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痲蔓の森の少女  作者: はんどろん
六章 天蓋のそと
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 イーヴェが部屋を出て行って暫くしてから、アサコはようやく浴槽から出ることができた。その頃には外も明るくなり始めていて、侍女達がやってくると同時に点けられた暖炉の火で部屋の中も暖かくなってきていた。身体を大きな布で拭かれそうになり、アサコは慌ててそれを自分でするとサリュケに訴えたが、彼女はそれには笑みを返すのみで布を渡そうとはしなかった。

 優しげな表情を浮かべる美しい顔の裏にはかなりの根性悪の面が隠れているのではないだろうかとアサコは内心思ったが、それを口にする勇気もなく心の中で留めておいた。彼女はイーヴェと似ているところがあると、先ほどの恨みも篭めて目を向ける。

「先ほどは失礼致しました、アサコ様。あまりに可愛らしい反応をされるものだから思わず。殿下にも悪気はなかったんですよ」

「いや、もういいです」

 できればその話題はもう出さないで欲しいとアサコは思った。つい先ほどのことなので少しばかり恨みもあるが、それよりも自分が情けなくて恥ずかしくなる。

 サリュケはアサコの服の釦を留めながら、伏せていた長い睫毛を揺らした。何かに気づいたかの様に目を細める。

「どうしたんですか?」

「……いえ。ところで、この後どうされますか? ご就寝されますか? 早めの朝食を摂られるのであれば用意させますが」

「ちょっとだけ寝たいです」

「では、その後に朝食は運ばせましょう」

 にっこり微笑むと、サリュケは部屋の中で控えていた二人の侍女に声を掛け下がらせた。

 彼女には、たくさん訊きたいことがある。アサコは魔女であるという侍女をじっと眺めた。魔女のこと、魔法使いのこと、そしてもしかすると彼女はディルディーエのことについてもアサコが知らないことを知っているかもしれないのだ。彼のことについては本人に訊けばいいかもしれないが、あの表情のあまり浮かばない顔で嘘を吐かれるかもしれない。今、彼の言うことを信じることはアサコにとっては難しいことだった。彼と一緒にいて安堵する気持ち。それは、アサコ本人のものではない。その気持ちは彼の魔法によるものだと、今では分かる。ラカはディルディーエの魔法の力を借りて人形に命を与えた。ならば、その魔法の持ち主であるディルディーエに無償の情を抱くのは、不思議ではないことなのだ。けれどそれが分かっていても、アサコにはそれに逆らえる自信がない。

 寝台に潜りこむと、サリュケはその前に跪きアサコの頭を撫でた。彼女もやはりアサコのことを子供だと思っている様だ。だとしたらその子供を花嫁にしようとするあなたの国の王子は変態ですよと言ってやりたかったが、さすがにそれも口には出せずにアサコは目を閉ざした。涙脆くなったのは、子供扱いされて甘やかされているのも原因ではないだろうか。

「何か、私にお訊きしたいことがあるのでしょう?」

 優しい声で、囁く様にサリュケは言う。彼女は察しが良いらしい。アサコは小さく頷き首を傾けた。

「どうして、魔女になったんですか」

「魔女になった理由は、きっと人それぞれです」

 そう前置いて、サリュケは小さく微笑んだ。

「誰かを憎んで呪いを齎す為に魔法使いにその身を捧げた者もいます。私の場合は、弟を生かす為でした。一人街で暮らしていた弟は、火事で全身に酷い火傷を負いました。なんとか兵士たちに助けられはしましたが、姉である私がその姿を見ても弟だと信じられなかったほどです。医師に助かる見込みはないと言われ、その命も数日のものだと訊き、国の外れの森に住むという魔法使いにお願いしに行ったのです。私に魔法を授けて下さい、と」

「……代償は?」

「私は、その時妊娠していたのです。魔法使いはお腹の中の子を望みました」

 アサコは絶句した。彼女が今魔女でいるということは、魔法使いが望んだものを差し出したということの結果だ。

「アサコ様、歪みの城の姫君はあなたにとても残酷なことをしていますね。何が理由であれ、それは許されないことです。私も、私の弟の命を得ることはできましたが、彼はそれを知り心を病んでしまいました。妹は私を軽蔑し、心優しい夫はまだ私と一緒にいてくれていますが彼の心も痛めてしまった。全ては私の行動が生んだ不幸です。それに巻き込まれた私の子供は、この世界を見ることも叶わなかった」

