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5-26  マルシー村2


せっかく入場料払ったんだから、そんなにすぐには出ないよ。


お嬢様が飽きるまでは、ここで遊ぼう。


お嬢様はうさぎを堪能したあと、リス、ハムスター、子ヤギと、大忙しだ。


いつのまにか売店で、どうぶつに食べさせる エサのセット をもらって、せっせと食べさせている。


売店のおばちゃんがこっちを見て微笑んでいる。


後で料金支払わねば・・・。


クランベールはうさぎを抱いて放さない。


ときどき桃色吐息を吐いている。


なにかトリップしていないか?  大丈夫か?


メリーアンは子羊と会話している?


あれでなんで通じるんだろう。


メリーアンは羊の執事のシルブプレを思い出して、懐かしいのかな。


あ、上によじのぼった。


子羊の背中で気持ち良さそうに寝ている。


それってルカでも一緒じゃん。


あれ?  ルカに睨まれている?  聞こえた?


子羊と一緒にしないでください?


いやいや、むしろあっちのほうがかわいくないですか?


ギャー!  突進されて、突き飛ばされた!


どうしてよけいなことを言ってしまうんだろう、オレ。


倒れたオレの上に子ウサギがいっぱい乗ってきた。


お?


これってかわいくて、あったかくて、とっても幸せな気分。


これを見ていた子供組も真似しだした。


仔猫が乗ったり、ハムスターが乗ったり。


みんな顔がにやけている。


ジャックの上にメリーアンを乗せた子羊が乗ってきた。


つぶれる、つぶれる。


ティンプルの上には うり坊が乗ろうとしている。


ティンプルは小さいんだから、真似しちゃダメでしょ。


ってか、うり坊は、さっき上に乗られた仕返しのつもりなのかな。


それとも、もしかして、リバ?


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