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~東方恋愛録…罪な罪…~

今回もで通じますかね…?


次回からはちゃんとやります。


今回は恋愛録の設定についてあとがきにて…

映姫,小町編…


人を好きになる…恋をするって事はどんな事なのだろう…

そう考えた事が俺にはある…


ただ、その人に会うだけで幸せ…

いつも一緒…


そんな事だろうと俺は思った…


だから俺は思った…


恋ってくだらない物だな…っと…


友達と話していたときもその事を思っていた…

友達には彼女が居るらしい…

付き合って間もないが、とても幸せだと…


…聞いてて嫌になった…



愛し合うとはどんな事だろう…

そう考えた事が俺にはあった…


キスをする…

手を握り合う…

食事を共にする…

あるいは、床で愛し合う…


そんな事だろうと俺は思った…


だから、俺は言った…


"お前等の愛はその程度…恋人ごっこだ"


友人達の全員にこれを言った…


最初は皆、ただ俺が彼女が居なく、悔しいから言った言葉だと思っていた様だ…


だけど、友人達一人一人にどの位友人達がごっこ遊びをしているのかを教えていった…


その結果、俺は友人達に怒られ、縁を切られた…


俺には友人等が少なく、俺はすぐに孤独となった…


今思えば、恋人も友人も同じように必要ないものだとおもった…


居ても面倒くさいだけである…


そんな事を思いながら、俺は高校を卒業した…


学校から出るときに、友人達が全員、彼女に振られたと言うのを聞いた…

やっぱりその程度なのだ…


快くして、家に帰る…


しかし、俺は快くし過ぎて周りが見えなくなっていたのだろう…


俺は変な空間に入ってしまった…


周りは無機質と言って良いぐらいな"目"…いや"眼"が沢山あった…


…彼の世?そう思ってしまった…


そうしていると後ろから肩を叩かれた…


振り返ると、日傘のようなもの持った女性が居た…


「こんにちは殿方?」


「こんにちは婦人…今日は空が眼玉模様ですね」


「ふふ、雨模様ではなくって?

…まぁ良いわ、貴方は誰からにも忘れ去られた孤独の人になりました…

ですから、貴方は幻想郷に来て貰います…

と思いましたが、少し変更です…」


俺は今の言葉を聞いて思った…何が何だか分からない…


「つまんない貴方には、つまらない方の所にスキマ送りにしましょう…

以外とお似合いかしら…

では、ごきげんよう…」


俺の視界が真っ暗になる…

だが、それはすぐに終わった…


俺は知らない場所に立っていた…

途轍もない長い廊下に立っていた…


しばらくすると足音がしてきた…


コツコツと音を大きくしながらこちらに向かってきていた…


歩いてきたのは女性だった…

変な帽子を被り、背は少し低く、手に持っている紙…

恐らくは何かの資料だろう…

それを読みながら歩いている…


「…やはり最近は地獄逝きの魂が急増していますね…

例年の五倍以上に増えています…

やはりここは、地獄逝きの魂を増やさぬ為に地上に出て善行をする様に問いかけなければいけないのでしょうか?

しかし、善行というのは教えられず自分自身でやるのが善行と言えるのでは…?

しかし、そうなるとやはり地獄逝きの魂が増えますね…

ふ~む…どうしたら良いでしょう…」


…変なことを考える人だ…


「善行と言わず、楽しく仕事をしましょうとかで良いと思いますけど?」


「そうか、遠回しではあるにしろ、やっている事は善行です!!

誰かは知りませんが有り難うございま…!?

だ、誰ですか!貴方は!?」

「んっ?…あぁ、○○です

適当に覚えておいて下さい」


「…では、○○さん

なぜ貴方は此処にいるのですか?」


「散歩してたらカレーの匂いがしたので…」


「な、何で私のお昼ご飯を!?」


「まぁ、それは置いておいて…

貴方の名前は…」


「っ!!…これは失礼しました…

私の名前は四季映姫・ヤマザナドゥです。

呼び方は何でも良いですよ」


「じゃあ、四季さんで…

さっきの質問だけど、俺食いしん坊だから食べ物の事なら何でも分かります。

ちなみに四季さん…幾ら何でもカレー1杯にマヨネーズを掛けすぎな様な…」


「い、良いんです!!美味しいんですから!!

