表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
108/167

6-6  ゴーズ砂漠4


解説しよう。


異世界には回復魔法がある。


怪我や衰弱や内臓損傷、強力なものでは部位欠損なども直せる、奇跡のような魔法である。


だが不摂生などが原因の慢性的な病気などは、それによっても直せない。


でも、似た魔法である治癒魔法を使えば、軽い病気や急性中毒や症状を軽くしたりすることはできる。


しかしそれでも直せない致死性の病等もある。


そんなとき異世界では、やまいを誰かに移して、当人の病のみを治す事が出来る。(移した先の病はそのまま。)


そんな病移魔法を使えるものを病移師やまいうつしと呼ぶ。


病移師は希少で、国に数人いるかいないかなので、重要人物に指定され、手厚く保護されており、国の許可無くそう簡単に会うこともかなわない。


そんな病移師に会いに来たという、このワンコはいったい・・・。


ちなみに病を移す先は、基本生け捕りにした魔物なので、害虫駆除と同じなのでご安心を。




「ニャー(もしかして病気なのはあなたですか?)」


「わん(はい、じつは そうなのです・・・)」


どれどれ、ユニークスキル ”にゃんこの目”。


ははあ、獣人特有の 『尻尾 がん』、余命は幾許いくばくもなし、か。


どうしよう、コマンド魔法を使えば、”病移やまいうつし” もたぶんできる。


しかしこの子は何かを隠している。


まずそもそも 女の子わんこ であることを隠しているようだし。


でも身の安全のために隠しているなら、あばく必要もないし。


また、助けてあげる義理も理由も無い。


かといって、砂漠で助けた命を病気で散らすのを、見殺しにするのも忍びない。


さて、どうしたものか。


「アル、このこを たすけることが できるか?」


「ニャー(はい、おそらく可能です)」


「じゃあ、たすけてやるのじゃ。」


「ニャー(かしこまりました)」


さすがお嬢様、ええ子や。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