 そう言うサリュケの声には悲観的なものは含まれておらず、あくまで淡々としたものだった。

 アサコはそれを彼女に訊いてしまったことを後悔した。先ほど初めて会ったばかりだから、彼女のことはよく知らない。けれどにこやかな表情でいる彼女にその様な過去があるとは思いもしなかったのだ。

 アサコの視線に気づいたのか、サリュケはまた美しい顔に微笑みを浮かべた。

「魔女が嫌煙される一番の理由はそれです、アサコ様。自分の気持ちの為に、周囲の人を巻き込んで魔法を使う。その結果、あまり良いものは残らないのです」

「魔法使いは、どうしてそんな酷いことを……」

「彼らはただ、自分の魔法の代わりに相応のものを望むだけです。彼らには損得感情どころか感情などありません。彼らは自然の流れに近いところで生きているのですから」

 それはあまりアサコにはしっくりとこない言葉だった。ディルディーエは僅かではあるが、感情を見せることがあるのだ。それともあれも嘘のものだろうか。けれど、その嘘を吐く必要性も見当たらない。

「ディルディーエにも、感情はないと思いますか」

「彼の場合は、少し特殊ですね。人に近い感情を持っている様に見えます。……彼が気になりますか?」

「はい。けど、これは嘘なんじゃないかって」

「嘘?」

「ラカの魔法で、ディルディーエに特別な感情を抱いてるんじゃないかって、ついさっき気づいたんです」

 それは恋愛感情や家族愛とは違った、特殊なものだ。親愛に近いものかもしれない。彼を無条件で信じてしまいそうになる。今、彼を疑っていることに酷く罪悪感を抱く。

「アサコ様、魔法使いは夢を見ないことはご存知ですか」

 一体急になんの話しだろうかとアサコは小首を傾げた。ディルディーエが寝ている姿など見たこともないし、聞いたこともない。自然と魔法使いは寝ないものだと思い込んでいた。

「彼らにも睡眠は必要です。ただ人間に比べれば極端に少ないですが。夢を見ない彼らは、代わりに眠っている間に過去を見るのです」

 物語りを紡ぐ様な口調だ。耳に心地よいその声に、アサコは目を細めた。額を柔らかな手つきで撫でられれば、目蓋はますます重くなってくる。この感覚をアサコは知っていた。懐かしさを感じて、無意識に微笑む。

「あら、思い出し笑いですか」

 親しみの篭った声に、アサコは素直に頷いた。

「お母さんが、よく寝る前とか朝そうしてくれたんです」

 よくとは言っても、母の帰りが遅かった時だ。大抵アサコが寝る前には帰ってきてソファに倒れこんでいたから、彼女にはそんな余裕はあまりなかったが、夜中に帰ってきた時、寝ているアサコの顔を覗き込み決まって頭を撫でていた。アサコは寝転んではいても母が帰ってくるまでは眠ることはなかったから、それを知っている。心地よい微睡に身を任せて、眠りに落ちていくのは心地よい。

 額を撫でる侍女の眉が顰められるのに、目を閉じたアサコは気づかなかった。先ほどまでの笑みは消えうせ、哀れみを篭めた目で見られていることにも気づかず、心地よさそうに息を吐く。

「ディルディーエといると凄く安心するんです。一緒にいると、何があっても大丈夫な気さえします。けど、これは魔法のせいなのかもしれないと思うと……」

「思うと?」

「わたしは、ディルディーエを信じ難くなってしまう」

 ぼんやりと開いた目が、宙を見る。暗闇を映す目が僅かに揺れた。それは、自らの言葉に僅かばかりだが動揺したかの様だった。

 心の中では信じたいと思うけれど、一度嘘を吐かれその嘘の理由も分からない今は、彼の言葉を信じきることができない。そのことに何か問題があるわけではない。心の底から何故か信用していた相手を信じられなくなったのは、勝手なことだがアサコの心に大きな落胆を生んだ。そしてたくさんの疑問も。

 どうしてラカのことで本当のことを隠したのか、どんな魔法をラカは望み、ディルディーエはそれを託したのか。どうしてアサコがあの城にいた理由を知らないと言ったのか。

「魔女が魔法を使った時、魔法使いはそれを知ることはないんですか」

「いいえ、アサコ様。魔法使いは魔法そのものと言っても間違いではありません。魔法を借りるということは、彼らの一部を預かるということ。魔法使いは魔女が何の為に魔法を使い、何のために魔法を終わらせるのか全てを知っています」

