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~東方恋愛録?…阿求ギャグパート…~

今回も前書きはあまりなし…


コピーして移しただけですから…


では…

阿求編…ギャクパート


俺は○○、とある日に此処、幻想郷に迷い込んだ人間だ

ここ幻想郷では迷い込むのはそう珍しいものではないのだが…

実は俺は訳ありで迷い込んでしまったらしい…

その理由は俺が能力を持っているからだそうだ…

その能力は…

「お~い!!○○~!!今日もまた知らないキノコ採ってきたぞ~!!」


「はぁ~…今度はどんな毒キノコを持ってきたんだ?」


「私が持ってくるもの全てが毒キノコだと思ったら大間違いだぜ!!」


「はいはい、今日も魔理沙は元気だねぇ~、ちなみに全部毒キノコだ」


「げっ!?マジかよ!?」


「今日も収入無いな、ご苦労さん、ではさいなら~…」

さ~て、帰って幻想郷縁起でも読もうかな?


「ちょ、ちょっと待って!!」


「何だ?俺は帰ってよい子の幻想郷縁起を読むんだが…」


「○○も手伝ってくれ!!

お前の能力なら簡単だろ!!

【安全確認する程度の能力】なら!!」


「はぁ~…帰って阿求の奴の手伝いをしたかったんだがなぁ…」


「OKが出たら早速行くぜ!!」





~魔法の森~


今俺は魔法の森に来ている…

酷く周りが危険な空気でいっぱいだ…

ちなみに魔法の森に一般人が入るとヤバいらしいので、

魔理沙に特殊?な魔法を掛けて貰っている…


「ほら、これなんかどうだ?」


「それは否火茸天狗ひひだけてんぐ食ったら問答無用で彼岸行きだ」


「じゃあ…これは?」


「おっ、良かったな魔理沙」


「何がだ?」


「それは希視槍茸きしやりだけ

…まぁ、毒キノコだけど、見つけたら幸せになれるキノコだ」


「ちなみに、ここから見えるキノコは全部毒キノコだ」


「…今日、なに食べよ…」

はぁ~、仕方ない…


ブチ、ブチ…


「何やってんだ?」


「食うもの無いんだろ?」


「だからと言って、毒キノコは食わないぜ?」


「昔から言うだろ?

目には目を、歯には歯を…

毒キノコには毒キノコって事だよ」


「あぁ~、毒を食うなら皿までだろ?」


「うん、全然意味違う

とにかく魔理沙も採れ」


「了解だぜ!」







「沢山採れたな」


「あぁ、でも魔理沙…」


「何だ○○?」

「少し…採りすぎじゃないか?」


目の前にはマ○オも吃驚するほど沢山の毒キノコが…


「これでも手加減したんだぜ」


「これを手加減といえる奴はお前だけだ」


「ははっ褒めるな」


「褒めてねぇーよ…

じゃ、適当に作るか…」


「えっ!?お前料理作れるのかよ!?」


「男の必須条件だ」







「さぁ、遅くなったができたぞ」


「おおー!!…おっ?

…○○これは…」


桃芋毒塗茸ももいもどくとだけ毒独毒牙茸どくどくどくがだけの煮込みシチューだ…

見た目はアレだが旨かったぞ

じゃ、そう言うわけで…さよ~なら~」


「お、おう…またな○○」


さて、○○は帰ったけど、このシチューは旨いのか?


パクッ…んんんっ!!


「げほっ、げほっ苦!!!!」


○○め~!!騙したなぁ!!


…?

あれ、おかしい…さっきまで口の中が苦かったはずなのに…

今は旨い味と、甘い味で…


すまん、普通に旨い…


「最初は苦いけど、後味が最高だなんて…何という罠だ!!」


う~…苦い!!甘うま!!苦い!!甘うま!!


さ~て、おっかわり、おっかわり~♪


ドンドンドン!!


