。残りの35パーセントだが、殆どが外傷で内側の方は殆どお嬢ちゃんがやってくれていた。ちゃんと感謝は伝えておけ?」


小さく頷くと更に話は続いた。残りの35パーセントの内20パーセントまではドクターが治癒。更に残りの15パーセントは自然治癒に任せたのだという。


ドクターいわく、95パーセントもあったダメージを全て魔力で回復してしまうと私自身の自然治癒力が落ち、今後に響く可能性があったらしい。そこで15パーセントだけ、あえて治癒せずに残した。


それでも五日間意識が戻らなかったのはやはり一度心臓が止まったことが原因だったらしい。最悪それが原因で脳に障害が残る可能性も懸念していたらしいが今の私との会話でその可能性は薄れたらしい。


「さて、と。そういえばお嬢ちゃんがお前が目を覚ましたら一番に会うって言ってたな……俺は部屋を出るから、起こしてやれ」


つまりそれはドクターとは会話していないという体でシルルを起こしてやれ、という促しだった。マグカップと本を持って、ドクターが部屋を出たところで少しだけわざとらしく脚を動かす。すると小さくうなり声をあげて、シルルの目が少しずつ開かれていく。


そして私の姿を視界に捉えた瞬間に飛び起きて、抱きつきそうになるのを堪えてさっきまでドクターが座っていた椅子に座った。


「レイ!傷は痛まない?大丈夫?寝てなくて大丈夫?」

「心配するな、起き上がれる程度には大丈夫だ。それよりも言うことがあるんじゃないか?」

「あ、そうだよね、うん。……おはようっ、レイ」

「おはよう、シルル」


こうしてまたシルルと言葉を交わせる。それだけで生きていて良かったと感じられた。


「レイ……本当に大丈夫?無理しないでね、痛かったらちゃんとシルルに言ってね、それに……」

「……ありがとうシルル。今は大丈夫だ。痛くなったらちゃんと言う。それよりも……泣かなかったな、こんなに辛い思いをさせたのに」

「だって泣いたら心配かけちゃうもん……メディコ先生とも約束したんだもん、レイが目を覚ましても泣かないでちゃんと笑うんだって」


ドクターとの約束、それでシルルは今も少し無理して笑っているらしい。泣いたら私に心配をかけてしまう、だから泣かないと決めたその決心。それが私が胸元にシルルを抱き寄せた途端に崩壊した。


「泣いてもいい、無理しなくても大丈夫だ。それに心配をかけたのは私の方だ。だから、泣いてくれ、思い切り」

「レイ……うぅ……」


今は思い切り泣いたっていいだろう。五日間も私はシルルを一人にしてしまった。それでも泣かずに笑っていようとしたその決心は尊重したい、だが、無理をするというのならそれはしたくない。


暫く私の胸を借りて泣き続けたあと、少し落ち着いたのか離れたシルルは新しい包帯を取りに行く。どうやら今巻いているものと取り替えてくれるらしい。


見ない内に手馴れた手つきで包帯を変え、傷を見ても怯えなくなった姿に眠っている間のシルルの成長を見た。あっという間に包帯を変え終えて、今度はかけてあった私の衣服を持ってきた。


「昨日眠くて着せるの忘れてたみたい……ごめんなさい」

「いや、別に良いんだが……そういえばすっかり手つきが慣れていたがドクターにでも教えてもらったのか?」

「うんっ。メディコ先生にはいっぱいお世話になっちゃった」


手渡された衣服の内、シャツだけを着たあとに聞いたのはシルルのこの五日間の様子の話だった。


なんでも私が目覚めたらすぐに会いたいからという理由で五日間この診療所のこの部屋に泊まり込んでいたらしい。ドクターはその間シルルの世話をしてくれていたようで、時々来るソルシエールの治癒を手伝わせていたらしい。