でも、○○さん散歩で此処に来られるのはちょっとおかしいと…」


「古い文献だね…

まぁ、言っちゃうとスキマ送り?にされた」


「紫ですね…どうせ暇潰しでしょう

偶には乗って上げるのも一興ですね

○○さん、暫くの間、ここに住んで下さい」


「良いけど…何か仕事くれ暇だと嫌だ」




そんなこんなで、仕事を貰った…その仕事は…


「そう、貴方は少し…いいえ異常なほど食欲が有り過ぎなのです!!

食という物は本来生きながらえるために必要な分だけ摂取するものです!!

それを貴方はなんですか!!

常人の二倍以上食べているではないですか!!

確かに貴方は好き嫌いせず、米粒一つ残しません、それは良いのです。

しかし!!貴方は少々食べ物に関して誤解をしている!!

おかわりの意味を分かってますか?

おかわりは全ての食べ物を食べ終えてからするものです!!

貴方は先におかわりをしているのは何故ですか!!」


「食べ物のありがたみを自分なりに理解しているつもりなので、先におかわりをする理由は美味しいうちに食べたいからですよ…

あと、四季さん?

お腹が減って苛つくのは分かりますが、料理は後三分で出来ますから席に座って下さい…」


「今日は何ですか!?」


「卵とトマトのサラダと好物のカレーですよ?」


「すぐに持ってきて下さいね!!

…ほら、小町!!早く席に着きなさい!!

料理が出来るまで貴方には説教に付き合って貰いますからね!!」


見て分かるように俺の仕事は料理人と四季さんのストレスを発散させる…それが俺の仕事だ

と、言っても…ストレス発散の方は俺にとってもストレスの発散になっている…


何故か話が合うんだ…

考え方が同じだからだが…

四季さんも説教が出来るから最近仕事が効率よくできるらしい…


そう言えば、最近小野塚さんと知り合った…

何でも、前に作った飯が旨かったから、弁当を作っておくれよ、だそうだ…


小野塚さんに弁当を作る代わりに、

ちゃんと仕事しろよ?

と言ったら、その日はあり得ないほど仕事をしていたそうだ…四季さん談


カレーが出来たのでテーブルに持っていく…


最近はみんなで食べることが多い…

別に良いのだが…食べるてる時は説教をやめてほしいものだ…


「やはり最近は恋人同士の争い事が地上で耐えないらしくて…」


「恋愛事ですか…全く私たちの様な女には関係のない話ですよね映姫様」


「わかりませんよ?私はともかく、小町は関係あるのでは?

最近は想い人でも出来たのか綺麗になったようで…」


「それを言うなら映姫様もでしょう?」


はぁ…今日は駄目だ…

目の前でまたごっこが始まった…気分が悪い…


「あの、四季さん…今日はお暇を貰ってもよろしいですか?」


「?…別に良いですけど、珍しいですね、貴方が休みたいと言うのは…」


「所詮は人間って事で…

四季さん、有り難う御座います…

では…」

帰って今日はゆっくり寝よう…





「…映姫様」


「ええ、明らかに変ですね…

あの○○は休む位なら逆立ちしてても仕事をしたがりますからね…」


「どうしたんでしょうね…」


「そんな貴方達の心を埋める一服の清涼剤(情報)を持ってきたわよ」


「っ!?…紫でしたか、驚かさないで下さい」

「それで?清涼剤とやらってのは何なんだい?」


「…えぇ、さっき偶々貴方達を見ていたのよ…」


「相変わらず趣味が悪いですね…」


「…貴方達、○○の前で恋愛の話をしたでしょう?

