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第2章:決心

さぁ、エンジェルちゃんは、一体どうするんだろう・・・

ワクワク♪

今回の投稿は、短くてごめんなさい>< 

朝4時におきて、ヨシオとミミちゃんの服を荒い、部屋に戻り、スーツケースに服や、すぐには延びない食べ物などを鞄に詰め込んできて、部屋に一人でいる。

お腹が痛い。

なぜか、緊張すると、非常にお腹が痛くなってしまう。

行くのは明日なのに、なんで今日こんなに早く起きたのか分からない。

でも、何かしないと、ぜったい不安になってしまって、どうしようか悩みこみそうだから、

とりあえず、準備はしておかないとだと思った。


「手紙!」

そうだ。みんなへの、さようならの手紙を書かないと。

でも、一体何て書けばいいんだろう・・・


机に座り、紙2枚と、鉛筆を集めた。

ペンが好きじゃない。ペンで描くとエフェクトが上手く書けないし、影も書けないし。

だから私はいつも鉛筆やペンキだけを使う。


さて・・・。


やだ・・・涙が・・・。


こういう手紙には、普通はどんな事を書くんだろう。

こういう手紙って、短いほうがいいかな?

それとも、長く説明すればいいのかな?


ふわふわで邪魔になってしまう茶色の髪の毛を目線からミミにかけておいた。

目の前の空っぽな紙一枚をじーと見ていて20分ぐらいが経った。


机の上には、昨日ミミちゃんとヨシオが見つけたハート形の小石が机を飾っている。

手の中の鉛筆を落とし、絵筆を手に取る。


机の引き出しからペンキのセットを取って、小石に描き始める。


小石の表には、英語の「love」を書き、後ろには日本語の「愛」を書いた。

側面には、メッセージを書いた。

「We will always be a family」。

私達は、ずっと家族だよ、って。

これに、自分の描いた言葉なのに、泣けてきた。



手紙も、雑てきな文章でも、書いておいた。

ヨシオとミミちゃんには、特別に手紙を一枚書いた。

ホークにも、特別に一枚を書いたんだけど、

どうやって渡せばいいのか、全然分からない。


夕方ごろ、みんな夕飯を食べ終わった後、私はさっそくこっそりと部屋に戻った。

今、ミミちゃんとヨシオに見つけられたら、切なくて顔を見せなくなるかもしれないから。


ただずっと一人で、ベッドの上で、明日持って行く鞄をじーと見ている。


でも、もう決めたんだから、振り向いてはいけない。

そう、前に進むしかないんだ。


そう考えてる間に、一日が終わり、月が出てきた。


「さて・・寝よう」。







朝、目覚ましが為る前に目が覚めた。

昨日はもうすでに準備を全部出来たので、今日はゆうこさんの手紙に書かれていた住所に行くことしか、考える事などがない。


あ・・・、それと、手紙などを、どこにおいておけばいいかって問題もあるんだけど。


今朝はお腹が空いていないから、あんまり朝ごはんを食べる気がないんだけど、とりあえず、毎日と同じく孤児院のみんなと過ごして、そして明日の朝はゆうこさんの手紙に書かれている場所に行く。


朝ご飯中は、今日もヨシオとミミの隣に座っていた。

二人の目に、見れなかった。

悲しすぎるけど、前へと進んでいかなきゃ、過去も未来も区別のつかない物になってしまう。ちょうど最近、こう思えるようになってきた気がする。


午後には、ヨシオとミミちゃんが、しつこくて、でも愛おしく、『遊ぼう遊ぼう』とかいってたけど、あ、英語で言ってたんだけどね。

でも、『今日は忙しいの。ごめんね』って、半分だけが真実の、嘘をついてしまった。

その嘘で知れた罪悪感が、いつになったら消えるのだろう。


でも、仕方がない。目にさえ直接見れないのに、遊ぼうだなんて。無理って気しかしない。


だから、今日はずっと一人で過ごしてきた。とても短い一日って気がしながら、とても長い

一日って気もした。



今は、ほぼ一日中過ごしてきた、自分の部屋にいる。


ベッドの上で鞄と膝を抱えていながら、窓の外を眺めている。

見るものがないんだけど。ただ、この孤児院と、角の向こうにある家たちだけ。

田舎だ。。。


お婆ちゃんと、ゆうこさんの帰る場所って、どんな場所だろう?

都会?それとも、ここと同じような田舎なのかな?



寝ると前に、何度も何度もゆうこさんの手紙を読み返している。

住所も、少し調べてみたんだけど、一度だけ通った事があると思う。

見つけられるといいな。。


とかぼんやりと考えながら、もしかして最後になるかもしれないっていう、

この部屋で眠りについた夜を過ごしてきた。



どうしたかな~? エンジェルちゃんって、若いのに色々あるんだよね~

感想を、楽しみに待っておりまーすっ!♪

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