ドクターいわく、魔力を手に入れて日が浅いシルルに経験を積ませたいという理由だったとのこと。


治癒魔力というのは本来水属性が一番高く、風属性は二番目。しかし神の魔力とだけあってか、ドクターよりもシルルの方が治癒力は高かった。数値で言うとドクターが50なら、シルルは85。それだけ強力な治癒力を持ちながらシルルは戦闘も出来る。


「メディコ先生がシルルは凄い子って褒めてくれたんだ!」


高い治癒力に加え、平均は恐らく超えているだろう攻撃魔力。そしてそれを使いこなしつつあるシルルの精神力。凄い子というのは全く間違っていない。


「あとルージュさんがいっぱい手伝ってくれたんだよね」

「ルージュ?」

「あ、そっかレイは会ってないもんね……。えっとね!」


ルージュ、というのはエリオと同じ研究所から逃げ出した実験体の事らしい。透視の魔力を持っている為、治癒魔力の手助けをしているらしい。恐らくドクターの言っていた相当腕の良い助手とやらはこの人の事だろう。彼もこの五日間で診療所に来て、助手として働いてくれたらしい。


そうして五日間ここで過ごした結果、シルルはドクターには心を開いたらしい。その証拠にみながドクターと呼ぶ彼をメディコ先生と呼んで慕っている。


「そういえばエリオとエシュリアはどうした?」

「……会いたくないから会ってないよ」


それまで笑っていたシルルの表情が曇った。やはり、エリオが私を刺した事で完全に心を閉ざしてしまったらしい。少しずつ克服しつつあったところであの出来事はシルルにはあまりにも酷過ぎた。


「もしも、レイが死んじゃったら。シルルがどうしてたか分かる?ちゃんと自制出来るか分かんないよ。だから会いたくないの」


どうしてたか、想像は容易い事だ。きっと復讐の心に囚われて、シルルはエリオを殺めていた。自分を制御出来るか分からない、それほどまでにシルルのエリオに対する憎しみは強くなっていた。


何せ、シルルはエリオの身の上をよく知らない。変貌した瞬間も眠っていたため、シルルからしたら理由も無くエリオが敵を庇った上に私を刺したようにしか見えない。ただの暴挙にしか見えていないからこそ、憎しみだけがシルルの心に溢れた。


「あいつにも、あいつなりの理由があるはずだ。話くらい聞いてやったらどうだ?」

「……納得、出来るかな……」

「それは……」


私にも分からない。思えばエリオの身の上については私もあまり詳しくは知らない。自分には姉しかいない、そう言っていたのは覚えている。大切な人、それはよく分かった。だが、そのせいでやって良い事と悪い事の区別すらつかなくなってしまった。


エリオにとっての精神的支柱が姉なのだとしたら、シルルにとっての精神的支柱は私だ。エリオはその支柱を失いたくなくて、シルルの支柱を奪おうとした。いや、そんなつもりは無かったのかもしれない。単純に、あの戦いの場において私が邪魔だったから。そのために刺した。


黙り込んでいると部屋のドアが開けられ、さっき出て行ったドクターがスープの乗ったトレーを持って戻ってくる。勿論私は起きていない体だからカップは二つだけだが。


「起きていたのか」

「さっきやっと起きたんだよ〜!あ、でも二つだけだと……」

「ならレイが飲めばいいだろう。俺は後でいい」


トレーの上に乗っていたカップを一つ手渡された。もう一つは可愛らしいピンク色のカップ、五日間の間にシルル専用になったであろうものだった。入っていたミネストローネを渡されたスプーンで掬い一口飲む。五日ぶりの食事に胃が温まる。


あっという間に飲み終わり、カップをドクターに手渡す。こうなると、流石にお腹が減ってくる。何せ、五日も何も食べていなかったから。もしかしたら無意識にお腹が鳴っていたかもしれない。シルルが私の事をじーっと見つめていた。


