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NetNews

ネット回です。メールよりNewsという文化です。掲示板はまだありません。多分。

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政治.官制 軍部大臣現役武官制 1936.05.21

軍部大臣現役武官制復活ヲイフモノガアルガ、吾輩ハ毫モコノ必要ヲ認メナイ。軍備ト国力ノ充実ニ政府ノ安定ハ必須ニシテ軍部ノ妄動ハ有害至極デアル。

⊂ ̄- ̄⊃ 石原@参謀本部.陸軍


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方針.対支 抑制の必要 1936.05.21

少なくとも高等研究計画局の活動成果が具体的税収増加あるいは支出削減となって現れるまで、すべての軍事的行動は抑制されるべきである。これは、予算の絶対的不足によるものであって、無責任な行動に対する予算の付与は不可能である。

高橋@大蔵省


 Re: 抑制の必要 1936.05.21

高橋大臣ノゴ意見ニ全ク賛成デアル。国力ノ充実ニ益ノナイ無闇ナ拡張ヲ図ルヨリ、掌中ノ珠ヲ磨くコトニ注力スベキデアル。

⊂ ̄- ̄⊃ 石原@参謀本部.陸軍


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航空.運用 搭乗員教育における端末の有効性 1936.07.13

搭乗員教育において、端末による模擬環境で教育することにより、教育時間の2割、教育費用の4割を節約できたので、これを報告する。高田課長の四元数についての助言に感謝する。

山本@航空本部.海軍


 Re:搭乗員教育における端末の有効性 1936.07.21

搭乗員教育の効率化は意義が大きいと考える。陸軍でも模擬環境を実現するソフトウェアを使用したい。また、これを機に陸海の航空教育の協調の可能性を探りたい。

畑@航空本部.陸軍


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金属.冶金 鉄の結晶構造 1936.09.08

計算能力の増大により、X線結晶解析で複雑な構造や、構造の時間による変化の様子をとらえることが可能になった。鉄の高周波焼入れについて、知見が得られたので報告する。


 Re: 鉄の結晶構造 1936.09.09

この手法は、ゲルマニウムの溶融による不純物の移動にも適用可能でしょうか。


  Re:Re: 鉄の結晶構造 1936.09.09

可能性はあると思います。こちらのソフトウェアがほぼそのまま利用できると思いますのでやってみてください。


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資源.需要 永久磁石用希少金属資源の確保 1936.11.18

電気制御機器の重要性の増加に鑑み、永久磁石材料となる希少金属資源の確保が重要になっている。特にコバルト、ネオジム、サマリウムの重要性が高い。


 Re: 永久磁石用希少金属資源の確保 1936.11.23

特にコバルトは噴進式発動機に必要とされる高耐熱合金にも使用され、またコンゴ以外の埋蔵量が少ないため、早期に備蓄が必要と考えます。


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方針.対ソ 防共協定 1936.11.25

本日、日独間の防共協定協議が停止されました。今後防共協定が結ばれる可能性は低いものと考えます。

広田@外務省


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計算資源 計算機施設公開運用開始 1936.11.25


共用計算機施設の運用を開始しています。現在端末100台のクラスタにより32bit精度で1TFlopsの演算能力を実現しました。現在鉱物探査、天気予報、空力計算などに使用されています。


 Re: 計算機施設公開運用開始 1936.11.25

おかげさまで、地震波の遅延の変化を観測することにより探鉱を低コストで行うことが可能になりました。北樺太の油田、満州の油田、鉄鉱、ボーキサイトの発見は共用計算機施設の果実です。


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電子工学 小型高信頼真空管 1937.02.16

設計の見直し、冶金技術の進化、製造機器の端末制御により、小型高信頼の真空管が安価で製造できるようになった。親指大で5000時間以上の耐用が想定される。振動、熱などにも影響を受けにくく、電池駆動も可能で、当面日産2000本を目標にする。


 Re: 小型高信頼真空管 1937.02.16

その真空管は砲弾、爆弾、魚雷などに搭載できると思われますか?


  Re:Re: 小型高信頼真空管 1937.02.16

砲弾の加速度に耐えるかというと、実験と研究が必要ですが、爆弾、魚雷なら特に問題となる点は思い当たりません。


 Re: 小型高信頼真空管1937.02.17

ブラウン管の小型化、高耐久化は可能でしょうか。


  Re:Re: 小型高信頼真空管 1937.02.17

それ自体は問題ありませんが、低電圧化は難しいと思いますし結果として耐久性に影響がでると思います。また蛍光体の調達、改善には注意が必要と考えます。


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情報班限定 クラスタ施設 1937.09.11

内外の放送、報道、市場の動向、無線通信、電話をすべて記録します。これを分析し、防諜、新技術の利用、各国政府の動向の把握、民心の理解、資源と市場の確保などに寄与させます。

高田@高等研究計画局


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情報班限定 未来予測について 1937.03.11

統計的予測により国家の反応を予測することは可能ですか。

広田@外務省


 Re: 未来予測について 1937.03.11

一定程度、特に短期の未来予測は可能ですが、民心の変化は急速で、突発的事件により簡単に変化します。高精度の未来予測を考えるよりも、人心操作により未来を収束させるほうが容易と考えます。

高田@高等研究計画局


  Re: Re: 未来予測について 1937.03.11

世界大戦の例をみれば、そのとおりですね。具体的に人心操作はどのようにやりますか。

広田@外務省


   Re: Re: Re: 未来予測について 1937.03.11

マスメディアが使えれば簡単ですが、これは当面難しいでしょう。

考えられる目標は、黄禍論など対日観におよぶ負の力に対抗する復元力を用意することです。これは具体的には、日本製品への依存や信頼感、文化浸透、交流の推進などが考えられます。たとえば、高品質の娯楽用電子機器を廉価で売り依存させるなどですね。将来これらの機器に通信機能を付加すれば、効果はさらに大きくなりえます。ちなみに端末にはまさにこの機能があります。

高田@高等研究計画局


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5861/3850/184/5


地蔵の顔文字は顔文字ボックスさまよりいただいてまいりました。

2.26事件の事前鎮圧により岡田内閣が続いています。

盧溝橋はちょっとした衝突で終わりました。

一部署名を省略しています。

高田さんちょっと黒くなってますが、心理歴史学方面ではないようです。


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おぢさん構文じゃなくてよかった
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