『魔理沙~言われた通り遊びに来たわ!!』


「げっ!!そう言えば霊夢呼んでたんだっけ…

くそ~、シチューが無くなっちまうぜ」


『あら、霊夢も魔理沙の家に?』


「やばっ!?紫も呼んでたか~!!

で、でも大丈夫!!

この位でシチューはまだ…」


『う~ん、良い匂いがしたから来ちゃた』


『あら、ルーミアじゃない』


終わった…

シチューよ…お前の寿命はもうすぐだ…



その日、魔理沙の家に来た三人は、シチューが気に入り後日、○○の家に

強請りに来るのは言うまでもない…




「ただいま帰りました~」


「もう、遅いですよ○○さん!!

折角今日は幻想郷縁起について二人で話し合う約束なのに!!」


「そう怒るなよ阿求…」


「いいえ!!許しません!!

どうしても、と言うなら何でも言うことを聞いて下さい!!」

阿求は頬を膨らましながら怒ってくる…

まぁ、確かに軽く六時間ほど遅刻だ、誰だって怒るだろう…


「もうっ!!私は貴方の事が好きなんですから、言うことを聞いて下さい!!」


「そんな無茶な!?理不尽な!?」


「ふーんだ!!○○がいけないんですよ!!

私が死ぬのを助けておきながら、私に何一つ求めない貴方が!!」


「はぁ~…阿求~、取り合えず飯にしよう…

お裾分けもあるし…」


「…あー、それがあのシチューですか」


「ん?知ってんのか?」


「えぇ、つい先ほどスキマ妖怪と博麗の巫女、あと…まぁその辺りの人達が来ましたよ…

貴方がつい先ほどまで料理をしていたとっ!!

私をほっといて何ですか!!

アレですか!?今流行の放置プレイというものですかっ!?

貴方は鬼ですか!!いいえ、もう悪魔です!!

私は貴方のことが好きなのに貴方は普通って…何ですかこれはぁぁぁ!!!!」


「当然の結果って事ですかね?」


「ほう…そうきますか…

ですが!!そうはいきません!!

今日こそ私のことを好きになって貰うんですから!!」


はぁ~…めんどい…


「今、めんどいと思ったでしょう!!」


「はい!!」

どうせ隠しきれないと思ったので元気良く返事してやった…

でも俺が思ってる以上に阿求は本気だったらしい…

その証拠に…


「…う、うぅ~…うわぁぁぁぁぁん!!

バカバカバカ!!私は本気なのに~!!

ひぐっ、ぐすっ!!」


マジ泣きだ…

何でこうなったかなぁ~…

幻想郷に迷い込んで

死にそうな阿求見つけて

能力使って、死なないようにした翌日にこうなったな


里の人達には阿求がこの様な行動するのは珍しいと言われた…


何だか俺がやったのは阿求にとっては、転成が出来ないだとか、永寿になったとか…


しかも、阿求のお陰で俺は閻魔様に説教をされた…

ありがたい言葉だらけなので、真面目に聞いていて

ここをこうした方が…

など言っていたら仲良くなった…

何か、死んだら彼岸に居る死神と一緒に働いて下さい…て言われた…

もちろん受けた

だって、頬を赤らめて笑顔でお願いしますね♪なんて言われたら断れないでしょ…


「また別のこと考えてる!!!!

慰めてよぉ…なんで慰めてくれないの…ぐすっ…」


あ、ヤベ…とりあえず慰めないと…


「お布団のなかで何で火照った私を慰めてくれないの…」


うん…もう無視する

「もう!!何で無視するんですか!!

構って下さいよ~!!

今なら私が抱きつくというおまけ付きですよ?」


「はは、面白いことを言うな?

でも、断る」


「ちっ…」


…うん、今の舌打ちは見なかったことに…


突然だが…俺は阿求の事は好きか嫌いかと言われたら好きと答える…

もし、出来ることなら恋人としてでも居られるくらいに好きだ…

けれど…不釣り合いだと思う…

名家とか、そう言う訳じゃなく…

こう…雰囲気から、

釣り合わないと思うんだ…


だから、俺は阿求の告白を拒み続けている…


それがお互い良い関係だと思うからだ…


「む~…では、一緒に本を読む!!

