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200文字小説集

卒業式(200文字小説)

作者: 日下部良介

 卒業式の最中に隣に座っている彼女がずっと涙を流している。

 きっと、感極まっているのだろう。

 なんだか僕も貰い泣きしそうになって来た。

 式もいよいよクライマックスとなり、在校生が送る歌を唄っている。

 彼女の涙は止まることが無い。

 僕もついに我慢できなくなって来た。

 目頭が熱くなって涙が溢れる。

「男のくせに、なに泣いてるの?」

「感極まってさ…。そう言うお前だって泣いてるじゃないか」

「バカじゃないの?私は花粉だよ」




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― 新着の感想 ―
[一言] こんにちは! 卒業式も終わり、寂しい日々です~ でも、同時に、新しい日が来るのをワクワクしています これを読んで、懐かしいなと感じましたね ついこないだだったのに 執筆お疲れ様でした!…
2014/03/26 17:44 退会済み
管理
[一言] 私も何度も卒業式を経験してきたはずですが、泣いている学生というのは自分を含め殆ど見たことがなく、感極まって泣いている子もいて・・・みたいな卒業式、ちょっと憧れます。 でも、確かにこの時期だと…
[一言] そうなんですよねー。この時期は花粉がきつくて。 後、黄砂も。 でも、卒業式はやっぱり涙が似合いますね。 雨降りは嫌だけど(笑)
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