○○は恋とか恋愛類は嫌いなのよ…

だから、貴方達が恋愛の事を話したとき

嫌気が差したんだと思うわ…

○○は恋人達の事を見て恋人ごっこと言っていたわ…」


「こ、恋人ごっこ…」


「ひ、ひでぇ…」


「でも、完璧に○○が貴方達の恋愛話によって気分を害した事は確かよ…

…でも、妖怪の賢者としてこれだけは言っておくわ…

本物の愛ならそれを貫き通しなさい…

彼自身は恋を知らないから恋に落ちたら…激しいと思うわ♪…」


「「ゴクッ!!」」


「そう言えば貴方達は二人とも○○の事が好きなようね…

貴方達にこれをあげるわ♪」


「何ですか?この薬は…」


「ふふっ、媚薬よ…

超強力なもので、効果は三日だけど…

その分…あ、藍に早く帰ってきてって言われていたわ

ではごきげんよう…」


「・・・・・。」


「こ、この様な薬を持つことは重罪です!!

なので、小町!!貴方の薬をこちらに渡しなさい!!」


「えぇ!?それはないですよ!!」


「上司の言うことが聞けませんか!!」


「職権乱用だっ!?」


「良いから渡しなさっ…あ!!能力を使って逃げるんですか!?

今なら遅くないです!!

薬を渡してくれるなら昼寝を許しますからぁ~!!」


「…映姫様、恋は料理です。

タイミングを逃すと味が変わるように…

映姫様は塩を掛け忘れるんですよ!!」


「くっ!!…○○の家まで追いつけるか…!?」





~○○の家~


「はぁ…仕事、休んじまったなぁ…

今日はもう、そのまま寝ようかな…ゲホッ!!ゲホッ!!

……そろそろ冥土が近いか…」


寿命が短い事は知っていた…

こっちに来る前に、もう吐血していたからだ…

だから俺は恋愛のことをごっこ扱いだった…

こっちに来る前に、俺は好きな奴がいた…

それこそ、一緒にいるだけで幸せになれるほどの…


だが、吐血してからそれは変わった…

例え付き合えたとしても、俺の命の蝋燭はすぐ燃え尽きるだろう…

だとすると残された彼奴はどうなる?

考えただけで嫌になる…


所詮付き合えたとしても、どっちか片方が死んでしまったら…?


愛すると言っておいて死んでいったのだ…

故に、ごっこだ…


けど…ごっこと言っていたのに…

言っていたにも関わらず…


俺は再び恋をした…

誰に?二人にだ…


俺はあろう事か、四季さんと小野塚さんに恋をしたのだ…


とても苦しかった…

ごっこと言ったものを受け入れるなんて、もう俺は死んでしまうのに…


…二人が、俺の事を好きなのに…


以外にも、俺は鋭かったんだな…

まぁ、毎日恋の話を聞かされていれば自然と分かるだろ…


俺も二人も両想いなのは分かった…


けど、俺が死ぬ日は近い…

この分だと…長くて一週間、か…


俺は…迷った挙げ句…


自害する事にした…


二人は悲しむかも知れないが…

少なくとも、付き合ってから死ぬよりはマシなのか…?


何を言ってるんだ俺は…今から死ぬのに…


もう、首吊り縄は設置した…


これで楽になれる…やっと…


じゃあな!!


ザクッ!!


??…首吊りしたにしては、変な音だ…


そう思い、目を開けると…


鎌を大きく"俺"に振り降ろそうとする小野塚さんと…

悔悟棒を大きく"俺"に振り降ろそうとする四季さんがいた…


「「有罪!!」」


ボコッ!!と言う大きな音を上げて、頭を二回叩かれた…


「大丈夫、あたいは斬ってはない、叩いた」


「大丈夫ですよ、…えぇ私達は…」


「…何でここに来たんですか?」

まさか自殺する事を知っているはずは…


「あぁ、それは途中であたいが気づいた…

あたいを誰だと思っているんだい?

三途の川の船頭で死神なんだよ、

その位お見通しだってことだよ」


「私も小町も、さっき気付きました」


「ちょっ!?映姫様!?今あたいポイント上げてるんですけど!?

さらっとネタばらししないで下さいよ!?」


「小町…今はとりあえず、○○の説教からです…○○」


「……何ですか?」


「ここは裁判所ではないですが…

これから、私と小町で貴方を裁きます…異論は聞きます…

まず、貴方は三つほど大きな悪行を起こしました…

一つ、私達へ料理を作るという仕事を勝手に辞めようとしたこと…

二つ、これは一番重い悪行ですが、今の私達からすれば二番目の悪行です…

それは自害という、人がやってはならない最大の禁忌です。

三つ…これが私達から見て一番重い悪行です…

何で貴方は自分を否定するのですか?

