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CROSS FIRE  作者: POCO
8/8

7話 実力確認 中編

テストは順調に進んでいる

「そこって強いんですか?」

ひとり空気を読まずつぶやく隼人

「横浜シニアはね、去年のシニアリーグの全国大会の優勝チームなんだ。」

「まー横浜シニアって言ったら昔は超強豪だったらしいしねぇ。」

「今も強いけど、最近は強豪相模シニアや、西横須賀シニアなんかに負けてたからね。だけど去年は違った。横浜が優勝したからね。」

「ふーん。」

今もなおテストをしている徹へ視線を向ける隼人。

{結構うまいのか・・・}

「よーし!!打撃も即レギュラーでも通用するレベルだろう。次!!井野馬!!行くぞ。」

すると、横で準備をしていた健が立ち上がった。

「っへ。待ちくたびれたっす。」

グラウンドへ向かう健。入れ違いに徹が戻ってきた。

「水江。あいつのプレーもよく見ておけよ。やつは一つ武器があるからな。」

「武器?」

そんなこんなでもう始まるようだ。

「よし!!始めるぞ!!!井野馬は外野だったな!まずはフライから行くぞ!!」

カキィィィィン!!!!!

頭上高くボールが上がる。

健は難なく、

パシ。

キャッチした。

「もいっちょぉぉぉ!!!」

カキィィィィィン!!!!!

これも

パシ。

キャッチした。

「まーここまでは普通だな。」

「確かに。」

そこで、徹は、キャプテンに声をかける。

「すいませーん!健の力はそんなんじゃないっすよー!。試しに、内野と外野の境目らへんにうってみてください!」

「?結構深く守っているのにそんなんじゃ意味がないだろう!!!」

カキィィン!!

試しに打ってみた。

健はというと

「さっすが峰っち!!俺のことわかってるぅぅぅ!!」

大真面目に走って取ろうとしていた。

だがしかし。

「「「っな!?足速ぇ!!」」」

そして飛び込みキャッチ。

「若峰の言ってた武器ってまさか、」

「そう。足の速さだ。やつは、ショート方面にボールを転がしとけば確実にセーフになる程足が速い。」

{バントとかはどうなのかな?}



~~打撃テストにて~~

コン。

「っふ。打撃テストでバントするやつなんか始めてみたぜ。まして_」

「それがセーフになっちゃうなんてねぇ・・・。」

「井野馬!お前は1番でほぼ決まりだ!!!」

「ウィっす!!」

二人とも終わってしまった。

「それじゃあいよいよだな。見させてもらうぜ、お前の実力。」

「ああ、いってくるわ。」


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