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教室で寝て起きたら好きな人のパンツがありました   作者: 犬三郎
恋愛頭脳戦1試合目 〜美少女とのデート〜
27/42

第27話 〜あと5年もすればね〜

追記・ストーリーが何も浮かばないので一週間おやすみいただきましたが、ストック数が増えないので10月後半か、11月初めに投稿を再開させていただきます


追記の追記・エタりましたので一旦、完結とさせていただきます。いや私の中での完結なのでもしかしたらまた再開するかもしれませんが完結とさせていただきます。

すいません!


追記の追記の追記・不定期ですが投稿させて頂きます!

「ふんふふーん」


「紅葉さん、今日は上機嫌ですね」


「分かります? 今、弟がデートしてるんですよ。それを想像したら面白くて」


「へぇ〜、いつもお見舞いに来ている弟さんですか?」


「はい、そうです」


「でも、身体に障らないように適度に楽しんでくださいね」


「分かってますよ」


「じゃあ、私はこれで行きますね」


「はい、気をつけて」


 ————ガラガラッッッッッ


 僕の担当さんが出ていき、ちょうど携帯が振動し、携帯を手に取り、応答ボタンを押す。


『雪どうしたんだ?』


 僕は喋りながらスピーカーボタンを押し、今日の報告に心を踊らせる。


『今日は遅くなってしまったのでこれで報告をしようかと』


 僕は「うん、いいよ」っと頷きながら話を進める。


『どうだった、雪の作戦は上手くいったか?』


『はい、大変うまくいきました』


 僕はその言葉を聞いて心が高鳴る。病院生活ではこのぐらいしか娯楽がない。人の恋模様はどの治療薬よりも最高の薬になるね。


『まず、昨日の夜、朱雨お兄ちゃんの充電器を抜き携帯を持ち出し雨さんにメールをしました』


『それで?』


『雨さんに違う待ち合わせ場所を指定し、容量の高いゲームを入れそれを夜通しやりました。それで電池をなくし朝を迎えました』


『ここまでは計画通りだね』


 ここまでは雪が言っていた通りだ、さすが僕の妹。将来が楽しみになってきたよ。


『そのあとは朱雨お兄ちゃんと夏さんの仲を進展させようと、私が上手いこと夏さんを駅前まで誘導させました』


『うんうん』


『夏さんが朱雨お兄ちゃんに話しかけるのは賭けでしが、夏さんは話しかけたと言っていました。これで夏さんと朱雨お兄ちゃんとの仲は深まったでしょう』


『流石、僕の妹だ。完璧な作戦で、完璧に実行したね。それに加えて朱雨への配慮も完璧だ』


『何を言ってるんですか兄さん』


『なにがだい?』






『全て兄さんが考えた作戦ではありませんか』





『いいや、雪の力がなかったらこの作戦は出来なかったし、実行したのは雪自身だ。僕は助言しただけだし、朱雨の所に夏さんを送り出すっていうのは僕も考えつかなかったしね』


『ご謙遜を、才能の塊である兄さんには全てはお見通しだったのではないのですか?』


『いいや、僕だって予想外な事はあるよ。だが、それが少ないだけだ』


『私もそれぐらいの域を目指して頑張ります。では、また明日』


『うん、おやすみ雪』


 電話が切れ、僕はスマホを取り出しGPSアプリを起動させる。


「雪もまだまだだね。後、5年もすればここまで考えついただろうけど」


 そこには森林公園付近にいる、朱雨の位置が分かった。


「夏さんは優しい人だ。朱雨に雨さんの場所を教えただろうね。何故、雨さんの場所が分かったか? あそこの駅付近にいるお年寄りは今、ツイッターに#女神降臨をつけて写真を投稿するのがブームだ」


 僕はツイッターで#女神降臨を検索する、そこには三原雨さんの可愛らしい姿が2件が上位に映し出されていた。


「1件目の三原雨さんの写真が出回りバズったのを知っていた、夏さんはまた投稿されていないか確認したのだろう。そこにはもちろん、最近投稿された雨さんの写真がある。あそこの森林公園付近のおじいさんおばあさんが1件目の雨さんとのツーショットを撮ったんだからね」


 僕はGPSアプリの画面を閉じ、朱雨に電話をかける画面まで移る。


「朱雨は優しい、だから走って雨さんまで会いに行っただろう。GPSの移動の速さも車とは考えにくい速さだったし。そのあとの事は僕にだって想像はできないけど、雨さんといい感じになっただろう」


 雪にないのは圧倒的、情報量。情報はなんでも武器になる。


「後、雪が間違えていることは1つ。夏さんと朱雨の仲が深まったか、それは深まってはいない。夏さんは逆に雨さんへの対抗心を燃やしているだろう。これが後の朱雨の為にもなる」


 有能な妹と有能な弟がいればだいたい予想がついた事だった。


 ————プルルルルルル


『兄ちゃん、今日は遅くなったから電話で報告するよ』


『ああ、それは知っているよ。それでどうだった、雨さんとのデートは?』


『雨さんと……手を繋いでしまった……』


『ブフォッッ!?』


 僕の娯楽はこれしかない。この娯楽を最高に楽しくさせるのが僕の1つだけの趣味。



























 恋愛頭脳戦1試合目 結果





 —————————真宮紅葉の圧勝—————————






















ブックマークとかを頂いたら犬三郎ってやつは喜びます。


例えるなら、↓


終わったーー! わっしょいわっしょい!


はい終わりました。これのデートは全てお兄ちゃんが計画したとおりになってしまいましたね。っていうかこれが恋愛頭脳戦なの? とか思うかもしれませんが、恋愛頭脳戦とはどれだけ自分が思った通りに人を動かせるかが恋愛頭脳戦です。


だけどお兄ちゃんは恋愛はしてないですが、朱雨達の恋愛? 恋愛に関与していたので恋愛頭脳戦です。結構こじつけです。


だけど次の章は結構バトルします。


あとブックマークが1つ増えた! ありがとうございます!


ってぐらい喜びます。


追記・ストーリーが何も浮かばないので一ヶ月休みをいただきます。本当にすいません


追記の追記・不定期ですが投稿させて頂きます、


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