恋人を見る度にそれをごっこと称し、笑っていました…

しかし、今の貴方は他人を好きになっても、それを否定したくなる

それはどうしてですか?

…私は、恋人は所詮恋人なのだと思います…

貴方の様にごっこ遊びほど酷くはないですが…そう思います…。

しかし、私はこう思います…

そう、本当の恋というのはありませんと…」


「…本当の恋ってものは言葉では表せない何かだよ…○○」


「その通りです…名前なんて私達より前に生まれた

何かが勝手に付けたものです。

だから…"私達"は思います」








ーー本当の愛がここにあるとーー





「貴方の裁判はこれにて終了します…

結果は能力を使わなくても黒です。

…しかし、貴方が地獄に落ちる意味はありません。

これから善行を積み、罪を返せば良いのです…」

「…でも、俺はもうすぐ…」


「分かっています…その為の方法も今、思いつきました…

これを飲んで下さい」


渡してきたのは小さな小瓶…


「これは…?」


「大丈夫です、毒ではないです、と言っても…飲んで貴方の病気が無くなるわけではありません…

大切なのは飲んだ後なんですから…」


「…もう一度聞きますけど…

これは何ですか?」


「ふふふ、ちょっと強い"媚薬"です」


「…何でこんな時に媚薬なんて飲まなきゃ…」


「ですから、さっきも言った通りその後が大切なんですよ」


「……はっ!?まさか!?」


「遅いですよ…」


ガシッ!!

「大丈夫さ、あたいも映姫様も○○が好きだし…

○○も…あたい等のことが好きなんだろ…?

大丈夫、優しくするから…」


「た、確かに好きだけど!!その…心の準備的なものがいるだろ!?」


「さぁ、映姫様?あたいが押さえてる内に…」


「さぁ、口を開けて下さい…」


「……一言だけ言わせてくれ…」


「何ですか?(何だい?)」


「今はあまり意味の無いような言葉だよ…」






ーーーー愛してるーーーー








この世とあの世の境にある川…そこには死神が船頭している船がある。

その船が行く川を辿っていくと大きな裁判所がある…

その裁判所では一人の閻魔と一人の死神…そして人間であった神がいた…


三つの神は裁判所にやってくる死した魂を説教する


閻魔が厳しく説教し、死神が明るく説教をし、神が魂に刻みつけるほどの響く言葉で説教をした…


そして、その裁判所では未だかつて地獄に落ちた者はおらず…

皆、極楽浄土の天に昇る…


四季映姫・ヤマザナドゥと小野塚小町…

そして…神になった○○が居たからこそ…


幻の土地で天に昇ることを想う人々は、今日も幻想郷で幸せに暮らせるのであろう…





○○が善行を積み、尚且つ神になれたのは・・・

閻魔である四季映姫・ヤマザナドゥと死神である小野塚小町と交わったこと・・・


そして、閻魔である彼女と過ごしたからである


何故なら、彼が生きて彼女たちと生活する・・・

それが、彼・・・○○の善行・・


皆さんも知ってもらいたい・・・

貴方が生きていることで誰かが幸せなら、それは一番の善行であることを・・・


まずは、読んでいただきありがとうございます。


さて、読み疲れているところですが、

軽く読んで頂ければ幸いです。


まず、恋愛録はノーマル・ギャグ・ヤンデレの三種類ずつ書いていこうと思います。


阿求はギャグで書いていたので、次に阿求を書く事があれば…


次はノーマルにしようかと…


ヤンデレは俺得的な感じです。


基本、自分はヤンデレは書くのは苦手なので、ゆるいヤンデレになりそうですが…


主人公は○○で通していきたいと思います。


ただ、○○と、全部同じ名前ですが、

全く別の人物です。


出す東方キャラは全部バラバラです。


気が向いたらということで…


リクエストはなるべく受けるようにします。


こんなもんでしょうか?


他に分からない点があったらメッセージでも感想の方でもよろしいので送ってください。


では…

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