ジョブ『ソムリエ』の派遣執事は極級ハンターになりたい 〜神矢と超薬草を集めてこっそり最短ルートを進む〜

　ぶどう農家に生まれた主人公ヴァン。ハンターの英雄伝を聞き、ハンターに憧れるようになった。だが彼のジョブは『ソムリエ』だった。

　十三歳でジョブの印が現れてからは、彼は『ソムリエ』の役割をこなしながら、その一方で、神が射るギフト、神矢から多くのスキルを得ていく。

　また、偶然の出来事から、誰もが羨むレアスキルを得ることにもなる。しかし、憧れのハンターどころか、平凡な戦闘系のスキルさえ手に入らない。

　ヴァンは、講習を受けて下級ハンターのスキルを得ようと、親友のマルクと共にギルドを訪れる。

「チマチマと努力しても、上級ハンター止まりだ」

　憧れの極級ハンター、ゼクトとの再会によって、ヴァンの人生はガラリと変わる。

　多くの使えるスキルを駆使する彼は、ほとんど戦えないのに、貴重な戦力として目立つ存在になっていく。
　
　純朴すぎる少年だったヴァンが、次第に狡猾さを兼ね備え、夢を追いかけていく物語。
　

＊読み進めるうちにワインを全くご存知ない方も、ワイン選びができるようになっていただけたら嬉しいなと思い、ぶどう品種は実在の名前を使っています。

※100万PV超えました♪ ありがとうございます。

＊空白の二年間の物語も完結しました。【2023.8.18 】

＊本作のエピローグは、上記、空白の二年間の物語に、後日談とともに書いています。後日談とエピローグだけでも、覗きに来てください。