「魔法を終わらせる?」

「魔法は、魔法を掛けた魔女自身なら終わらせることもできるのです。ただし、全て無かったことにはできません」

 サリュケはそう言うと僅かに首を振った。

「さあ、もうお眠り下さい。お昼前にはお声掛けしましょうか」

「はい、お願いします」

 アサコが目を閉じても、サリュケはアサコが眠りに落ちるまで緩やかに頭を撫で続けた。

 柔らかな微睡のなか、アサコは先ほどディルディーエが言った言葉を思い出していた。

 『それは、開けてはいけない箱だよ』とディルディーエの口は、振り返ったアサコに伝えたのだ。それは母が好きでまだ小さかったアサコに語り聞かせていた物語だ。ディルディーエは、その物語を知っているのだろうか。好奇心に負けて箱を開けてしまった娘が慌てて閉めた時にはもう遅く、悲嘆、欠乏など様々な災いが飛び出してしまったこと。最期に箱の中に残ったものは結局なにか分からないまま物語は終わってしまう。

 記憶を探ってはいけない。ディルディーエはそう言いたかったのだろう。きっとその先にいいことはない。箱の中身は開けない限りは分からない。何かが分からない限りは、その中身は絶望でも希望でもありうるのだ。

 それでもディルディーエに、そこにあるのは絶望だけだよ、と言われた気がしてアサコは途方もない寂しさを感じた。


 昼過ぎきっかりにやってきたサリュケに呼ばれて、アサコは目を覚ました。

 よいお茶の香りが漂っている。自分の部屋で目覚めるのは久しぶりのことだったので、思わず視線を彷徨わせていると小さな笑い声が聞こえてきた。

「さあ、アサコ様。これでお目覚め下さい。すっきりとしますよ」

 そう言ってサリュケが差し出したのは、カップに入った暖かなお茶だった。目覚めたばかりのアサコは返事するのも億劫で、小さく頷くとそれを一口口に含んだ。彼女の言う通り、すっきりとした香りのお茶はアサコの目をゆっくりと覚ましてくれる。

「殿下がお呼びですよ。お話しがあるとのことです」

 サリュケが選んだ青灰色の服を着て、アサコは彼女のあとに従った。

 改めて一体なんだというのだろうか。てっきりイーヴェの部屋に呼ばれているのかと思っていたアサコは、前を歩くサリュケが彼の部屋の前を通り過ぎるのを見て小首を傾げた。長い廊下を行き、階段を下りる。そしてまた長い廊下を歩いた。知ってはいたが、アサコはその広さに改めて呆れ返った。この城の中で迷子になってしまっても仕方が無いことだろう。もうとっくにアサコは自分の部屋へ自力で戻る自信を失っていた。

 ようやくサリュケが立ち止まったのは、他の部屋よりも一際大きな二枚扉の前でだった。その前には若い青年二人が立っていて、アサコの姿を見ると膝を着いた。その光景にアサコはぎょっとして、どういうことか問おうとサリュケを見た。サリュケはアサコとは違い、平然とした様子で青年達を見下ろし、緑の天蓋の言葉で何かを言った。

 扉が静かに開けられる。サリュケに前に進む様に促され、アサコは訳が分からないまま部屋の中へと入った。壁一面には本が並び、それは天井近くまである。大きな図書館の様な部屋に、アサコは唖然とした。始めてくる部屋だ。

「おはよう、アサコ。よく眠れた?」

 陽気な声で言ったのは、イーヴェだった。夜明け前の悪ふざけでアサコが泣きかけたことなど、忘れてしまったかの様な爽やかさだ。

 大きな机に頬杖をついてゆったりと座る彼のすぐ傍に、ジュリアスもいた。

「あの、話って?」

「ああ、そのことなんだけどね」

 手招きされてアサコは訝しみながらもイーヴェの傍に寄る。けれど彼の手がぎりぎり届かない所で立ち止まると、質の悪い二人の兄弟を見た。イーヴェは隠すつもりもないのだろう。あからさまに詰まらなそうな表情をし、ジュリアスといえば何を考えているのか分からない顔でにこにこと笑っている。

 ジュリアスが引いた席にびくびくしながら腰掛けると、イーヴェが口を開いた。

「兄弟で少し遠出をすることになったんだ。君も来ないかと思って」

 その意外な申し出に、アサコは目を円くした。彼が遠出するなんてことも初耳だが、兄弟達と行くというのに、アサコを連れていくというのはどうなのだろうか。今のところそんな素振りはないが、彼らはアサコの命を狙っていると聞いたのは彼女にとっても記憶に新しいことだった。けれど、アサコはその不安と同時に遠出ということに興味を強く惹かれた。城下町へも数回行ったことしかなく、殆どを城の中で過ごしているのだ。この国のことなど何も知らないに等しいが、興味がない訳ではない。