これなら良いでしょう!!」


「元からそのつもりだ…」


「やった~!!」






~書斎~


「おっ、毒キノコ大全集、もう次のがあったのか…」


「………」


「こっちは人の虐め方くすぐり編…

なんだこの本は?」


「なるほど…ここで薬を…」


「これは貴方の純愛ヤンデレ編?

何かしおりが沢山入ってる…

…ところでヤンデレって何?」


「お酒に薬を入れずに、水などに入れると良い、ですか…」

「なぁ、阿求」


「何ですか?」


「いや、あの…阿求は何の本を呼んでいらっしゃるので?

声だけ聞くと、誰かを殺す準備のような…」


「…たしかに殺す(悩殺)…ですけど…?」


「マジか!?」


「えぇ、それも貴方ですけど…」//////


やべぇ…阿求が壊れた

俺殺される…笑顔で言ってるからなおさら怖い…


「あ、○○も読みます?

この本…」


明らかに殺害方法しか載ってなさそうな本だが…

阿求に渡され読んでみることに…


え~と、タイトルは…


ペットの飼い方♂♀編?

なんだこれ?薬とか関係なさそう…


とりあえずページをめくる事に…


え~と、まずオスのペットを飼う方は睡眠薬と媚薬を用意して下さい…!?


「あ、違いますよ、○○さんが読むのはこのペ~ジ♪」


阿求が本を取り上げ…別のぺ~ジを開き渡してきた…


男性の方はメスを【ピーーーーーーー】して【ぴーーーーーーー】して下さい…

数日で駄目な…って…


「阿求?何のつもりだ?」


「阿求と言わず、雌犬と呼んで下さい!!ご主人様♪」


あぁ、もうコイツ嫌だ…


「ごめん今日帰る…」


「まさか!?私を置いていくのですかっ!?

つまりはお預け…ご主人が待ち遠しいです」///////


「あ~はいはい、じゃあまたなぁ~」







数日後…


結局俺は阿求の家には行ってない…

だって何か怖い…阿求が…

なのでスペカ大全集を読んで家でマッタリしていたら…


「○○!!居るか~!?」


寺小屋の先生こと…慧音さんが家に入ってきた…


「どうしたんですか?

また子供達が毒キノコでも食べたんですか?」


「違うんだ○○!!稗田が…」


「阿求がどうかしたんですか!?」


「とにかく来てくれ!!

お前の名を必死に呼んでる!!」


「わ、わかりました!!」





~稗田阿求の家~


「阿求!!大丈夫か!?」


思えばここで開けなくとも良かったかも知れない…

何故なら…



「あぅ…んぅ…これが放置プレイですか…

あぁ、○○~、○○~…お預けはもう…もうぅぅぅ…」//////


「…慧音さん、俺帰ります」


「えっ!?稗田が病気なのにか!?」


「あれ、病気じゃないです…新たな扉を開いただけです…

悪化しますがほっときましょう…」

阿求に背を向け帰ろうとした時…


「あっ!!ご主人様!!」


何と阿求に見つかったのだ…


「やばっ…慧音さん!!逃げましょう!!」


俺は慧音さんに呼びかけたが…


「お、お前等、そう言う趣味だったのか?」


「えっ!?違いますよ慧音さん!!

ちょっ!?扉閉めようとしないで!?

あっ!!鍵閉めないで!!助けて!!」


「…どうか、お幸せに…」


「誤解だぁぁぁぁ!!!!」


ギュッ!!


「ひっ!?」

我ながら情けない声だと思ったが、仕方ない…


誰だって欲情している奴の目を見れば怖い…から…


「ハァーハァーハァー、お預けのご褒美はまだですか…」//////


俺の人生オワタ…


その日、とある家から悲鳴と喘ぎ声が夜まで続いたのでした…


めでたし、めでたし…

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