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5-21  シルキーの村2


くっ!  なぜバレた!


お嬢様の前で正座をさせられ、ねちねちと責められている。


夕べはお嬢様たちは、寝ていたはず。


ジャック?


ジャックは私達に混ざってご馳走ちそうを食べていたが、子供達にはしゃべるなと、プリンを与えて念を押したはず。


え?  しゃべってはいない?  ジェスチャーはしたけど?


おのれ!  ジャック!  裏切り者!


あ、はい、すみません、反省してます。




朝ご飯に、プリンパフェをつけることで、お許しが出た。


ドロシーも、ルカも、一緒にご馳走ちそうを食べたのに、助けてくれなかった。


目も合わせてくれなかった。


お風呂の一件で、株を下げすぎた。


温泉回は、はしゃぎすぎでした。  反省してます。


でも後悔はしていない。


ジャックがなぐさめに来てくれたが、そもそもおまえのせいだからな。


おお、メリーアンも はいはいで、なぐさめに来てくれた。


ほっぺにチュッって、そんなことをされたらまた女性連中が!


おおお!  零下の視線。  いや、むしろ、絶対零度。


え?  メリーアンのその笑顔は。


もしや こうなることを わかっていて?  OH! NO!


メリーアン、恐ろしい子。



ん?  ジャック。  頭の上のそれは何?


いや、後ろを振り向いても見えないよ?


手も足らない。  仕方ない。  とってあげる。  おいで。


おお?  これは!  妖精!?


妖精が、ジャックの頭の上で寝ていた。


カボチャのつるについた葉っぱだと思って、気付くのが遅れた。


え?  いつから?


もしかして、夕べから?


緑の服を着て、手のひらサイズで、虫のような半透明の羽を持っている。


所謂いわゆるフェアリー。


なにやら寝言を言っている。


『もう食べられない~、むにゃむにゃ』


おい!


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