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教室で寝て起きたら好きな人のパンツがありました   作者: 犬三郎
恋愛頭脳戦1試合目 〜美少女とのデート〜
16/42

第16話 〜なにやってるんだよ......親友〜

「花火ー、今日のご飯なんだと思うー?」


「ごめん波! 今日は別の人とご飯食べる約束してるんだ。だからご飯はまた明日一緒に食べよーぜ


「え……うん! 分かった、じゃあ今日は芝木と一緒にご飯食べるよ!」


「ありがと! それじゃあ、じゃあな」


 私は花火が初めて私達とのお昼ご飯を断り教室を出るのを見た。


「芝木」


「なんだ?」


「怪しいよね?」


「まぁ、怪しいよな」


「ついてく?」


「もちろん」


 私と芝木は席から立ち上がり、花火の後をついていった。

 少し遠くから見ると花火の足取りが軽いのがすぐ分かる。何しに行くの変わらないけど、めちゃくちゃウキウキしてるけど本当に何するんだろ?


「より一層、怪しいね〜」


「そうだな、めちゃくちゃ怪しいな」


 花火は階段の方に行き、階段を下り始めた。その後を追い

 、私達も花火の後を追うと花火は2階に下り、そこで階段を下りるのをやめた。


 花火は2階の廊下を歩き始め、私達も一定の距離を置き追跡をしていくと信じられない光景を見てしまった。


「あれって……三原さんだよね?」


「確実に三原さんだな」


 それは私でも知っている学校一の美少女、三原雨だった。三原さんは花火と親しげに話しているそう感じた。


 そこで私の胸がチクッと傷んだ。花火は私以外の女の子たちと全く仲良くしない

 花火は私だけに話してくれてたのに。


 すると花火と三原さんは教室に入った。その30秒後、私達は教室の様子を見た。


 そこで私の胸はチクッと、いやそんな痛さではない。胸が痛かった、物凄く痛かった。


「花火の……あんな顔、見たことない」


 花火があんなに楽しそうな顔は初めて見た。決して笑ってはいない、なのに心の底からあの状況が楽しそうだった。

 それは幼なじみの私だから分かること……。


「戻ろっか、教室に」


「ああ、そうだな」



 ◇◇◇◇◇



「ああ、そうだな」


 俺は波の顔を見てこの言葉しか出なかった。それと同時に花火に対して滞りのない憤りを感じた。

 波にこんな顔をさせてあいつはどんな気持ちをしているんだ?


 俺がせっかく諦めがついたのに、あいつに譲ってやったのにあいつはなに他の女にうつつを抜かしてるんだ。


「あー! 芝木のご飯美味しそー、早く食べよ!」


 そんな作り笑いをするな、そんな顔をするな。


 俺には波を笑顔にできない。お前しか笑顔に出来ないんだよ、花火。お前にしかこんな顔をさせられないんだよ、俺じゃ無理なんだよ。




 ————なにやってるんだよ 親友

 




ブックマークとかを頂いたら犬三郎ってやつは喜びます。


例えるなら、あ〜今日の晩御飯何かな〜唐揚げ!?


ってぐらい喜びます。唐揚げの美味さには誰も逆らえない。


まあそんなことはどうでもいい


波は花火の初登場の時にはい私の勝ち! なんで負けたか明日までに考えといてくださいと言った人です。



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