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教室で寝て起きたら好きな人のパンツがありました   作者: 犬三郎
恋愛頭脳戦第3試合 〜夏の成績を上げろ!〜
39/42

第39話 〜約束の口実〜

 ーー放課後ーー


 下校は波さん達は来れない……というより昨日の電話で今日の放課後は波さんは来ないと決めていた。


 その理由は俺が雨さんへの挑戦をする日だからだ。


 ……だけど、ちょっと不安があるし、でもそれを成功しないと夏さんとは一生仲良くなれない。“友達”の雨さんだから試せるものだけど、なぜ波さんは俺の実験? みたいなことをしてくれないのか。


 でも、これが今日出来たら明日、夏さんを週末何かに誘うんだ!


 雪を口実にしてもいいけど、たいした理由が浮かばないけど。


「朱雨くん」


「はひっっっっっ!?」


 俺が真剣に夏さんのことを考えていると、クラス委員長の佐倉林檎。あだ名はさーちゃんって言うけど、その人が俺に声をかけてきた。

 クラスメイトから話しかけられない日々が続き、もう何日か数えるのをやめたのにまさかクラスメイトさー……いや待てよ俺。


 俺がさーちゃんなんて呼んだらめちゃくちゃ引かれるのでは? ここは冷静に名前で呼ぼう。


「さっくっっらっっさっんっっどうっっしたっんっっでっっっすっっかっっっ!?」


「朱雨くんに少しいいたいことが」


「おー、あいつすご。さーちゃんのおっぱい見てないじゃん」


 私が勉強会をしようと誘おうと思ったけど……やっぱり無理だったので、さーちゃんに任せた。

 それはいいとしてあいつ女子でもさすがに見るほどのさーちゃんの大きいおっぱいを見ないだなんて。

 クラスの男たちなんてさーちゃんと話す時は必ずチラッとみるのに。


 あれ何カップぐらいあるんだろ、Fカップかな? うん、気にしないでおこう。


「あはっはっははは」


「…………なんか楽しそう」


 やっぱりあいつは女の子と話す時は色々な顔に変化する。笑顔、苦笑い、恥ずかしくなったりと。

 そういう顔を見るのが1番可愛いし、キュンとするけど。

 あ、今も一応心臓がバクバクだ。

 クラスの皆もさーちゃんとあいつが何話してるって気になって友達と話しながらも聞き耳を立ててるようだけど、私は他の人の話し声のせいで全く聞こえてない。


 ————ドキッッッッッッッ!


「うっ!? ……目……合った」


 なんかあいつがこっちをチラッと見てきて、私と目が合った。数えるぐらいしか合わしたことのなかったから今めっちゃ変な声出た。


 やば、やばやば。直ぐに目を離したけど、あいつはどんな顔を今してるんだろう?

 くそ……私の意気地無し、もっと見れば良かったのに!


「あー、あいつが居るだけで私のキャラ崩壊しちゃうんだけど」


 あいつの前ではこう、スラッとキリッといきたいのを目指してるけど……あいつは本当に!

 もういいけど!


「では、その予定で」


「はひっっっっっっっ!?」


 あいつとの話が終わったのかさーちゃんは私の方へ戻ってきて、私の目の前の席へと座る。

 さーちゃんは結果を気にしてビクビクしてる私に気づいたのか少し微笑みながら——


「朱雨くん、一緒に勉強してもいいそうですよ」


「へ、へえ〜。で、日程は?」


「土曜日にこの学校の図書館で勉強会をするって感じです」


「土曜日ね。土曜日絶対空けとこ」


「ふふふっ」


「な、なに?」


 さーちゃんがクススっと笑い私はなんか変なこと言ったかなとか思うけど、何も言ってないし。

 顔もそんなに崩しているはずもない、口角が上がらせないように特訓してるし、普通の顔だと思うけど……


「朱雨くん、夏さんの名前を出したら直ぐにいいですよって言ってましたよ」


「………………………………ふ、ふーーーーん。そ、そうなんだ」


「夏さん、口角上がってますよ」


「なっ!? 上がってないし!」


「いや、上がってますから」


「絶対に上がってないから!」



 ◇◇◇◇◇



「私は体型維持の為に食事制限はしてますよ」


「あーなら唐揚げとか食べないのか?」


「いや、唐揚げとかは食べますが3個程度ですかね」


「なっ!? 唐揚げは揚げ物だからカロリーゼロなのに!?」


「その発想は馬鹿ですよ」


「なっ!? 馬鹿ってことはないだろ!?」


 俺と雨の距離が近くなって今ではこんな会話もできるようになっていた。

 なんなら恋敵ではなく、普通の友人だとしたらすげー仲良くなってたんだろうなーと最近はつくづく思う。

 そして、俺がゲイではなかったら確実に俺は落ちてるし、まだ落ちてないであろう朱雨はすげーよ。


「朱雨は唐揚げは何個食べるんだ?」


「にじゅっっっっこっっですっっっっ!」


「いや、それは食いすぎだろ!?」


「ぼっっくっっっのっいえっっではっっふつっっうっでっすっっ!?」


 朱雨くんの家って大食らいと私は記憶し、今日から揚げ物の練習をしようと心に決める。

 でも、いつもお昼のお弁当は普通の量だけどそれはなんで……


 あーーーくそっ!


