第29話 〜さーちゃん〜
「花火ー、今日も別のクラスの所に行っちゃうの?」
「うーん、今日はいいかな」
先週の土曜日に俺と芝木と波と一緒に遊んぶとやっぱり楽しかったが、三原さんと朱雨達といるのも楽しい、だけど親友といるのも楽しいの。
最近はどっちかを天秤にかけるということは難しくなってきたけど、今日を天秤にかけたら何故か朱雨達のところには行きたくなくなってきた。
何故だろうか? 先週までは朱雨と一緒に居れて楽しかった。
けど、雨と恋仲が進展したそれだけだなのに俺は何故かあそこへ行きずらくなった。
先週の俺なら行きたいと思っていたのに、何故だろうか? ……理由は分かってる……心が気持ち悪いからた。
「あ! そうだ、花火には言ってなかったんだけどさ、一昨日一緒に遊びに行ったじゃん?」
「行ったな、それがどうしたんだ?」
「あの時さ、朱雨って人と三原さんが手を繋いでた所を見たんだよね」
あ、そういうことか
◇◇◇◇◇
————ガヤガヤガヤッッッッッ
あーーー、話そう話そうと思ってたらもうお昼休みじゃん!
私は授業もろく聞かずにあいつの事ばかり考えていたし、あいつのことをめちゃくちゃチラチラ見ていたけど、あいつは休み時間の時はずっと寝ていたのに昼休みになると鞄の中からお弁当を出して、傍から分かるほどワクワクしている顔をしている。
いや、可愛いんだけど。
っと私は最近、この時間にあいつを見る度に思ってしまう。
いや、違う違う! あいつと話さないといけないのに!? 私よ声をかけるんだ!?
うん、この今日はこの繰り返したま。
もういいや。1人でご飯食べよ。
「夏さん、今日は私とご飯を食べませんか?」
「え、さーちゃんどうしたの?」
私はお弁当を出していたら、クラスの委員長、佐倉林檎から声をかけらてた。
皆からさーちゃんと呼ばれ親しみやすく、しっかり者で人気なさーちゃんだけど、よく授業中に変な本をよく読んでいるイメージがある。
髪は黒色で結構長く、緑色の目をしていて頭に着けてるカチューシャがチャーミングポイント。
顔も可愛くて、このクラスでも人気者の女の子だ。
あとおっぱいがでかい。
「夏さんが1人で食べるようでしたので、一緒に食べようかなーって」
っといいつさーちゃんは椅子を移動し、もう私と食べようとしているから凄いなと思う。この多少の強引さと、彼女のなにかが掴めないから人気なんだろうな〜。
「いいよ、一緒に食べよ」
折角のお誘いに私は断る理由もなく、さーちゃんと一緒に食べることにした。
さーちゃんは「ありがとうございます」といいお弁当箱の蓋を取り、私はさーちゃんのお弁当箱の中身を見て絶句する。
うん、机の上に乗ってるさーちゃんのおっぱいにめちゃくちゃ目がいくんだけど?
なにここ、格差社会?
「いつも思うけど、さーちゃんの弁当少なくない?」
「そうなんですよね、太るから要らないかなって」
「へぇ〜、だからそんなにスタイルもいいんだ」
「スタイルがいいだなんて、夏さんも可愛いしスタイルもいいじゃないですか」
「そうかな? そう言われると嬉しいけどね」
まあ、私が言いたいのはなんでそんなにおべんとうが少なくておっぱいがデカいんだって話だけど……うん、おっぱいばっかに目がいくんだけど。
あ、もう気にしないようにしよう。
「朱雨くん」
「あめっさんっっっっっっ!?」
私達が楽しく会話をしてご飯を食べ始めると、三原さんだけが教室に入り朱雨に近づく。
あれ、今日は花火くんは居んないんだな〜っとそこで私は思ったが、そういえば三原さんと花火くんっていつも一緒のタイミングで来るなとか思っていたけど、今日は違うんだ。
「朱雨くん、今日は花火くん来ないみたいですね」
「そうですねっっっ!?」
あれ? 何故か三原さんと喋る時だけなぜかテンパってない気がする。
……絶対にあの休日の時になっかあったんだな〜、うーーん、先を越されたか……いや、私はまだスタートラインにすら立ててないけど。
「やっぱり夏さんも気になります?」
私があいつのことを見ていることに気がついたのか、さーちゃんは声をかけてきた。
私、そんなに見てたかな?