「メディコ先生、アンフィルさんのご飯もうすぐ出来ますよねっ!」

「多分そろそろだな……いつも多めに作ってくれているし、二人の分は俺が持ってこよう」

「……アンフィル?」


ドクターとシルルの会話に出てきた名前に疑問を抱くとすぐにその名前であろう人物が部屋に入ってきた。


青緑色のショートヘアの女性は右目に眼帯をつけていた。エプロンをつけており、恐らく調理途中だったのだろう、右手に包丁を持っている。


「あぁ、俺のとこのナースのアンフィル・ニンフェーア。空間転移した先の近くの町で調査してて昨日戻ってきたばっかりだ、俺と違って料理が得意で飯はいつも作ってもらっている」

「そうそう!アンフィルさんのお料理美味しいんだよ!」

「あっ、やっと目が覚めたんですね。アンフィルです。もうすぐ出来ますので待っていてください」


ぺこりとお辞儀したあとにアンフィルとやらは部屋を出た。次に料理を運ぶ為にドクターも部屋を出ていく。また部屋に残されたのはシルルと私だけになった。


鎮痛効果が切れ始めたのかまた腹部が痛み始める。起き上がれなくなり、寝転がると心配したシルルが腹部に魔力をかけた。少しずつその魔力が効き始めたのかまた傷の痛みが治まっていく。


「すまない、シルル……」

「良いの。痛かったらちゃんと言ってってさっきも言ったでしょ!もう……」


仕方ないな、と言わんばかりに困ったように笑った。また私はシルルに言わないで勝手に痛みを我慢しようとした。言って、と言われたのにも関わらず。


痛みが治まり、再び起き上がり、シルルの頭を撫でた。髪を指先で梳かして、椅子に座るように促し、ベッドの横に置かれていた私の手荷物からクシとリボンを手に取る。


少し傷んでいるが相変わらず綺麗な髪をしている。半分に分けて、片方ずつリボンで結ぶ。そうしてツインテールのいつものヘアスタイルにしてやった。


「ありがとっ。やっぱりこれが一番落ち着く!」

「そうか。それなら良かった」


振り向いたいつものヘアスタイルのシルルは満開の笑顔を見せてくれた。


それからアンフィルお手製の食事を結局ドクターとアンフィルも今いる部屋で取り、落ち着いたところでもう一度寝転がる。五日ぶりに胃を満たしたところで急に眠気に襲われる。


「久しぶりに隣で寝るね」

「構わない……おやすみ、シルル」

「うん……おやすみ、レイ」


セミダブルサイズほどのベッドのため、シルルも横で眠ることは出来る。腹部を触らないように胸元に腕を回して抱きつく。こうして共に眠るのは久しぶりだ。暖かいシルルの体温を感じて、眠りを就いた。


次の日。目が覚めるとシルルは先に目を覚ましており、不安そうに私の事を見ていた。


「エリオとエシュリアが来るって」


小さく震える声で呟いてシルルは俯いた。やはりまだ会う勇気がまだ無いのだろう、私の手を少しばかり強く握り締めた。その手を握り返して、起き上がり、頭を撫でた。


寝る前に解いたシルルの髪を結び直し、自分の髪もしっかりと結んだ。昼過ぎに来るとドクターから聞いたらしく、それまでずっとシルルは不安そうに私にくっ付いていた。


昼過ぎ。来訪者の知らせを受け、部屋で待っているとエリオとエシュリアが入室し、ドクターが持ってきた椅子に座る。


「どんなに謝ったって仕方ないって分かってる。でも、謝らせて欲しい。僕が犯してしまったことを。そして知って欲しい。僕の暴挙の理由を」

「……それで納得しなかったら。シルルはエリオの事許さないよ、それでもいいの?」

「構わない。でも、帝国を滅ぼすために協力だけはして欲しい。……それじゃあ見せるよ。記憶映像(メモリービジョン)