 今日は朝、昼と波さんと芝木さんに邪魔をされ朱雨くんとの一時が少なくなったのを思い出してしまった。凄いイラついていたが、今朱雨くんとのこういう少しの会話が本当に最高だ。


 何故か、こんな会話もいつもより楽しく、朱雨くんの一言一言が私の中に入ってくる。

 ……心臓もドキドキしてるし、本当に楽しい。


 ————ソロソロソロッッッッ


 俺は今、先程も言ったが人生最大級の挑戦をしようと試みている。俺は女性経験が無さすぎてある程度の距離を保ってないと鼓動が追いつかなくなる。

 この女性経験の無さを波さんは気にしたんだろう。昨日の電話で雨さんに少しでも近づくようにと念押し、昼食の時に耳打ちで更に念押しされた。


 なにやら今の雨さんは俺が近づいたらめちゃくちゃ嬉しくなるまじないを私がかけとくからとか……。


 ならば波さんを信じ、俺は雨さんに少しでも近づく!


 い、いいい、1センチメートルでいいんだ。


 雨さんに近寄るんだ!


「…………?」


 あれ? なにか……朱雨くんがこっちに若干……近づいてきてるような?

 しかも、顔が凄く赤いし……ちょっと可愛いし……ちょっとドキドキ……するかも。


「朱雨くんどうしたんですか?」


「ひっっっっっ!? なっっんっっでもっないっでっっすっ!?」


「本当ですか? なんかすごーーい変ですよ」


「…………これは」


 いつもながら雨と朱雨の距離感を確認し、進展がないか確認しているが雨が朱雨に近づいても朱雨が距離を取らない!?

 おかしいぞ!? 朱雨どうしちまったんだ!?


 ってかここは俺が思っていたあれが出来る場面ではないか!?


 ————グイッッッッッッ!


「雨、そうやって朱雨を惑わすなよ」


「はなびっっっくっっんっっっ!?」


 花火くんのおかけで助かった……けど、めちゃくちゃ頑張ったぞ。緊張で後ずさり出来なかったのが今回の敗因だったけど、さすが花火くん。花火くんは俺の腕を掴み、グイッと花火くんの方へ寄せてくれたおかけで———


 “羞恥心”が少し収まった。


「もー花火くんったら……ちょっとからかっただけですよ」


 プスーっと頬を膨らませ、元の位置に戻り朱雨から雨は距離を保つ。

 こいつ……全ての動作が今、最高に可愛かったな……俺じゃなきゃ確実に惚れている。朱雨なら尚更だ。これが俺の人生史上最強の恋のライバルか……楽しませてくれるな。


 だが、それならば俺がやることは一つだ。


「それで話は180°変わるんだけど、俺と朱雨で土日のどっちかに遊びに行かね?」


「はなっっびっっっくんっっとっふたりっでっっ!?」


「えー花火くん、私はダメなんですか?」


「だって朱雨と雨は週末遊んだんだろ? なら今週は俺と朱雨で、来週はテスト終わりだから3人でぱーっと遊ぼーぜ」


 どうだ! この完璧な朱雨との2人で遊ぶ約束をしつつ、雨が反論できない風にした俺の策略を!


「……なら……今回だけですよ! 私は3人で遊びたいんですからね!」


「まあ、俺もその気もあるけど……っで、朱雨は土日一緒に遊べるか?」


「はひっっっっ! にちっっよっっうっびっがっいいっっでっっすっっ!?」


「よっしゃあ、決まりだな」



ブックマークや感想、評価などを頂いたら犬三郎ってやつは喜びます。


例えるなら、すや〜すや〜すや〜うおっ!? 今日学校行かな……あ、土曜日だ。なんだ……めっちゃ焦ったじゃん


って時ぐらい嬉しいです


そんなことを言っていたら3件もブックマークが増えてましたありがとうございます!

これで学校からの恐怖は逃れるはずです!


まあそんなどうで良くないことは脳にぶち込んで


このお話、私的には未熟だな感が凄いです。久しぶりに小説書いたら今までより酷いことになってました。

やっぱ、間隔は開けるものではないですね

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