節分に鬼滅か? 【WEB】
節分に鬼滅か?
仕事が早く終わった……暇である。
そして今日は節分。
わたしの地元では、鬼にまつわる伝説は沢山ある(その話しはしないよ!)。
そして節分には、氏神さんにお参りする風習もある。
お風呂に入ってから、白い紙の人形で躰をなぞってゆく(拭き忘れたらアカンでぇ! ちゃんと拭きなよ! 拭き忘れたとこ怪我するでぇ! と、毎回親に脅されるのだ)。
別紙に家族全員の名前と生年月日を書いて、その躰を拭いた人形を包んで、古い御守やら破魔矢、古い御札、正月飾りを紙袋に入れて、氏神さんにお参りをするのです。
境内の壱角に火が焚いてあって、火の番をしてる方に古い御守とか入った紙袋を渡すと(壱年間有り難う御座いましたと御礼を心に思いながら)、お焚き上げしてもらえます。
順番に並んで……順番が来たらり壱通りの壱般的な作法をして、御祈祷料と人形を包んだ紙包を渡すと、○○家当主〇〇……次いで家族の名前と個人情報が読み上げられてゆきます。その間は手を合わせて、カシコミカシコミです。
ナンチャラカンチャラ、ナンチャラカンチャラ……家内あんぜ〜ん! で、顔を上げて、神主さんに御礼をいって壱礼して、次の方に場を譲ってゆきます。
帰りは石段の石段の間の石畳の横にテントが張られて、〇〇ちゃ〜ん、甘酒飲んできな! と声を掛けてもらえるので、有り難う御座いますと壱杯頂きながら(何故か不思議と美味しいのだ(雰囲気も込みで美味しいなが、アップするのかもしれないですね!)!)どうなんな? なにしとる〜ん? と、みんな知り合いなのであれやこれやと世間話し(結構短い間にこの界隈の世間様の情報が入ってくる! ほうなんか! まあ! はんまに! わたしからも知ってる情報を、話せる範囲で提供したりする)に、花を咲かせて甘酒でホクホク雪道を帰路につくのです。
「お宮さん言ってきたかぁ?」
「行ってきたでぇ!」
そんな感じでありました。
こちらへ来て……所変われば違うものでして……。
「あの〜……ここらは節分何処お参りするんですか?」
と、尋ねてみると?
「はあ……? しないよ! 何それ?」
壱連の説明をして……。
「ここらはお参り何かしないよ? こんな雪降るのに行くわけ無いよ! 雪に埋まってるよ!」
「あ〜……成る程」
「あの〜それじゃあ……正月飾りとか、御札とかは? いつお焚き上げするんですか?」壱杯だ!
「壱月に近所のコミュニティで集まって、畑とか河原とかで燃やしてるね!」
「あ〜……そうなんだ」
そんなわたしはカルチャーショックを胸に、今日から鬼滅公開だったよな! 節分に鬼滅か? 鬼退治の話しだしいいかも! と、映画館に行くと……凄い人だかりだ!
券売機で見てみると……壱杯だ! 流石に初日は多いいな? 21時の回が空いていたので(それでも半分位埋まってるよ? 8時間位あいてるのに……)、買っとこっと! 買い物をしてお部屋にブ〜ンと帰って……ご飯を食べ食べ……お風呂でぽかぽかして……炬燵に入ってゴロン!
思考能力停止中……。
ふと……真っ暗……。
おや……? 何してたっけ……?
そうだそうだ! 「鬼滅の刃」 上弦集結、そして刀鍛冶屋里へ を、見に行くんだった!
壁伝いにパンパンパンパン伝い伝い、室内灯のスイッチオ〜ン!
携帯で時間を確認!
22時ジャスト! 成る程……わたしは冷静だった。
冷静になって……よく考えて見ると、遊郭編の第10話、第11話は上弦の陸の鬼を退治するけど……刀鍛冶の里編の1話は、上弦の鬼の壱から伍までが無限城に集結するんじゃ無かったっけ?
刃毀れしてみんなボロボロになって……刀修理に出すんだよな?
んん……。
豆撒いて、鬼は外、福は内して……節分に上弦の鬼集結か……今日は寝過ごして正解だと、言う事にしておこう。
このチケットは同じ轍を踏まないように、戒めの御守として、財布に入れとこっと!
肆月から始まる刀鍛冶の里篇の第1話の4Kアップコンバート先行上映だもんな?
明日、立春だしな! 明日見に行こっと!
次の日の仕事終わり……立春、無事に見れたのでした。
描き下ろし鬼は外、福は内のカードと、上弦集結の冊子が入場者特典でもらえた!
やっぴ〜!