1-19 フローリー草原
「ニャー(ですが、街の外でモンスターを標的にいろいろ試されるのは、むしろよろしいのではないかと)」
うむ、水と風の複合魔法も試してみたいしのう。
「よし、おでかけじゃ。」
「ニャー(ではその前に、歯をみがいて、お着替えです)」
「ニャー(ここなら大丈夫でしょう)」
「ひとぞくもおらんが、モンスターもおらんではないか。」
「ニャー(まず発動を確認して、その後で威力を確認しましょう)」
「ふむ、ウォーターボール!」
バシュッ!
「んー、やっぱりひょうてきがないときがのらぬのじゃ。 アル、そこにたつのじゃ。」
「ニャー(かしこまりました)」
「ウォーターシュート!」
ジョバァーー!
「ウォーターカッター!」
バシュッ! バシュッ!
「ウォーターレーザー!」
ピシュー!
「どうじゃ?」
「ニャー(はい、なかなかの高威力です。 並のモンスターならイチコロでしょう)」
”なかなか” とか ”並” とか、言い方が腹立つな。
「それなら、これでどうじゃ?」
ウィンドカッターの切れ味にウォーターカッターの質量を乗せて、と。
「ふうすいじん じゃ!」
バシュー! バシュー!
「ニャー(おおーっ!)」
「ニャー(今のはいいですね。 シールドが破られてあわてて張りなおしましたよ)」
アルを慌てさせられてうれしいが、それでも届かないのがくやしい。
「つぎはウォーターアタックとジェットストリームをあわせてみるのじゃ!」
「ニャー(あ、名前注意してくださいね)」
「ウォータージェットストリームアタックじゃ!」
「ニャー(ギリかな? ギリアウトかな?)」
ドッカーーン!!
アルがシールドごとふっとんだ。
「ハッハッハッ! せいぎはかつのじゃ!」
「キャーー!!」
「ん?」




