表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
教室で寝て起きたら好きな人のパンツがありました   作者: 犬三郎
恋愛頭脳戦1試合目 〜美少女とのデート〜
15/42

第15話 〜不躾ですよ〜

「じゃ、昼休み教室行くから一緒にご飯食べような」


「それは私も賛成です。一緒に食べましょうか朱雨くん」


「はひっっっっ!?」


 俺達は朱雨と別れ、自分たちの教室へと移動する。この学校は生徒数が多く、2学年で教室が14個もある。

 朱雨は2階の教室、俺と三原は3階にある教室。もちろん、三原とは違う教室だが。


 朱雨が教室に入り、俺と三原は歩き始める。


「「………………」」


 無言。


 この俺が無言になることは滅多にない。だが、恋敵相手と仲良くする方が難がある。


 だが何故だ……? 三原は俺の2歩後ろを歩くと思ったら、三原は俺の隣を歩き始めた。同じ恋敵なのだから敵対視するはず……なのに何故、俺の隣を歩いている?


 そもそも、俺の恋敵の立ち位置がおかしいのか? もしかしたらもっと仲良くなってもいいのか?


「「…………」」


 俺と三原は会話をすることも無く3階に着く。三原は奥の教室、俺は手前の教室。


「じゃあ、俺はここの教室だから」


「そうですか、それは残念ですね。もうちょっと花火くんと一緒に居たかったのですが……」


「は? それってどうい———」


 三原は俺の唇に人差し指を近づけ、それ以上言うなと意思表示する。

 この行動を普通の男性が受けたら悶絶するだろうが、俺はゲイ。なんとも思わない。


「そんなことを私に聞くのは不躾ですよ」


 そう言い三原は凛とした歩き方で歩き始めた。


 不躾ですよって言った顔は物凄く可愛く、俺じゃなかったら普通に恋落ちるぐらいの完璧な角度、完璧な声色。


 おかしい……恋敵にあんな顔をするはずがない……。何が目的なんだ……?


「花火ーーー! お前ーーー!?」


 三原が去っていくのを見ていたら後ろから俺の肩に向かって誰かが強く叩く。その衝撃で前によろよろと前姿勢で歩いてしまい、分かりきってるが俺は後ろを見ると俺の親友、前田芝木(まえだしばき)がいた。


「おいおいおい! なんで学校一の美少女と一緒に歩いている思ったら、三原さんにあんな顔をさせて……お前、(なみ)がいるっていうのになにやってんだよ」


「別にお前には関係ないだろ?」


「何言ってるんだよ! お前と俺は保育園からの仲じゃないねぇかよ!」


 俺は芝木を無視し、教室に入る。そこには俺と芝木の幼なじみの波は居らず、あの場面を見られてなくて良かったと心を撫で下ろす。

 もしも、あの光景を見られたら波になんと言われるか……考えただけでぞっとする。



 ◇◇◇◇◇



 ふははは! 絶対にあいつは今ので私に惚れたに違いない!

 あの私の完璧な落とし仕草に、落とせない男などいないはずら!

 やったぞ、私! いけたぞ私!


 これで朱雨くんが悲しまずにすむ! 私に早く告白させて、早くこのグループから居なくさせてやる!


「三原さんが凄い笑顔だ」


「ああ、癒されるな〜」



ブックマークとかを頂いたら犬三郎ってやつは喜びます。


例えるなら、ガチャ単発でもまわすか〜。まあ、無料で引けるやつだから良いのはああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!?


ってぐらい喜びます。うん、マジで喜びます


まあそんなことはどうでもいい


まって! 後書きを何を書こうか考えてたら30分経ってた! はやく投稿しよ

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