「毎年この時期に兄弟で遠出に出るのは恒例のことなんだ。できれば目の届くところにいてほしいから、付いて来てほしい」

 全く、言葉の通りなのだろう。もう少し包み隠すということをしないのだろうかとアサコは呆れた。誘っている様にも聞こえるが、殆どそれは決定事項なのだろう。城でだらだらと過ごすアサコにそれを断る理由はない。信用がないのは分かるが、言い方というものがあるだろう。けれどアサコは別に嫌な気分ではなかった。あっけらかんと言われてしまえば、怒る気も起こらない。

「はあ、いつからですか」

「明日の朝には城を立つ。城に帰ってくるのは多分十二日後くらいかな」

「え」

 一日二日で帰ってくるだろうと思っていたアサコは目を円くした。遠出と言っても彼らはこの国を出ることはできないのだ。緑の天蓋はそんなに広い国なのだろうか。それも十二日もかかる遠出に明日の朝出るなど、聞いたばかりのアサコにとっては急なことだった。

 幸いなのか、アサコには用意する荷物もなければ誰に気兼ねすることもない。荷物は侍女たちが用意するだろうし、少し長い旅行に出ることを知らせる相手もいない。けれどやはり不安はある。

「ディルディーエは……」

 一緒に行くんですか。

 そう訊きかけてアサコは口を閉ざした。彼から少し距離を置こうと思い始めたばかりなのに、やはりつい彼に頼ってしまう。

「彼はこの旅には付いてこないよ。君が来て欲しいなら、彼はもしかしたら付いて来るかもしれないけど」

「いえ、いいです」

 きっぱりと断ったそばから、胸に不安が湧いた。彼が近くにいないところで十二日間も平気でいられるだろうか。

「そう? 侍女は二人ほど連れて行くから安心して。サリュケも一緒だよ」

「サリュケも? 何処に行くんですか」

「国の境界を廻るんだよ」

 それは、どう考えても彼らが緑の天蓋から出ることができないということと関係あるのだろう。きっと彼らは魔女が仕掛けた檻に綻びがないかを探しているのだ。ラカがいなくなってから、この国から出ることなく、青い空を見ることもなく生涯を終わらせた王子は一体何人いるのだろうか。

「気楽な旅なので何も気を揉むことはないですよ、姉さん」

 ジュリアスの言葉にアサコは思わず眉を顰めた。その呼び方で慣れられてしまっては困る。何より彼には悪いが少し気持ちが悪いとアサコは思った。彼はアサコの心情を知っていながらわざとその呼び方をしているのかもしれない。

「あの、その呼び方やめてくれませんか」

「どうしてですか? あなたは義理とは言え私の姉君なのに」

「この城に来てから二年経たないと、わたしが本当に花嫁になるかも分からないって聞いたんですけど」

 それまでは赤の他人でいて下さいとは流石に口にできず、アサコはむっと口を閉ざした。ジュリアスも一緒の旅だと思うと気が重くなる。兄弟は五人いると聞いたのだが、末の弟だというロヴィアという少年ともまともに話しをしたことがないし、もう二人は顔を合わせたこともない。その顔も知らない王子たちに命を狙われるかもしれないのだ。そもそも、花嫁候補は兄弟とあまり顔を合わせない方がいいのではなかったのだろうか。

「ああ、そうだ。その花嫁のことで提案があるんだけどね。今回の遠出には君は花嫁としてではなく、俺の友人として行ってもらうことになるよ」

「え、他の人にばれないようにですか? でも髪の色もあるし、意味ないんじゃ」

「鬘がある。それに、男装すれば分からないよ」

「私と末のロヴィアは貴女が花嫁だとは他の王子には言いません」 

 ちょっとした遊びの様で面白いでしょう、とジュリアスは笑った。

 それはアサコに危険が及ばない様にというよりは、彼らが楽しむ為の余興のようなものだとアサコには分かったが、別に断る必要もないと思った。花嫁だと開けっ広げに行くよりは危険が少なくなるのなら、面倒でもその方がいいに決まっている。

「あ、でも、言葉は」

「ああ、そのことなんだけど、君は弟達の前で一言も喋らないでくれ。その言葉で喋られると、彼らには君が花嫁だと分かってしまうから。音も聴こえないふりをしてくれないかな」

「めちゃくちゃですね。やっぱり残ってもいいですか」

「駄目」

 にっこりと微笑まれながら言われ、アサコは肩を落とした。







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