表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
35/167

2-15  土の迷宮5


泥田坊は押し付けて、ロックゴーレムを倒した。


毒土蜘蛛は押し付けて、ポイズンデザートバッファローを倒した。


途中の宝箱で順調に我の宝石コレクションもたまってきた。


ただ中ボス階層の宝箱にはいつも宝石がない。


ハズレだとわかっていたら、やる気がおきない。


まあやる気がなくても勝てるんですけどね。


40階層の中ボスのアイアンゴーレム5体を爆裂で倒した。


我の爆裂をなめるなよ。


ただ破片の鉄の塊がこっちに飛んで来てびびった。


アルがシールドで守ってくれたようだ。


うむ、忠義である。 これからも精進せい。


やっぱり! お宝は土の腕輪だった。


ダンジョンには忠義が足りない。




「ニャー(そろそろ宿に戻りましょう)」


夕刻となったので、オーミの街の宿まで転移した。


頭に警報が鳴り響く。


魔族の気配がするだと?


お嬢様への隠蔽を強化する。


これで気配は漏れないはず。


みんなで食事を取りながらひたすら魔族の気配を探る。


集団ではない。 エリザベス様でもない。 誰だ?


しかしこちらから接触するつもりはない。


このままこっそりとやりすごす方針だ。


食後のデザートを堪能した後、みんなで就寝した。




朝になったがまだ魔族の気配は消えない。


ずっとこの街にいる。


ここは動かないほうが得策。


「ニャー(お嬢様、今日はダンジョンはお休みにしましょう)」


「なぜじゃ?」


「いや、そういえばこのまちをたんけんしていなかったのじゃ。 クランベール、みなでまちをたんけんじゃ。」


外出は控えたかったが、仕方がない。


いざというときは絶対お嬢様をお守りする。


というか、魔族を殺す。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