表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
151/167

8-7  ムチャシバク3


泉の広場 の一角に、通路を見つけたので、近くのドワーフに聞いてみた。


「ニャー(この通路はどこへ行くんですか?)」


「ああ、ここを真っ直ぐ行くと、ヒネルツネル村に行く。」


別の村に つながっているのか。


もしかして、ドワーフの国ナグルドツク の町や村は、みんな地下にあって つながっている?


聞けば ヒネルツネル村は、農業オタク が多く集まった村らしい。


だけど品種改良をやりすぎて、変な野菜が多いらしい。


中には勝手に動き回る野菜もいるとか。  それ、魔物じゃね?


収納の中でポセインチアが騒ぐ。  どうどう。


行こうかな。  どうしようかな。


え?  通路は寒いから気をつけて?  行くのやめます!


観光は、この村だけでいいや。




宿オタク のドワーフのところで、宿を取ることにした。


へえ、奥は広いんだ。


掘ってもらって部屋にした?  穴掘り職人もいるんだ。  そりゃいるか。


まあこちらは空間拡張するから関係ないんですけどね。  天蓋ベッド、よいしょっと。


ボイラー職人がいい仕事をしていて、どの部屋も暖かくてナイス。


窓の外が草原? と思ったら、絵 だった。  てか、窓 いるか?


TVモニターのような魔導具に、端末とコントローラーがつながっている。


これは もしや。


対戦型のテレビゲーム魔道具だった。  極初期のテニスゲーム。


絶対に夢中になるからと、テレビゲームの提供だけは避けていたのに。  ドワーフの開発オタク魂 に負けてしまうとは。


ほら、みんな、ハマってしまった。  やれやれ。


お?  メリーアン、うまいな。  はじっこで受けて、高速レシーブ。


お嬢様、負けたら交代ですよ。  順番は守ること。


ベル、コントローラーは引っぱらない。  引っぱってもラケットは動きません。


ここでもルカが最強か。  って、言うてる場合か。


ほらほら、みんな、もう寝る時間ですよ。


魔導具の照明を暗くして、みんなで就寝。


お嬢様、暗闇で遊ぶと、目を悪くしますよ。


でも魔導具ってスゴイな。


明日は魔導具職人を見に行こう。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