「え、うん。そりゃあ気になるっしょ。なんであいつにイケメンと美少女が友達になってんのかなんて」
「そうですよね、私も気になって気になって夜も眠れないんですよね」
「そんなに気になってんの?」
「はい! 攻めか受けか……これは悩ましい」
「攻めか受けって……もしかしてBL?」
「当たり前じゃないですか、私といえばBLですよ!」
さーちゃんはしっかり者で、テストで上位の位置にいて物凄くいい子なのに……BL好きなのだ。
BL好きを軽蔑している訳では無い、だけどそのBL好きが常軌を逸しているから怖い。
三度の飯よりBL、男の告白よりBL。いわゆる腐女子というやつだ。
その腐女子度合いが圧倒的に高い。
「やっぱり花火くんが攻めと思いきや、朱雨くんの知識力で攻めをするのか……ジュルリ」
「知識力ってあいつどういう設定なの?」
「え? 知らないんですか?」
さーちゃんは凄い、意外そうな顔をして私を見てくるけど……私、なんか変なこと言った?
「朱雨くんは学年テスト1年の時からずーーっと1位なんですよ」
「え、本当? ここ結構な進学校だよ?」
「勉強を頑張ってる私ですら14位なんですよ」
「いやそんなに凄いのあいつ?」
「めちゃくちゃ凄いですよ、だからその知識量で花火くんを……ぐへへへ」
さーちゃんのオタク独特の気持ち悪い笑い方は置いといて、そんなにあいつが凄かったなんて知らなかった。1位とかそんなの気にした事無かったし。
だけどその発見と同時に、私は疑問に思ったことがある。
「そういえばさ、さーちゃんってあいつのこと軽蔑しないよね」
私が言った通りさーちゃんはあいつを軽蔑しない。 普通の女子は軽蔑をしまくるのにさーちゃんは軽蔑していないのが気になった。
だけど、さーちゃんは何を言ってるんですかみたいな目で私を見てくる。
「朱雨くんは夏さんのパンツを盗んだとか疑惑はありますが……見るからにいい人ですよね」
『それ分かる!』
っと大声で言いたかったが、それを我慢する。危なかったもう口の中まで出てきた言葉だけど……こんなこと言ったら皆になんと思われるか……それよりあいつに思われることが1番嫌なんだけど。
「へぇ〜そうなんだ。まぁ、それは私も分かるけど」
「ふふふっ。夏さんって私が思ってたよりいい人かも」
笑いながら、私を急に褒めるさーちゃんに私は困惑する。私がいい人? 気が強くて当たりが強いって言われてる私が?
「え? なに急に」
「いや、何となくです。そうだ! 明日、BL本持ってくるんで読んでみましょうよ」
「いや、絶対に嫌だけど」
「え〜、お願いですよ。もしかしたら朱雨くんもBL本好きかもしれませんよ」
「マジ? じゃあ、読んでみようかなってなんであいつが出てくるのよ!?」
「えー、なんででしょうね?」
ここであいつのことが出てくるって……何故か、さーちゃんには心を見透かされてる気がしてる。
腐女子って侮れない……!
ブックマークとかを頂いたら犬三郎ってやつは喜びます。
例えるなら、PV数がめちゃくちゃ増えてタンスの角に小指ぶつけても気にしない
って時ぐらい喜びます。
まあそんなことはどうでもいい
うん、1週間投稿ってなんだったの?
しかも、今回はいつもと違って文字数多め!? こりゃあ、エタるの早そーだな。




