5-6 イーブ温泉3
温泉回を滞りなく進めただけなのに、ドロシーとルカからの評価が地に落ちていた。
M疑惑までいただいた。
いささか不本意である。
その点、子供達はいつもどおりだ。
いや、メリーアンがハイハイしているな。
赤ちゃんの成長は早いなあ。
「ニャー(今日はここの温泉宿に泊まりましょう)」
子供達が大喜びで騒いでいる。
「ニャー(食事が豪華らしいのです)」
泊まりなので、部屋に食事が配膳された。
海の幸、山の幸だけでなく、大人たちにはお酒もついた。
滅多にない機会なので、みんな子守りを忘れて飲んだ。
もちろん自分は執事なので、節度のある飲み方にした。
みんなでわいわい食べた後、子供達がバタバタ遊んでいたが、そのうちみんな寝た。
ドロシーがねちねち絡んできたので、はいはいと聞いておいた。
ルカはパカパカ言っている。
ドロシーにかなりセクハラされた。
酔うと こうなるのか。
そのうちふたりとも寝てしまった。
せっかくの機会なので、ルカの羊毛(?)を気が済むまで もふもふ させてもらってから、自分も寝た。
翌朝、子供達に起こされた。
大人たちはまだ睡眠中だったので、子供達を連れて温泉に行った。
ゆっくり朝風呂を楽しんでから帰ってきたら、大人達はまだ寝ていた。
なので、子供爆弾を突撃させた。
ふたりともひどい寝起きだったので温泉へと追い出し、自分と子供達で朝ご飯を食べた。
しまった、メリーアンはミルクか。
温泉へ突撃だ。
風呂桶でボコボコにされながら、なんとかメリーアンにミルクをもらった。
ん?
メリーアンのハイハイが千鳥足だぞ?
ルカのミルクにアルコールが残っていたのか?
異世界って不思議なところだなあ。




