事実
ほわぁぁぁ!評価を!評価をくださいっっっ!
あの子だった。……どうして?どうして今さら?ぐるぐると頭が回る。ゆっくりとケータイを開く。
夕ちゃんへ、
いまなにしてるのー?もしかして、もしかしなくてもないてたりする⁇ごめんね‼︎私のせいかな……?でも夕ちゃんは優しいから許してくれるよね!私、夕ちゃんがすごくうらやましかったの!すっごくすっごくうらやましかった!いつも楽しそうに笑って、家族に大切にされて、彼氏にも大切にされてた……。でもね、私思ったの!私って夕ちゃんより可愛くて、夕ちゃんより優しいって!だから私といたらみんな嬉しいんじゃないかって!だから私、みんなが幸せになるように、みんなに優しくしてあげたの!そしたらみんな喜んでくれたわ!すっごく嬉しかった!でもね……………………つまらなくなっちゃったぁ!だからね、捨てたの!だってみんな私を幸せにしてくれないんだもん!夕ちゃんの元彼はね、卒業したら結婚してくれないか、って言われたから私言ったの!「あなたは私につりあってないから嫌だし、私はあなたのこと好きじゃない」って!夕ちゃんのお母さんには私、幸せになる方法を教えてあげたわ!子供は迷惑をかけるだけだよって………。でも、夕ちゃんは死んでないね!おもしろくないなぁ……。あっ、でもお姉さんが死んだんだって?あのお母さんにはしては面白いことしたね?薬も渡してあげたからあたりまえかぁ!ふふっ……、私これから私を愛してくれる人のところに行くの!だから、バイバイだね!じゃあ、私より幸せにならないように生きてね!……………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………2度と私の主人公人生を邪魔しないでね?じぁあばいばーい!
………………なんで?この人がすべてしくんだっていうの………?こんなことを思いながらも頭はしっかり理解していた。この子……………愛李〔あいり〕ちゃんが、私の愛した彼をとり、母を誑かし、姉を………………………………殺したということを。
あぁ…………なんで、なんで、……許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない……………………
あぁ、お姉ちゃん………私のせいでお姉ちゃんは死んだんだね……………私が愛李ちゃんの邪魔をしたから………いま、そっちに行くね………
私は部屋をでて隣にあった姉の部屋に入る。姉の部屋は姉が死んだその時から何もしていない。だから………私は姉が飲むはずだった薬と、落ちていたペットボトルの中に少しだけ残っていた水を一気に飲んだ。
あぁ……………………死んだら、どうなるのかな…でも、これだけは言える。お姉ちゃん……私はお姉ちゃんを愛していたよ……………そして………愛李ちゃん…愛李
私はあなたを絶対にユルサナイ。
夕の愛してるは、親愛です!
愛李ちゃん怖いよー!
彼女は無意識に人を見下しています。だから悪いと思っていません。彼女にとっては当然のことなのです。