目を閉じたエリオが見せてくれたのは彼自身の記憶の映像。始まったのはエリオの十五年間の記憶の抜粋された映像。


最初の記憶は精神世界に闇の種とやらを埋め込まれたもの。これがエリオの姉を侵しているものになるらしい。そして実験体として0105という番号をつけられたエリオは過酷な魔力実験に駆り出されていく。


悲痛であまりにも残酷な映像にシルルは時折目を逸らしていた。エリオの場合記憶の魔力の増強のために薬を打ち込まれ、脳への負担が増えていた。それを負担を軽減する薬で中和して、様々な事を記憶させられている。莫大な記憶に苦しみ続けるエリオに帝国の研究所の所員達は無慈悲に実験を続けた。


そしてとある日。エリオの姉、ツバサの精神が壊れたことを伝えられる。精神が壊れたことで感情を失った姉のためにエリオは脱走を決意。過酷な実験を受けながらも脱出路を探し求めた。


エリオにとって姉はたった一人の肉親だった。両親から捨てられ、実験体になったエリオにとってたった一人の希望だった。そんな彼女が精神を壊し、感情を失った事でエリオもまた壊れかけた。しかしそれでも自分が壊れれば全てが終わると察し、大人になろうとした。姉を支えようとした。


そんな姉を奪ったのは帝国だった。エリオはたった一人の肉親を失い、絶望の中にいた。エリオを救ったのはエシュリアだった。エシュリアのために生きると決めたエリオは私達と共に帝国と戦う決意を固めていた。


しかしそんな中で姉が豹変した姿と出会ってしまった。


「……エリオ」


映像が終わったあと、シルルは私の手を離れ、エリオの前に立っていた。俯くエリオを見下ろし、手を上げるシルルを止めようとするエシュリア。それを私は見ているだけだった。


そのままあげた手を縦にして、エリオの頭に軽いチョップの形で振り下ろした。


「いてっ」

「……これで許してあげるっ。次は無いからねっ!次レイに何かしたらシルルが許さないからねっ!!」

「肝に免じておくよ。レイは……どうなんだい?」


プイッとそっぽを向きながらもシルルは話を見て、許すことにしたようで、チョップのあとにエリオの頬をつねっていた。つねられながらも笑って、次は私に話しかけられる。


あの映像を見て、私はどう感じたのか。


エリオはふたりぼっちだった。それがひとりぼっちになって、孤独に耐え切れずに死のうとしていた。それをエシュリアが共にいることでひとりぼっちじゃなくなった。


エリオもまた孤独な人だった。


「……次は無いと思え。今回だけはシルルに免じて許してやる」

「ありがとう……本当に……ごめんなさい……」


頭を下げるエリオにふぅと一息吐いて、シルルと顔を見合せた。


確かに犯してしまったことは大罪だが、運良く私は生きていた。次やられたら本当に許さないが……今回だけは許すことにした。未だに腹部の傷は痛むが。


話が終わったところでまたドアが開く。入ってきたのは見覚えの無い女性と男性。彼らは一体?


「そろそろ話も終わったかしら?」

「レイは知らない人だよね!えっと、女の人がエスペラさんで、男の人がルージュさん!さっきルージュさんの話はしたよね!」


噂の相当腕のいい助手というルージュがこの男性らしい。そして隣の女性がエスペラというらしい。


それにしても一体なんの用事なのだろうか。


「大事な話があるのよ」


そこからエスペラが話を始めた。


ご閲覧ありがとうございます。

宜しければ評価を宜しくお願い致します!

励みになります!


レイ復活!ちゃんと生きてました!前回(10話)二日昏睡→今回五日昏睡。21話目にして二度昏睡状態に陥る王子様の運命やいかに


個人的にエリオ&エシュリアは拗れた恋をしてるのですがレイ&シルルはド直球というかストレートな恋をイメージしてます。エリオが主人公らしくないのでレイがその分主人公らしさを少しだけ持ってたりします。一応特撮的ポジション的に言えば二号ラ*ダーポジションとなりますね。、

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