表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
8/17

ゲンチョウカヤ+αナユタ&タクミ‐夏、海でいろいろ

「ああっあれ、そういえばイリスよ?」


「イリス来てたのか!」


 イリスは天才少女だ。

 あれ? さっきも天才キャラ出したな、、電波天才少女だぁ! これでよし。

 てか俺とタクミ以外天才じゃん? いやタクミは秀才か? 俺は、、まあ努力家? 


「ああこっち側に止めたみたいよ」


 リリーが言ったとおり、ぴーぃよおぉんっ!ってな具合で、長い緑髪を翻らせて、ダイナミックに降りてくる姿があった、こちらに小走りで来る。


「やぁーやぁーやぁーやぁーやあぁやあぁやあぁやあぁ~♪」


 アレの歌を歌いながら、ずんずん迫ってくる、凄く機嫌よさそう。


「みんなういぃーすぅ! 元気しってるぅ~♪ 

 おおご飯かい! わたしも食べるぅ!」


 なるほど、なぜ椅子が一つ余分に余ってるのかと思ったら、イリスのか、なんで言わなかったんだろうなぁ~。


「はむっ、はむはむはむはむはむぅ~!!!!」


「おい、おちつけ、もちつけイリス」


 テーブル中央に置いてある、皆で食べる用だろう大皿、そのポテトを一口食べたかと思うと、それを中心に高速で食べまくるイリス。


「はっは、イリスは育ち盛りだ!食べさせてあげようではないかぁ!!うわっあっは!」


 イリスの食いっぷりに触発されたか、一緒に食べ始めるリリー。

 はあぁ、普段からだが、みんなが集まると輪をかけてやたらノリが良くなるやつらだぜぇホント。 


「はは!はっはは! 確かに将来性は素晴らしいな! 俺も負けてられるかぁ! どらぁ!!!」


 その後はなぜか皆で奪い合うように食べた。

 まだ太陽が頂点を少し過ぎた頃、これからまだ一波乱くらいあるんじゃないかと、俺は期待と共に思わずにはいられなかった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